ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

PATISSERIE PACHE(ペーシュ) @岐阜県岐阜市

2017年03月07日 | 岐阜県(岐阜)

嫁が焼菓子好きなので、ずっと以前から訪問してみたいと思っていた「PACHE(ペーシュ)」へ。昨年移転したばかりで、以前の店は結局伺う事は出来なかった。この日は雪が降ったので、まだ新しい洒落た建物に雪が積もり、駐車場はグチャグチャ。人気だとは聞いていたものの、さすがにこの日は客は少ないだろうと思っていたのに、店の中は結構な人の入り。スゴイなァ。右側がイートイン・スペースで、飲み物が注文出来るようだ。生菓子の入ったガラスショーケースや、カウンター、棚にはいくつもの菓子が並んでいる。種類は多くなかったが、バレンタイン・デーを見据えたと思しきチョコレートの菓子が多かったかな。この日選んだのは「おしりシュー」という名前通りの形のシュークリームと「ガレットブルドンヌ」「リュンヌ」「アーモンドプードル」「グラース」(名前うろ覚え…)などの焼菓子。

家に持ち帰って家族といろいろ食べてみる。「おしりシュー」はしっかりとした硬めの生地にモカっぽいクリームが詰まっている。甘さはしっかりめで、香ばしい生地と食感が美味しい。焼き菓子各種は、目論見通り嫁のお眼鏡にかなったようで、美味しい美味しいと次々に口に入れていた。こういう洋菓子を食べる時には(お互いに)カロリーの事は言いっこなし(笑)。サクッとした歯ごたえとバターのリッチな風味、ほんのり効かせたアーモンドの香りや木苺の酸味がそれぞれの菓子を引き立てている。たしかに旨い。コーヒーお代わり。(勘定は¥2,200程)

嫁と娘は余程気に入ったらしく、自分に住所を尋ねてから別の日にわざわざ出掛けたようだが、店の中には数える程の菓子しか残っていなかったと残念がっていた。嫁はいつもは他力本願なので自分で動くのは珍しい。それだけ気に入ったということか。それでも次から次へと駐車場に車が入って来ていたそうだ。

この後の記事はこちら (2)(3

PATISSERIE PECHE (パティスリー・ペーシュ)

岐阜県岐阜市福光東1-19-11

 

( 岐阜 ぎふ 福光 ペーシュ 洋菓子 焼菓子 ケーキ 喫茶 カフェ 移転 移店 山田珈琲 )

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3614 Jackson Highway / Cher

2017年03月06日 | クラシック・ロック

3614 Jackson Highway / Cher (1969)

最近見ないが、今では女優としての活躍の方が有名かもしれないシェール(Cher)のアルバム「3614 Jackson Highway」。アルバム・タイトルは知っている人なら「おっ」となるアラバマ州シェフィールドの「マッスル・ショールズ・サウンド・スタジオ」の住所。自分はこのアルバムの重要性に最近まで気付いていなかったが、当時全然ヒットしなかったものの、プロデューサーは数々の名盤を生み出したジェリー・ウェクスラー(Jerry Wexler)、トム・ダウド(Tom Dowd)、アリフ・マーディン(Arif Mardin)の3人。それにバックバンドはスタジオ専属の腕っこき達「Muscle Shoals Rhythm Section(別名:The Swampers)」の面々。メンバーそれぞれは有名ではないかもしれないが、アトランティックやスタックスなどのレーベルを中心とした数々の名盤で演奏を担当した凄腕だ。あの素晴らしいグルーヴの数々を演奏していた彼らが全員白人だったというのはオドロキ。

アルバムは全曲カヴァーで、ディラン(Bob Dylan)、オーティス(Otis Redding)、ドクター・ジョン(Dr.John)などの有名曲ばかり(とは言っても当時発売から大して経っていない曲も)。女性コーラスも入ったりしてある意味ベタで、アレンジが凄く凝っている訳ではないけれど、どれもどっしりと腰を落とした演奏で、”あの”近辺の音に痺れたことのある人には堪らないサウンド。そんなサウンドと気だるく低い彼女のヴォーカルは、それまでのポップ・アイドルだった彼女のイメージを変えるには十分だったろう(以前はソニー&シェールというデュオの歌姫、それ故売れなかったとみえる)。当時は世間的には今ほど俯瞰してこの”スワンプ・サウンド”(この括りさえあやふや)を掴めていなかっただろうと思うが、ミュージシャンの中ではすでに憧れの場所、伝説の場所だったのかもしれない。それ故すでに超大物だったストーンズ(The Rolling Stones)も1969年にわざわざ大西洋を渡ってこのスタジオを利用していて、1971年の映画「ギミー・シェルター」でそのシーンを見ることが出来る。

