ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

It Seems / Colin Newman

2022年07月31日 | パンク・ニューウェーヴ

It Seems / Colin Newman (1988)

ワイヤー(Wire)のフロント・マン、コリン・ニューマン(Colin Newman)の5枚目のソロ・アルバム。発売された1988年というとワイヤーも再結成後で「The Ideal Copy」や「A Bell Is a Cup... Until It Is Struck」というオリジナル・アルバムを発表するなど活動は盛んだった頃のはずなので、バンド活動と並行して製作されたアルバムということになる。

全編ドラムレスという訳ではないけれど、キーボード(シンセサイザー)主体のドリーミーな曲調が目立つ。キーボードを担当するのはJohn Bonnarなるよく知らないアーティストだが、デッド・カン・ダンス(Dead Can Dance)などにも参加していたもよう。ライナーを眺めただけではよく分からないが、きっと重要なコラボレーターだったはず。ワイヤーの活動と並行してでも発表したということは、コリン・ニューマンの活動意欲も旺盛だったのだろう。

クセになる(少なくとも自分は)コリン・ニューマンの独特のヴォーカルだが、女性バック・アップ・ヴォーカルとの組み合わせもあって、少なくともワイヤーでは聴けないので新鮮。ただ全体を聴いて、これがワイヤーのアルバムとして発売されていても区別がつくかな…。自信無い(苦笑)。

ネットにて購入(¥300)

  • Label ‏ : ‎ Restless Records
  • ASIN ‏ : ‎ B000008IXD
  • Disc ‏ : ‎ 1

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