cafe CARTON（カルトン） ＠岐阜県岐阜市

いつもコーヒーを買う所はだいたい決まっていて、ココとココとココを適当なローテーションで回し、時々出掛けた先で買う程度。あまり新しい店を試していなかったので、この日はわざわざいつもと違う店を探してみた。呑み屋が固まる岐阜市の玉宮町にある「カルトンコーヒー」。普段呑み歩いている夜には全然目に入っていなかった。洒落た店の中にはコーヒー豆の入った袋が置いてあり、奥が飲食スペースとなっている。この日は最初から持ち帰ると決めていたので、席には座らず、豆を挽いてもらうことを告げる。いくつか種類があったが、初訪なので店名を冠した「カルトンブレンド」で。

主人が挽いたコーヒーの粉を紙袋に入れてくれる。なるべく挽きたてを味わおうと、その日のうちにペーパードリップで淹れてみた。まだ新鮮なのでしっかりとガスを含んでいて、ドリッパーの中で粉がこんもりと膨れ上がる。自家焙煎の店だが、自分が通常味わっているものよりも深煎りだろうか。さっそくひと口。焙煎香が強めで、苦味、酸味もグッと前に出てきている印象。最近こういうタイプのコーヒーを飲んでいなかったので新鮮。この香りを少しでもキープするにはどういう保存方法が一番いいのかな（普段は「パウリスタ」の缶に移し替えるだけ）。次は店で飲んでみよう。（勘定は￥820/200g）

　

自家焙煎珈琲 cafe CARTON （カルトン）

岐阜県岐阜市玉宮町1-6

 

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The Many Faces Of The Rolling Stones / Various Artists

The Many Faces Of The Rolling Stones / Various Artists　（2015）

ローリング・ストーンズ（The Rolling Stones）にまつわる様々な曲をコンパイルした3枚組の編集盤。以前にデイヴィッド・ボウイ（David Bowie）版を購入して、価格に見合わないちょっとマニアックな掘り下げ方が気に入ったので、ストーンズ版も購入してみた。ジャケットはたぶん91年の「Flashpoint」を意識してデザインされたのだと思うが、分かり辛く、しかもダサい(笑)。もうちょっと何とかなったかと…。ちなみにこのシリーズ、企画はどれも似たようなもんだが、権利関係からか、選曲者のセンスからか、内容の濃さに結構な差があるので注意。とりあえず自分が購入したのは先述のボウイと、これと、ドアーズ（The Doors）、ラモーンズ（Ramones）のもの。

1枚目は”The Adventures Of～”と副題が付いているが、主にメンバーが参加した楽曲を集めてある。こういう企画だとだいたい権利関係をすでにクリアしたすごく古い楽曲ばかりになりがちだが、70年代以降のソロやコラボからも選ばれていてなかなか面白い内容。08や10なんかは少し詳しい人にしか思いつかない選曲かも。これだけの曲を1曲づつ集めるのは結構大変なので重宝する（ある程度のマニアだと半分位は既に所有しているかもしれない）。2枚目は”Mick & Keith's Favourite～”と称してバンドやソロでカヴァーした曲が集められている。彼らが何かの機会に挙げた曲なのか、編者が想像で選んだかは分からないが、04、06、08、09あたりは珍しい選曲かな。3枚目はよくある彼らがカヴァーした曲集。どれも過去の企画で何度となく登場した曲ばかりで特に新鮮味はない。にしても、この3枚組CDで野口英世1枚というのは素晴らしい。流して聴くには充分過ぎるほど楽しめる内容だ。

Disc 1

01 High Roller / Leslie West Feat. Mick Jagger 
02 She Stole It / Ron Wood & Ian McLagan
03 Monkey Grip (Single Edition) / Bill Wyman 
04 Truly / Ian Mclagan & Keith Richards 
05 Careless Ethiopians / Toots & The Maytals Feat. Keith Richards 
06 Had Me A Real Good Time / Ron Wood & The Jones Gang 
07 Somebody / Ian Mclagan Feat. Bobby Keys 
08 Gimme Some Loving / British Invasion All-Stars Feat. Dick Taylor 
09 (Si Si) Je Suis Un Rock Star (Single Edit) / Bill Wyman 
10 Catch As Catch Can / Robin Millar Feat. Mick Taylor, Nicky Hopkins & Bobby Keys 
11 Zulu Warrior / John Phillips Feat. Mick Jagger, Mick Taylor & Keith Richards 
12 Stay With Me / Ron Wood & The Jones Gang 
13 Out Of Time / Chris Farlowe Produced By Mick Jagger 
14 Jumpin' Jack Flash / Johnny Winter 