オークションにて購入(¥880)

  • CD (2013/4/10)
  • Disc : 1
  • Format: Original recording remastered
  • Label : ワーナーミュージック・ジャパン
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五條名驛 @名古屋市西区・名駅

2017年03月06日 | 名古屋(中村区・西区)

近年新しいビルの建設ラッシュが続く名古屋駅前を北進、牛島町の交差点を右へ折れると昔からの串焼きの店が並ぶエリアがある。「八幡屋」「のんき屋」そしてこの「五條名驛」。自分は入ったことがないが、以前は「大崎屋」という店もあったようだ。夕方ともなると焼き台の前の歩道に人が溢れる2軒と違い、ここは立ち喰いは無い。屋号からいくと五条橋の「どて焼・五條」と関係があるのかな。縄のれんをくぐって店の中へ。色々なものが飾ってあり少々雑多な店内は立地(三角地)のせいか間取りがいびつ。カウンターに腰を下ろした。この日は雨模様で他の2軒も人影はまばらだったが、こちらも先客無しでのんびり。ビールが選べたのでサッポロをもらい「とんやき」と「串カツ」をお願いした。それぞれ2本から。

まずは揚げたての串カツから。ソースをつけていただく。少し細身だが熱々を放り込む。そこにビール。旨い。次はとんやき。こちらのホルモンはやや硬めの歯応えで身もやや小振り。同じホルモンでも店によって特徴が全然違うからお店巡りも止められない。「すなぎも」を追加。カウンター横の貼り紙に「味は最高です…」と書かれたタコ焼きがあったのでつい注文してしまった。しばらくして出てきたタコ焼きは揚げタコ焼きと言っていいくらいの加減のもので、タコはどこにいるのかよく分からなかったが(笑)、生地が多めの不思議な食感でなかなか旨い。マヨネーズの小袋が付いていたが使わず平らげた。

点いていたテレビではたまたま串焼き(焼鳥)屋の特集を放映中。なんとはなしに主人と女将さんと3人で一緒に観る形になり、「そりゃ安過ぎだろっ!」なんていう本職の主人のツッコミを大笑いしながら楽しくいただいた(笑)。(勘定は¥1,500程)

 


 

↓ 「五條名驛」から他の2軒がある牛島町交差点方面を眺める。

 


 

 

串やき 五條名驛

愛知県名古屋市西区名駅2-19-2

 

( 名駅 めいえき 牛島町 五條 ごじょうめいえき 五條名駅 とんやき とん焼 串焼き 串焼 くし焼き ホルモン 串カツ 串かつ どて どてカツ 五条橋 五條橋 ) 

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家康 @岐阜県岐阜市

2017年03月05日 | 岐阜県(岐阜)

岐阜市の柳ヶ瀬近辺で酒を呑んでいてハシゴで寄ったのは焼鳥屋。「岐阜」という地の名付け親は信長らしいが、こちらは「家康」という店名。暖簾には葵の紋が入っている。柳ヶ瀬付近から寒中フラフラと散歩しながら店に到着。暖簾をくぐって中に入ると長いカウンター席があり、店の間口は広くない。すでに結構な人の入りで、僅かに空いていた一番手前のカウンター席に腰を下ろす。佇まいはあまり目立たないけれどすごく人気あるんだなァ。店はそこそこ年季が入っているように見えた。焼きの注文がたくさん入っているようで、煙といい匂いが漂っている。

まずは熱燗をお願いする。銘柄は看板通りなら菊川の「篝火」かな。熱々の飛び切り燗くらいの温度で出てきた。少し甘さを感じるクラシックな味わい。品書きを眺める。品数は多くないが、やはり焼鳥を注文。まずは「わかとり」と「きも」を。焼かれた串には濃いめのタレをくぐらせてある。特筆すべき肉質ではないものの、充分に旨い。串ののった平皿にはキャベツも添えてあるので、それもつまんで口をリフレッシュしつつ、次は「すなぎも」と「ねぎま」を追加。いい焼き加減。賑やかな店内の喧騒をBGMにゆっくりといただいた。最後は「つくね」を追加して、了。値付けも安いし、気に入った。後から知ったが、こちら刺身がいいそうだ(マグロの中落ちが名物とか)。次はそれから注文してみよう。(勘定は¥1,500程)

この後の記事はこちら

やき鳥 家康

岐阜県岐阜市羽根町15

 

( 岐阜 ぎふ いえやす 居酒屋 大衆酒場 焼鳥 焼き鳥 やきとり 鮪 マグロ まぐろ 中落ち なかおち 刺身 )

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●▲■(まるさんかくしかく) @岐阜県美濃加茂市

2017年03月04日 | 岐阜県(中濃)

美濃加茂市方面の喫茶店を調べていて引っ掛かった店「●▲■(まるさんかくしかく)」。山ノ上町という果樹園で有名な丘陵地にある。店の近辺もそういった農場ばかりののんびりした場所。バイクを停めて店に入ろうとするも入口が分からずウロウロ。結局自分が進入した場所は中庭だったようで(笑)、改めてぐるっと回って入り直し。全然知らなかった店だがウッドを多用していて、モダンで垢抜けている。後から聞いたら主人はデザイナーをやっていて、週末のみここで営業しているのだとか。なるほど納得。しかも不定休でよく休むらしいので、たまたま開いていて良かった…。こちらが引っ掛かった理由は「究極の珈琲」というメニューがあると知ったから。探求するほどではないが、ほぼ毎日コーヒーを淹れて飲むのでやっぱり気になる。

ダンディな主人がコーヒーを淹れてくれる。どんな器具を使うのかと注視していると、その場で豆を挽いてから出てきたのは(たぶん)ごく普通のペーパードリップのよう。意外。普通の2.5倍の量の粉を使うのだとか。まずは1杯目。小さめのデミタスカップに入れられて出てきた。コーヒー自体の香りは意外と強いものでなく、深い焙煎香が感じられる。口に含むとエスプレッソのようなかなり濃い味。濃いが苦味が突出している訳ではなくバランスがいい。半分位飲んだところで指示通りに砂糖を入れて味わう。お、なかなか旨いもんだな。そして主人が沸したミルクを注ぎ足してくれ、また味わう。普段コーヒーに砂糖やミルクは入れないので自分でも意外だった。同じドリップからの2杯目はややすっきりとした味わいに変わる。でも出涸らしじゃないのがスゴイ。こんな風にコーヒーを味わうのは初めてだ。チョコレートと小さいケーキが付いているのでそれを口に入れながら味わった。こんな凝った出し方をする店なのにケーキのフォークは使い捨てプラスチックだったりするところが面白い(笑)。のんびりと落ち着いた店の中で主人と少しお喋りをしながら寛いだ。悠々自適に自分の好きなことをやるという羨ましい営業形態だ。”究極の”ばかりに気がいって、他にどんなメニューがあったか忘れてしまった…。(勘定は¥800)

 


 

↓ 伊深町にある「伊深自治会館(旧・伊深村役場)」(昭和11年頃・1936・建造)。パステル色に塗られた下見板張りの洋風建築。左右対称のなかなか愛らしいデザイン。入口のアルミサッシの扉は惜しいが、今後カフェなどを開業する予定があるという噂も。

 

↓ 玄関屋根が”むくり屋根”になっている(写真下左)。鬼瓦には「伊深」の字が。俊工時は隣に土蔵もあったらしい。

↓ この伊深近辺を走ると岩山が多く、景色も普段と違って楽しい。

 

 


 

 

 

●▲■ (まるさんかくしかく)

岐阜県美濃加茂市山ノ上町1092-13

 

( 美濃加茂 みのかも やまのうえ 山の上 コーヒー 珈琲 焙煎 034 0034 究極のコーヒー 究極の珈琲 Special Coffee デザイナー 近代建築 再利用 ) 

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餃子の王将 千手堂店 @岐阜県岐阜市

2017年03月03日 | 岐阜県(岐阜)

まとまった雪の降ったある日、昼食先を探していて「餃子の王将・千手堂店」へ。ここを訪れるのはたぶん数十年ぶり。自分が興味無いので、このブログではほとんど全国チェーン店は記事にしていないが、「餃子の王将」という会社はそれぞれの店舗に”裁量”を残しているようで、もちろんメインの餃子などは仕様が統一されていると思うが、マニュアルでガチガチではなく各店舗で独自のメニューがあったりすることでも知られている。

