ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

一凰 @名古屋市熱田区・金山

2016年12月08日 | 名古屋(熱田区・中川区 老舗)

純系名古屋コーチンを使った親子丼が食べられると聞いて金山の「一凰(いちおう)」へ。こちらは創業が昭和28年(1953)だそうだ。金山駅を南側に出て線路沿いに店がある。ずっとこの建物を使っているのかは知らないが、とても趣のある門構えの立派な建物。玄関を入ると帳場があり、老舗らしからぬインカムを付けた若い店員が案内している。どこかの資本が入っているのかな。1人であることを告げ、靴を脱いで上がると、入口すぐ横の個室に案内された。個室で1人なんてなんだか申し訳ない。足を踏み入れた個室は卓が2つあるのだが、なぜか座椅子がバラバラに乱れていたりと目は行き届いていないかんじ。また玄関横なので電話や店員の声が丸聞こえで、内輪の話まで聞こえてきてしまうので、あまり落ち着かない。注文は決め打ちで一択、名物だという「極上親子丼」を。

しばらくして膳の上にのせられて出てきた親子丼が登場。多めのグリーンサラダと赤だしが付いている。丼ぶりは蓋付きのプラスチック製。これ瀬戸物に替えた方がいいと思うけどナ。それはさておき、綺麗な黄色をした親子丼は、つゆと混ぜて調理して溶き卵をかけたというよりは、つゆに溶いて火入れした玉子の上に焼いたコーチンがのっているという感じ。肉はコーチンらしいしっかりとした歯応えで、旨い。玉子に混ざった玉ねぎはシャキシャキ。火入れは弱めにしているのだろう。つゆは薄めの味付けだが、肉の味がよく分かり好感がもてる。なかなか旨い丼ぶりだ。上には三つ葉がほんの少し散らしてあったが、もう少しのせて欲しいのと(好きなので)、風味のいい香辛料(山椒か七色か)が置いてあると気が利いていたかな。(勘定は¥1,500)

名古屋コーチン・旬菜 一凰 (いちおう)

愛知県名古屋市熱田区金山町2-2-1

 

( 金山 かなやま 金山総合駅 いちおう 名古屋コーチン 純系名古屋コーチン 老舗 親子丼 おやこ丼 )


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