Disc 2

01 I Go To Go / Little Walter 
02 Forty Days And Forty Nights / Muddy Waters 
03 Stones In My Passway / Robert Johnson 
04 Lonely Avenue / Ray Charles 
05 Everybody Knows About My Good Thing / Z.Z.Hill 
06 Dark Was The Night / Blind Willie Johnson 
07 Forty Four / Howlin' Wolf
08 Stagolee / Jesse Fuller 
09 When Did You Leave Heaven / Big Bill Broonzy 
10 It Hurts Me Too / Elmore James 
11 Key To The Highway / Little Walter 
12 Piece Of My Heart / Erma Franklin 
13 Memphis / Chuck Berry 
14 32-20 Blues / Robert Johnson

Disc 3

01 Around And Around / Chuck Berry 
02 She Said Yeah / Larry Williams 
03 Route 66 / Nat King Cole Trio 
04 I Just Want To Make Love To You / Muddy Waters 
05 Little Red Rooster / Howlin´ Wolf 
06 Not Fade Away / Buddy Holly 
07 Honest I Do / Jimmy Reed 
08 Suzie Q / Dale Hawkins 
09 Poison Ivy / The Coasters 
10 I'm A King Bee / Slim Harpo 
11 Love In Vain / Robert Johnson 
12 Mona / Bo Diddley 
13 You Can Make It If You Try / Gene Allison 
14 Cherry Oh, Baby / Eric Donaldson 

amazonにて購入（￥1,000）

• CD (2015/10/23)
• Disc : 1
• Format： CD, Import
• Label : Music Brokers Arg

はやし ＠岐阜県岐阜市 （※閉店）

 この店の存在を知ったのは何でだったか…岐阜市領下にあるお好み焼、焼きそばの店「はやし」。カモフラージュしているかのように周囲の住宅に溶け込んでいて、通り沿いに立てた「営業中」の赤い幟が無かったら絶対に通り過ぎてしまうだろう店。バイクを停めて暖簾をくぐる。店の中はカウンター席とテーブル席が2つ。調理場には年輩の女性が2人。元気に「いらっしゃいませ！」と迎えてもらった。テーブル席に腰を下ろしカウンターの上に貼ってある煤けた品書きを眺める。どれも値付けが安い。注文したのは「肉玉子入り焼きそば」。早速調理が始まった。調理を待っている間にも持ち帰りの注文電話が立て続けに入ったり、来客も多く、大忙し。目立たない店だけれど人気あるなァ。

運ばれた焼きそばは平皿に盛られ、上にのった目玉焼きがいい感じの焼け具合。麺はストレート麺でソース多め。どの銘柄のソースか知らないが、麺ともよく合って旨い。紅生姜が添えられている。するっと完食。こちら通常のお好み焼は薄焼きを半分に折った古（いにしえ）の東海地方スタイル。まだまだ入りそうだったので品書きで気になった「パンチ焼き」というのがどんなものか尋ねると「お好み焼の具を全部混ぜたの、美味しいよ」とのこと。もちろん追加。しばらくして運ばれたのは玉子とネギがたっぷりで賽の目に包丁が入ったお好み焼。表面にソースが塗られている。さっきの焼きそばと違い塗られたソースの量は控えめ。「よかったら」と一味唐辛子の瓶が添えられた。しっかりめに焼かれたパンチ焼きは中に肉片も入っている。これもなかなか旨い（ビール呑みたい…）。一味を振ったりしていただいた。平らげて勘定をお願いすると「え、もう食べたの？」とびっくりされる（よく言われます…）。こんな値付けの安い店でうっかり細かいお金を用意するのを忘れる不粋を犯したが、おばちゃんは優しく「いいよ、いいよ」とお釣りを渡してくれた。申し訳なし…。次は焼きうどんか味噌煮込みを試してみたいナ。（勘定は￥700）

