ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

スギモト本店 (3) @名古屋市中区・伏見

2019年07月02日 | 名古屋(中区 老舗)

連休中だったこの日、目指していた個人店はどこも休みが不確定で、結局2、3軒に振られ、大きいところならやっているだろうと伏見の老舗精肉店「スギモト本店」へ向かう。今では東京をはじめ色々な所に飲食店舗があるが、本店の2階も食事処になっている。開店少し前に店にたどり着くと階段口に”お待ちください”のサインが出ていた。それでも待ちきれないのか何なのか、勝手に2階へ上がって行ってしまう客が何組も…。正式な開店時間になり係員によってサインが取り除かれ「どうぞ。」と言われたので2階へ上がる。案内されたのは広間。畳敷きで襖で仕切れるようになっている大広間だが、昼は入れ込みとして開け放してある。自分が座った丸卓は6畳ぐらいのスペースに2卓とちょっと狭く感じる間。注文したのは限定10食という「お肉屋さんのビーフカレー」。

しばらくして運ばれた「ビーフカレー」はグレイビーボートに入っている。ライスは平皿にしっかりとした量が盛られていて、福神漬けが少しだけ添えられている。他には小鉢に入ったゴマドレのかかったサラダ付き。ステーキなどで使うA4クラスの端肉を使っているというカレーにはゴロゴロと肉片が入っている。他に固形の具材は見当たらない。最初は甘さがくるが後から辛さもちゃんとやってくる。大人の味。さすがに旨いなァ。何といっても牛肉。あまり長時間煮込まれていないのかしっかりと食感が残っていて、肉を喰らう感じもちゃんとあって口に入れ咀嚼するとシアワセに。カレーとご飯の量がややアンバランスだったが、福神漬けを挟みながらスプーンを進めてあっと言う間に完食。この肉を使ってこの値段で出せるのは精肉大手ならではだろう。(勘定は¥870)

以前の記事はこちらこちら

スギモト本店

愛知県名古屋市中区栄3-1-35

 

( 名古屋 なごや 伏見 ふしみ スギモト 杉本食肉産業 松阪牛 黒毛和牛 名古屋コーチン すき焼 すきやき 弁当 しゃぶしゃぶ 老舗 限定カレー )

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする