ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

TONCHAN ENDO @岐阜県関市

2020年03月23日 | 岐阜県(中濃)

岐阜県関市に新しく出来たとんちゃん屋「TONCHAN ENDO」に3人で訪問。オープンは昨年の6月頃だそう。店は大門町の橋のたもとにあり、横には小さな吉田川が流れている。事前に電話を入れたのだが、多人数の先客が居るので提供が遅くなるかもと言われていた。店内はテーブル席が2つとカウンター席。カウンター席の方に案内される。店を賄っているのは若い主人と手伝いの中年女性(御母堂?)。先客は6名のグループと4名のグループ。早速ビールをお願いする。メニューは無く、壁に書かれた品名のみ。値段は入っていない。まずは様子見で「とんちゃん」と「サガリ」、それに「チャンジャ」をお願いした。主人は注文が入ってから切りつけをする様子。後客も入ってきたが「ちょっと時間がかかりますが…。」とことわりも入れていたので来客が多いとカウンターに空きがあっても賄い切れないのだろう。

ガスのロースターに火が点けられ「サガリ」「とんちゃん」をどんどん焼いて喰らっていく。「サガリ」はやや小振りな切りつけ。肉質は良く、艶も張りもある。たれは甘さが無く、ほぼ醤油と言ってもいいくらいの具合。追加注文が滞ると困るので「レバー」「心臓」「タン」「こぶくろ」「玉ねぎ」「しいたけ」などの注文を矢継ぎ早に入れておいた。思ったよりも順調に品が届く。1人前の量はやや多めなのが嬉しい。特に「心臓」「こぶくろ」はいかにもプリッとして鮮度が良さそうで、実際食べても旨かった。どんどん瓶ビールやハイボールをお代わり。値段が書いていなくて心配した勘定も、想像の範囲内(値段を書かない理由は知らないが…)。また来ようっと。(勘定は¥11,000/3人)

 

TONCHAN ENDO (とんちゃん えんどう)

岐阜県関市大門町3-10

 

( 関 せき とんちゃん 遠藤 ENDO エンドー ホルモン 豚ホルモン 焼肉 焼き肉 やきにく 居酒屋 )

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厚〇 @名古屋市守山区・志段味

2020年03月22日 | 名古屋(千種区・守山区)

守山区志段味のとんかつ屋「厚〇(あつまる)」へ。ちょうど夜営業開始時間に到着。交差点近くにあるが、駐車場は店の前だけのようで店に入ってから駐車場所を確認された。停められる数が少ないので近隣トラブルがあるのだろう。見え放しの梁があるシックな内装の店内。給仕は女性2人。カウンター席もあったがテーブル席を案内された。まだ早い時間にも関わらず自分の後にもすぐに何組かの客が入って来たので時分時には混むのだろう。メニューを眺める。品数は多くなく、ヒレカツ・エビフライ・コロッケの入った盛合せにも惹かれたが、ここはやはり先頭の「厚切りロースカツ定食」をお願いした。厨房の主人の姿が見えるが、パチパチという派手な揚げ音は聞こえてこない。低音で揚げているのかな。

しばらくして主人の合図によって茶碗のご飯と味噌汁、千切りキャベツ、漬物が準備される。そして後から「厚切りロースカツ」が登場。なるほど素晴らしい厚みと揚げ加減。最近の流行りでカットされた真ん中の1片だけ肉肌が見えるように横向きに。給仕女性には塩とレモンを勧められた。早速真ん中の1切れをつまみ、ガブッと。うん旨い。ロースでもさっぱりとした味で脂身は大きくなく、その脂身も上品で軽い。肉は厚いが歯切れも良い。ただその分、肉の味が優しすぎて”豚肉喰らってる”感は弱いかも。流行りの岩塩、レモンというスノッブな(笑)食べ方や、醤油でも試したが、やはり自分はとんかつソースで食べるのが一番好き(何しろ小学生の頃、好物は「とんかつソース」と公言していた位なので…)。辛子は最初から卓上にも用意されていないので頼まなかったが、頼めば出てくるのかな。普段はご飯のお代わりはしないが、ほんの少しだけ足してもらい、濃い赤出汁とで平らげた。(勘定は¥1,800程)

 

 

とんかつ食房 厚〇(あつまる)

愛知県名古屋市守山区大字下志段味字釼当先1022

 

( 名古屋 なごや 守山 もりやま しだみ あつまる 厚丸 厚し とんかつ 豚カツ トンカツ 厚切りトンカツ 定食 ミシュランプレート )

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Original Album Series / Rahsaan Roland Kirk

2020年03月21日 | ジャズ

Original Album Series / Rahsaan Roland Kirk (2015)

盲目の怪人、ラサーン・ローランド・カーク(Rahsaan Roland Kirk)のアトランティック時代の5枚を簡易紙ジャケでセットした「Original Album Series」。このシリーズ、最初は自分で「こうやってまとめて買うのはダメッ」とか言っていたのに、最近ヤケクソ気味に増殖中(苦笑)。ローランド・カーク版に収録されているのは以下のオリジナル・アルバム。

1. 「Here Comes The Whistleman」 (1965)
2. 「The Inflated Tear」 (1967)
3. 「Left & Right」 (1968)
4.「 Volunteered Slavery」 (1969)
5. 「Natural Black Inventions: Root Strata」 (1971)