この後の記事はこちらとこちら

 

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↓　昔からめちゃくちゃ気になる領下の自動車販売店「PROAUTO」。初めてバイクを降りて観察してみた。人の気配が無く、商売をしているのかどうか分からないが、名だたるメーカーの垂涎の名車、珍車、スーパーカーが野ざらしにされている。

　

↓　展示場内の名車もたっぷりと埃をかぶってしまっている（写真下左）。2階も同様な状態のよう。どんな車が置いてあるのか中に入って見てみたいなァー。管理者はどこに？

　

 

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はやし

岐阜県岐阜市領下3-18

※令和4年9月1日を以って閉店されました

 

（　岐阜　ぎふ　領下　りょうげ　ハヤシ　お好み焼　おこのみやき　やきそば　ヤキソバ　焼そば　中華そば　ラーメン　輸入車　欧州車　ヨーロッパ車　廃車　スーパーカー　プロオート　閉店　廃業　）

ニーヨン ＠愛知県小牧市

娘の足になって働かされた後の久しぶりの深夜中華。今度は小牧市の「ニーヨン」。大店で通し営業の使いやすい店で、41号線から少し東に入った幹線道路沿いにある。変わった店名の由来は知らないが、24時までやっているからだろうか？　訪れたのは夜の11時近くだったが店に入ると何組も客が入っていた。いわゆる昭和中華的な普請の店なのかなと思っていたが、内装は意外と洒落た感じ。カウンター席があったのでそこに座り、メニューを眺める。こちらはサービスセットが色々あってとても値打ちになっているようだ。（酒は呑めないが）まず点心をと「肉団子揚げ」を注文。混んでいた訳ではないが、ちょっと待ちそうな雰囲気だったので、途中で「チャーハン」も注文しておいた。

「肉団子揚げ」に先んじて前にチャーハンが登場。ハム、ネギ、玉子の定番の具で紅生姜が添えてある。少し味付けが強めだがあっという間にお腹の中へ。間がもたないので「自家製シュウマイ」も追加。ここでえらく時間がかかって「肉団子揚げ」が出てきた。小さめの肉団子はしっかり濃い色に揚がっている。ふわっとした食感で旨い。塩胡椒やケチャップをつけていただく。「自家製シュウマイ」は蒸篭に入って出てきた。ちょこんと辛子がついている。口に入れると崩れてしまいそうなくらいトロトロな食感。それぞれの値付けは安いものの、セット物がかなり安いので比べてしまうと分が悪い。次はセットで何か食べてみよう。（勘定は￥1,140）

ニーヨン

愛知県小牧市常普請３－１２０

 

（　小牧　こまき　にーよん　中華　中華料理　中国料理　ファミリー中華　ラーメン　炒飯　餃子　焼売　シューマイ　肉だんご　）

金龍（八代） ＠岐阜県岐阜市

以前からずっと行きたい店だった中華料理屋「金龍」の八代店。ゲンゴロウさんのブログで紹介されていて、居ても立っても居られず訪問した。店先の赤いテントは破れたままで、かなり入るのに勇気が入りそうな佇まい（嫁に写真を見せるとやはり「ダメ」とか・笑）。長良桜井町の「金龍」の暖簾分けだそうで、創業は昭和48年（1973）位らしい。回転灯が回っているのを確認して中に入ってみると、くたびれた外観とは裏腹にしっかり綺麗にしてあって、下拵えした食材もきっちりと整えられている（やるな…）。年輩の主人と女将さんの2人。カウンターに座って「焼飯」と「ギョーザ」を注文した。”炒飯”でなくあくまでも「焼飯」。