こちら千手堂店はかなり昔からあるので古参のうちのひとつだろうと思うが(FC店だそう)、他には無い「ポパイ丼」というメニューがあったことで知られている(現在の名称は「ホウ玉丼」)。若かった頃に訪れた時には友人と一緒で、その時もかなりの人気店だった覚えがあるが、この日も次から次へと客が入ってくる盛況ぶり。カウンターに座ったが、見回すと店員が20人(!)程も居て、厨房の中も広い店内もすごい賑わい。この日選んだのはもちろんその独自メニュー「ホウ玉丼」。どんぶりセットという餃子が付いたセットで注文した。餃子は”よく焼き”でお願いする。目の前では新入りに古参の店員が色々教えている姿が目に入ったが、丁寧な指導だし、忙しい中にも和気あいあいとやっていて雰囲気が良い。司令塔がフロアーをきっちりと回して、手際も、客あしらいも上手い。

しばらくして「ホウ玉丼」のセットが渡された。餃子と味噌汁、味付けもやし、漬物がセットになっている。「ホウ玉丼」は、中にホウレン草と豚肉が入り、ふわっとした玉子が醤油味で甘口の餡でとじられている。濃いめ甘めの味付けが、たっぷり入ったご飯にぴったり。旨い。昭和の中華料理屋の餡ってこういう甘めの味付けが多かった気がする。通常より長い時間焼かれて焼き目がカリッとした餃子を挟みながら、ワシワシと食べ進んだ。マニュアル化されたチェーン店嫌いでも、こういう活気のある店で独自メニューを食べ歩くのはいいかもしれないナ。(勘定は¥896)

この後の記事はこちら (2

餃子の王将 千手堂店

岐阜県岐阜市徹明通7-23

 

( 岐阜 ぎふ 千手堂 せんじゅどう 王将餃子 ぎょうざ ギョウザ ポパイ丼 ほうたま丼 ホウタマ丼 FC店 フランチャイズ チェーン店 )

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Love Gun / Kiss

2017年03月02日 | ハードロック・へヴィーメタル

Love Gun / Kiss (1977)

1977年にキッス(Kiss)が発表した6枚目のアルバム。プロデュースは前作に引き続きエディ・クレイマー(Eddie Kramer)が担当。ジャケットは何となくストーンズ(The Rolling Stones)の「It's Only Rock'n' Roll」を彷彿とさせる。ちょうどこの年はキッスが初来日した年。NHKの「ヤング・ミュージック・ショー」で放映されたライヴ映像でも確認できるが、サウンドもステージも確立されて、バンドがノリに乗っていた時期のはず(後追いファンなので当時を知らず)。勢いがあったのだろう、たった3週間程で録音は終了したらしい。

のっけから紛うかたなきキッスらしさ満開のロックンロール。プロダクションはもちろん初期よりは華々しいが、そうは言ってもメイクやコスチュームとは裏腹にシンプルこの上ない。いきなり2曲目の「Christeen Sixteen」のピアノでひねりが入る。これがなかなか効いていて、とても印象に残る曲だ。表題曲「Love Gun」はまさにマスター・ピース。最後はフィル・スペクター(Phil Specter)の名曲。ハマっていると言えばハマっているが、ちょっとストレート過ぎるか。収録曲はヴォーカルもメンバー4人で分けているのでまさに集大成といった感じ。このアルバムの後にライヴ盤「AliveⅡ」が出て、結局は全曲がオリジナル・メンバー4人による演奏としては最後のスタジオ・アルバム(1998年に復活するまで)にもなってしまう。

中古店にて購入(¥750)

  • CD (1989/11/21)
  • Disc : 1
  • Format: Import
  • Label : Uni/Mercury
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甘太郎 @名古屋市西区・円頓寺

2017年03月02日 | 名古屋(中村区・西区)

どの街にでもある日本のファスト・フード、お好み焼、焼そばの店「甘太郎」。名古屋で最も歴史ある円頓寺本町商店街にあり、時分どきには人が並んでいることもある人気の店。値付けの安いこういう店だから子供が多いと思いきや、こちらはいつ前を通っても大人の客が多い気がする。店にはお好み焼だけでなく、みたらしだんご、五平餅や鬼まんじゅうも売っている。小腹が空いていたので肉入りのお好み焼をお願いした。奥には6台ほどの鉄板が並び、その上にはすごい量の焼き終わったお好み焼がアルミホイルに包まれ保温、ストックされている。この量で人気の程が分かるというもの。

