Live In Chicago / King Crimson (2017)
2017年に発売されたキング・クリムゾン(King Crimson)のライヴ盤。タイトルは「Live in Chicago, June 28, 2017」と表記されることも。2017年のアメリカ・ツアーの音源で、会場はChicago Theatre。バンドは故ビル・リーフリン(Bill Rieflin)を含む8人体制。リーフリンは一時体調不良で離脱していたので復帰という形。最初はドラムス4人とアナウンスされていたようだが、結局リーフリンはキーボードを担当。2015年発売の「Live At The Live at the Orpheum」から最終形の2021年(※2023年現在)まで続くトリプル・ドラムが採用されている。
恒例のオーケストラの音合わせ的な音声が流れ、ガムランっぽいイントロから「Larks’ Tongues In Aspic: Part One」が始まる。これが公演そのままの曲順だったのかどうかは知らないが、緊張感あふれる素晴らしい演奏。他のセット・リストもそれまで演奏していなかったような初期の曲が多く、ヴォーカルがジャッコ(Jakko Jakszyk)になって色々と新しい試みが出来るようになったのかも。フリップ翁(Robert Fripp)を含むメンバーもこの時の演奏のクオリティが高かったことを認めているコメントを残している。確かに特有のクールさは維持しながらもかなり熱い演奏で、最初から最後まで痺れる非の打ち所がない演奏をたっぷり2時間半聴くことが出来る。古い曲も高度な演奏でリメイクされるのだから初期からのファンも大満足だったろう。
ネットショップにて購入(¥1,164)
- Label : Dgm
- ASIN : B07598Z79Z
- Disc : 2
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