まずは主人が北京鍋を操って炒めた「焼飯」が登場。分かってはいたが、平皿に山盛りですごい量。ちょっと危機感を感じるくらいの量でビビる。こんなのがサラッと出てくるんだから…。しかもこの上に「大」っていうのがあるんですけど（汗）。もやしがたっぷり入っているのは出自の店と同様。向こうには人参が入っていたはずだけど、こちらには見当たらず。上から例の白い粉（白コショウ）が振られているのも同じだ。早速ひと口。う、旨い。味付けは濃くなく、かといって薄くもなく丁度いい塩梅。炒めも完璧。もやしの食感が軽く感じさせてくれ、スプーンが止まらない（というか、量が多いので止めるとヤバい）。

途中で女将さんが焼いていたギョーザが置かれた。酢醤油の皿の真ん中にポンと辛子が盛られているのが何だか可笑しい。ギョーザは5つでやや大きめ。もちっとした皮にしっかりと包まれ、肉の味がしっかり味わえて肉汁たっぷり。これも旨いなァ。常連客と丁々発止やってる気のいい主人と、少しだけ口調が男前だが(笑)しゃべり好きそうな女将さんの声を聞きながら、手を休ませず平らげた。満腹。でもつらい満腹ではない。酢醤油をカウンターに少しこぼしてしまったので帰り際に女将に謝ると、ニヤッと笑みを浮かべ「若いネッ！」とひと言(笑)。もう次の訪問が待ち遠しい（←実際にすぐ行った）。（勘定は￥850）

この後の記事はこちら　（2）（3）（4）（5）（6）

金龍　（八代）

岐阜県岐阜市八代3-2-7

 

（　岐阜　ぎふ　八代　やしろ　きんりゅう　金龍八代店　金龍八代　きんりゅうやしろてん　焼飯　やきめし　ヤキメシ　チャーハン　ギョウザ　餃子　大盛　デカ盛　）

A.L.C. cafe ＠岐阜県岐阜市 （※閉店）

何年か前から若い人達がポツポツとアイデアを凝らした店を出し始め、休日でも閑散としていた通りもイベントなどの時には多くの人で賑わうようになってきた柳ヶ瀬商店街。まだ更地になっていく場所や、シャッターを閉めたまま後釜が見つからないテナントも多いが、廃墟と化していた旧ファッションビル「SENSOR」も取り壊しが始まり、高島屋の南区域も再開発計画が進む様子。これからだんだん景色が変わっていくのかもしれない。そんな柳ヶ瀬商店街の復興に力を貸していると思われるのが「やながせ倉庫」。古いビルを細かく区切ってテナントとして色々な店を出店させている。そちらのビルの1階にあるのがここ「ALCカフェ」。焼き菓子好きな嫁の為に立ち寄ってみた。

可愛らしい店にはガラスショーケースがあり、そこに焼き菓子が並んでいる。どれにしようか迷ったが「お土産セット」なるものがあったのでそれをお願いした。5種類の菓子を選んで詰め合わせにしてもらえる。嫁の好きそうなものをテキトーに選んで詰めてもらう。ヘーゼルナッツ、ピスタチオ、バジルなど。そこに自分の好きな感じのビターショコラなども忍ばせて持って帰った。どれも一梱包にいくつかの焼き菓子が入っている。全部味見した訳ではないが、どれもなかなかのもの。サクッとした歯触りがとても軽く感じるのは作りたてだからだろうか。ま、こういうもので外すなんてことはもうほとんど無いが。バジルはしっかりとした香りも味わえてよかった。デザインからパッケージから何から垢抜けているし、HPやSNSを駆使して本当に上手だなァ。嫁も美味しい美味しいと次々と口に入れていた。めでたしめでたし。（勘定は￥1,000程）

※閉店されました（令和2年9月現在）

　

A.L.C. Cafe

岐阜県岐阜市弥生町10

 

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Original Album Series / Booker T. & The MG's

