Tentacles / Stick Men (2022)
キング・クリムゾン(king Crimson)他で活躍するトニー・レヴィン(Tony Levin)、パット・マステロット(Pat Mastelotto)、そしてマーカス・ルーター(Markus Reuter)の超絶テク3ピース・バンド、スティック・メン(Stick Men)。こちらは昨年発売されたEPで、その時点で6年ぶりの新作だった作品。ちょうど昨年の今頃、大阪であったライヴに参加する前に最新盤(当時)として購入したもの(CDのレヴューは1年位遅れています…)。
音はかなりハードで、彼ららしい緻密で複雑なコード進行の曲が並ぶ。これを事もなげにクールに演奏する姿が思い浮かぶ。トニーもマーカスもタッチ・ギターやスティックという特殊な弦楽器を演奏するのでずーっと両手でフレットを弄っているんだけれど。長い歌詞がある訳ではなく、タイトルはあくまでイメージという感じで基本はインストゥルメンタル。こういう曲って譜面に落とすのか、その場でセッション的に膨らませていくのか分からないが、この人達の頭の中は常人が計り知れない構造になっているに違いない。曲調からいってもメンバーからいっても、これがクリムゾンの曲だと言われても何の違和感もない。
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