こちらは昭和の時代から東海地方に住んでいる人にとっては当たり前の”一銭洋食”のような折り畳まれた形のお好み焼で、実はコレ、他の土地にはあまり無いものなのだとか。一銭洋食がお好み焼に発展したという説もある(諸説あり)。自分も小さい頃に食べた記憶があるのは自宅近くの「ユニー(現ピアゴ)」(東海地方で有名なスーパー)に入っていた店舗が売っていたもので、こちらと同じように半分に折られてアルミホイルに包まれていた。もしかするとこの東海地方に残るお好み焼が、お好み焼のルーツに直結しているのかも…。こちらのものは半分に折りたたまれたものが更に丸めてあるような感じ。やや甘めのソースがたっぷりで、小麦粉の生地は多め(厚め)。行儀が悪いが、商店街を歩きながら頬張った。肉の存在はよく分からなかったものの(笑)、包まれているのでふやけてふわっとしているのも特徴。懐かしくて旨い。それにしても安過ぎじゃないか…。(勘定は¥110)

この後の記事はこちら

 


 

↑ アーケード改修と看板の付け替えが終わり、何となく大人っぽい雰囲気になった円頓寺商店街の入口。

 


 

甘太郎 (名古屋甘太郎本舗)

名古屋市西区那古野2-19-24

 

( 円頓寺 えんどうじ 円頓寺本町商店街 円頓寺商店街 甘太郎本舗 あまたろう あまたろうほんぽ お好み焼き おこのみやき やきそば 焼そば みたらし団子 おにまんじゅう )

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くら富 @岐阜県岐阜市

2017年03月01日 | 岐阜県(岐阜)

以前は某カニ料理専門店だった建物。閉店してから使われていたのかは知らないが、最近蕎麦屋が入ったと知って訪問してみた。岐阜高島屋北の金華橋通り沿いにある「そば・くら富」。建物は居抜きそのままなので不相応に構えが大きいが、表に目立つ看板は無くちょっと分かり辛い。奥に進むと案内板があり、縄のれんをくぐり、アプローチを進んで店の中に入る。見たところL字カウンターのみのようで、ご夫婦なのかどうか知らないがハンチングを被った若い主人と女性が切り盛りしていた。先客のゴルフオヤジと派手なオバハンが大声でうるさいが、席に座り、気を取り直して品書きを眺める。と言ったって初訪の場合、選ぶのはほぼ「ざるそば」と決まっている。十割だとか。ストイックな感じの物静かな主人が大釜で茹で、大きなザルで引き上げる。冷水でしめてから水を切り、ざるに盛る作業も丁寧にじっくり。期待が高まる。

出された「ざるそば」は細切りで端整。見た目からもしっかりとした粒感が分かる。キリッと角が立って噛んだ時の食感も素晴らしく、旨い。確認はしていないが自家製粉なのだとか(こちらも修行先はココだそう)。つゆは濃い目の辛汁で好みのもの。添えられた山葵をちょこんと付けたりして、あっという間に手繰り終わってしまった。値付けも最近は少々高くても驚かないが、この調子の良さの割に食べ易い値段だし、味もここ最近食べた蕎麦の中では一番気に入ったなァ。余計なお世話だが、ハコが大き過ぎるのと、あの場所にあって店が全く目立たないのがちょっと心配になるものの、また行きたい気持ちはつのるばかり。次は温かいのか、ぶっかけか、それとも蕎麦前から始めるか(酒は置いていたっけか?)。(勘定は¥870)

この後の記事はこちら こちら

 


 

↓ すごく久しぶりに金華山ドライブウェイへ。その昔は岐阜の”走り屋”のメッカで、夜な夜なそういう車が集まっていた(現在は夜間閉鎖)。あの素晴らしい夜景が簡単に見られないのは惜しい。(写真下左:岐阜市街方面、下右:名古屋方面)

 

 


 

 

天ぷらと十割蕎麦屋 そば くら富

岐阜県岐阜市金町2-7

 

( 岐阜 ぎふ くらとみ くら富 蕎麦 そば ソバ ざる蕎麦 笊蕎麦 十割 自家製粉 天ぷら 天麩羅 天婦羅 金華山 ドライブウェー ロープウエー )

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