Original Album Series / Booker T. & The MG's　（2012）

泣く子も黙ってグルーヴしてしまうブッカー・T＆ザ・MGズ（Booker T. & The MG's）の初期5枚のアルバムを簡易紙ジャケにしてセットした反則シリーズ。また買ってしまった。各アルバムに愛着が湧かないので、いっぺんに揃えてしまうこの買い方はダメだと分かっているのについ買っちゃう（なんと心の弱いことよ）。彼らの曲は多く耳にするが、編集盤だと名曲「Green Onion」止まりなことも多い。自分のようにスタックス（STAX）レーベル自体が好きだと、オリジナル・アルバムよりもつい編集盤の方を多く所有してしまい、オリジナル・アルバムは有名どころ（彼らで言うとファースト）を除くと、ライヴ盤以外はしっかり聴いていない。

スタックスの専属バンドでもあった彼らの曲はおのずとインスト曲、カヴァー曲が多くを占めるが、現在の耳で聴くと明るめの曲はスーパーのBGMに聴こえないこともないのは仕方がない（だってスーパーが彼らのような音楽をBGMに採用したんだもの）。ま、本物のMG'ｓが流れていたらそのスーパーに通っちゃうが(笑)。例えば青ジャケット時代の「ルパン三世」のTVシリーズ（山下毅雄）や「太陽にほえろ」（井上堯之バンド）などの刑事物なんて、バックに流れる音楽はもろにＭＧズ。当時（60年代中後半）最もヒップな音楽だったんだろう。ブッカーT（Booker T. Jones）のオルガン、スティーヴ・クロッパ―（Steve Cropper）のギター、ダック・ダン（Donald "Duck" Dunn）ベース、アル・ジャクソン（Al Jackson）のドラムが奏でるバンド単体の音がカッコイイのはもちろんだけれど、さらりとクールにバック演奏をやってのける彼らがかっこいい。

他の同様シリーズの記事はこちら

オークションにて購入（￥1,463）

• CD (2012/9/18)
• Disc : 5
• Format： Box set, CD, Import
• Label : Warner Bros UK

 

上野屋 ＠名古屋市西区・円頓寺

アーケードの円頓寺本町商店街で前から気になっていた「中京元祖・とんやき」の赤い提灯。なぜか店先にウッドデッキのベランダが作ってある「上野屋」へ。創業は大正５年（1916）だとか。暖簾をくぐって店に入るとカウンター席とテーブル席が並ぶ意外と広い間取り。かなり賑わっていて、カウンターの中には主人が1人だけ。さっそく札に下がった品書きから「とんやき」「脂身」「きもやき」、それに燗酒を注文した（ちなみに札がひっくり返って赤字のものは品切れなのだとか）。「あいよ」と主人が焼き始める。自分の燗酒は主人がつけてくれたのだが、よく見ていると冷蔵庫から瓶ビールを取り出したり、生ビールサーバーを駆使しているのはなんと客自身。勝手知ったる客は、みな飲み物を自分で用意し、皿や料理を配膳するのも客同士(笑)。オヤジ愛されてるなァ。

焼きの終わった大振りな「とんやき」などが目の前のタレの入った大皿に置かれ、酒が用意された。酒の銘柄は「大関」かな。串は噛むごとに肉と濃いめのタレの旨味が口に溢れ、これを酒で流し込む幸せ。肉の鮮度も申し分なく、旨い。追加は「心臓」と「さがり」。今度は塩でお願いしてみた。しっかりとした食感の「さがり」と、鮮度の良い「心臓」もイイ。カウンターテーブルには市販の粉末ガーリックが用意されていたので、時々パッパと振りかけて風味を変えてみたりして楽しんだ。お酒をもう1本いきたかったが、この日はもう時間切れ。勘定をお願いして店を後にした。次は旨そうだったおでん（もちろん味噌）も食べてみたいなァ。（勘定は￥1,100）

 

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↓　アーケードの改修工事が終わって照明が変わり、雰囲気がちょっとお洒落に変わった夜の円頓寺商店街。最初にアーケードが出来たのは昭和39年（1964）だとか。

 

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上野屋

愛知県名古屋市西区那古野2-20-21

 

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寿司よし ＠岐阜県岐阜市

岐阜市のかつての繁華街、柳ヶ瀬商店街。”やながせ”という名前は有名だが「柳ヶ瀬」という町名がある訳ではなく、いくつもの町が合わさって柳ヶ瀬商店街を形成している。ここずっと精彩を欠いていた柳ヶ瀬も新しい店や若い人達の活動でだんだん人が戻ってきているような気がするが、それでもまだまだ相変わらずシャッターが閉まったままの店舗や、消えていく店も少なくない。ここ「寿司よし本店」がある柳ヶ瀬の一番北に位置する弥生町も、老舗の洋食屋「金鯱山」が閉店してしまったし、アーケードが途切れることもあって少々がらんとした雰囲気。店は昭和26年（1951）の創業だとか。木製の立派な「鮨」の文字看板が掛かる建物の暖簾をくぐった。

りっぱな白木のカウンターがある店内は冷蔵タネケースのある昔ながらの街場の寿司屋風情。しっかり常連客が腰を下ろしていて、日曜昼の食堂の定番、NHKの「のど自慢」がBGMになっていた。お昼の「並セット」を注文。すぐに小鉢や茶椀蒸しが用意される。小鉢には牡蠣とたらこのぬたが。そして握りが盛り込みで置かれた。握りはこういう古くからの店には珍しくやや小さめ。イカ、海老、はまち、中トロ、玉子、穴子、鉄火巻。珍しいのが椎茸。煮て味付けした椎茸がタネとして握られている。これがなかなかのもの。値段が値段なので、それぞれのタネが特別素晴らしいという訳ではないが、充分なもの。旨かった。次は人気だという「さばの松前寿司」を頂いてみたいナ（勘定は￥1,050）

この後の記事はこちら　（2）

　

寿司よし

岐阜県岐阜市弥生町9

 

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胡麻や ＠岐阜県美濃市

岐阜県美濃市の古い町並みは「うだつの上がる町」として知られていて、メインの2本の通りには町屋を店舗に改造した商店が建ち並ぶ。昼間も決して人通りは多くないが、最近では外国人観光客の姿も。この日は知人と一緒にこの通りにある居酒屋「胡麻や」へ。しかもわざわざのんびりと「長良川鉄道」を利用して「美濃市駅」（写真下参照　※撮影は別日の日中）で下車し歩いて店へ向かった（でもよく考えたら夜なので景色はほとんど見えない・笑）。知人は何度もこの店を利用しているんだとか。店に到着すると外はひっそりとしているが、中は結構な賑わい。こちらの店舗も町屋の改造のよう。たまたますぐに入れてもらえたが、自分達の後の客は待たされたか、断られたみたい。予約は入れていなかったが、危ない危ない。2階の畳敷きの小部屋へ案内され、まずはビールから始めて色々と注文を入れた。お通しは煮物の小鉢。

知人から意外と魚がいいと言われていて「えー、この美濃市で？」と半信半疑だったが、刺身の盛り合わせも、おこぜの唐揚げ、さよりの天ぷら、烏賊のわた焼きなどの海のものもなかなか調子が良い。仕入れ先がいいのかな。皿の盛りも良い。もちろんビールを飲み干した後は日本酒。この日選んだのは歩いてすぐの酒造の酒「百春」、美濃加茂市の「御代桜」など。仕事の話はそこそこに共通の趣味のバイクの話や子供の話など他愛もない話で盛り上がる（そう言えば”うっかり”またバイクを買ってしまった…）。他にも色々追加してよく食べた。知人は自分より年上だけれど、気の置けない間柄なので安心して呑めて、楽しい時間を過ごすことが出来た。今度は家族を連れてこようかな（←足の確保）。（勘定は￥6,000/人程）

 

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↓　店を出るとこんな雰囲気。ブラブラするには寒いが、季節がいいと気持ちいいだろうナ。

 

↓　「長良川鉄道・美濃市駅（旧・国鉄美濃町駅」（大正12年・1923・建造　※登録有形文化財）。改修は受けているが、駅舎は往時のままの姿で残っていて雰囲気満点。

　

↓　線路が駅舎よりも高い所を走っているので、改札を過ぎて奥の、地下道（写真下左）を通ってプラットホームに上がるのが珍しい。

　

 

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我流酒房　胡麻や

岐阜県美濃市泉町1892-1

 

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