自分が所有しているのは1969年の「Volunteered Slavery」のみ。それ以前のアルバムをしっかり聴くのは初めてだが、前半は所々荒々しさが感じられるものの、思いのほかスタンダードなジャズ。1はスタジオ・ライヴだそう。彼はMCでかなり際どい事や政治的な事も発言するそうだが、自分の英語力ではその辺りの機微をしっかり理解することが出来ないのは残念。2でも色々な楽器を操るラサーンだが、ラッパよりもピアノが目立っている曲もあって意外。イメージとは違う繊細な音作りの様子も伺う事が出来る。でもこの頃の映像を見ると管楽器を3つも4つも抱えて、ある時は同時に、ある時はソロで演奏する姿はやはり異端。それでも彼の場合、決して不協和音で奇を衒っているのではないところがスゴイ。

思ったより振り幅も大きく、3なんかは映画音楽と言われても納得してしまいそうなムーディーな展開。特にラッパが目立つということはなく優雅に曲が進んでいく。突然現れる強烈なスキャットには面食らうが(笑)。4「Volunteered Slavery」ではビートルズ(The Beatles)やアレサ(Aretha Franklin)の曲を料理。反人種差別を掲げる黒人運動が盛んだった当時の世相もあってかソウルフルなジャムが聴ける。なんて浸っていたら5ではいきなりフリーキーなラッパの乱舞。もうジャズとは言えず呪術的な太鼓や鐘に不穏なラッパが絡んでいく不思議な世界。と、変幻自在なラサーンを味わえるなかなかナイスな5枚組だった。

オークションにて購入(¥1,265)

  • CD (2015/9/25)
  • Disc : 5
  • Format : CD, Import
  • Label :  Rhino
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木蓮 @岐阜県岐阜市

2020年03月21日 | 岐阜県(岐阜)

何の目的もなく岐阜市福光辺りを自転車で流していて、ふとある店に目が留まった。以前にゲンゴロウさんがブログ記事で紹介していらした店「木蓮」。”郡上焼きそば”を出す店だ。”郡上焼きそば”とは郡上市の一部の店舗で出されている焼きそばで、ソース味なのだが焼きめが付くくらいしっかりと麺に火を入れるのでパリパリの食感になっているのが特徴。自分は発祥の店といわれる「まるみつ」やその分店「マルミツ」で味わったことがある(「かたぎり」は未食)。郡上でどれほど”ソウルフード”として認識されているかは不明。ちょっと味わってみようと店に入ってみた。綺麗でお洒落な店内。女将さんが1人でやっていらっしゃる。カウンターには先客が3名ほど居たので小さいテーブル席を案内された。卓上の品書きから「やきそば・肉玉入り」を選んで告げる(品書きに”郡上”とは書いていない)。玉子は”目玉”と”まぜ”が選べたので目玉にしてもらった。「はしまき」(※西日本各地で見られるお好み焼きの生地を箸でくるりと巻いた屋台食の一種)もあるんだ。

あまり換気が良くないのか店内が若干煙たくなって「やきそば」が出来上がった。いい塩梅の目玉がのった「やきそば」には紅生姜が添えられている。元の色なのか知らないが黒くて細い麺。手繰るとしっかりと焼きが入っているのが分かる。口に入れてポリポリと咀嚼していく。久しぶりの食感。これ”郡上焼きそば”だという認識が無かったら面喰うだろうなァ。途中で目玉を潰してさらにポリポリ。顎が疲れてきた(笑)。郡上出身の方にはこれが堪らないのだろう。月日が経ちすぎて以前に郡上で食べたものとは比較できない。それにしてもこれ、岐阜市内でテナントを借りて郡上と同じような安い値付けでは厳しいだろうに。次は半分折り薄焼きタイプだという「おこのみ焼」と「はしまき」をビール付きでいただこうっと。(勘定は¥450)

 

郡上やきそば おこのみ焼き 木蓮

岐阜県岐阜市福光東1-29-7 イーストゴトウA 103号

 

( 岐阜 ぎふ もくれん 焼きそば 焼そば おこのみやき 郡上 郡上八幡 ぐじょうはちまん まるみつ まるみつ本店 かたぎり パリパリ焼きそば )

コメント (2)
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とらや @岐阜県多治見市 (※閉店)

2020年03月20日 | 岐阜県(東濃)

かつて遊郭(西ヶ原遊郭)だったという岐阜県多治見市の御幸町あたり。細い路地には往時を想像させるような建物も少しだけ残っているが、久々に散策してみるとそのうちのひとつ「旧・多治見温泉」の雰囲気ある木造建築が取り壊されて更地になってしまっていた。残念。その少し北にある和菓子の「とらや」に立ち寄ってみた。全国に広がる和菓子の「とらや」の屋号。系譜というのが存在するのか知らないが、古い街なら1軒はその屋号の店がありそうだ。こちら多治見の「とらや」もなかなか雰囲気のある店舗。ガラス引戸を開けて中に入ると様々な菓子が並んでいる。もう春の菓子が出揃っているようだ。愛想の良い女将さんに「桜餅」「しそ巻き」「草餅」の3種類を包んでもらった。

家に持ち帰っていただく。「桜餅」は丸い形をしておらず平たい形。餡にやや乾いた皮がくるんと巻いてある感じ。こういう桜餅って珍しいかも。「しそ巻き」は文字通り赤紫蘇の葉で饅頭が包んである。ビニール個装を剥がした時の特有の香りが素晴らしい。中は少し細かい目のつぶ餡。紫蘇の葉の塩気で中の餡の甘さが引き立つ。「草餅」はしっかりとしたつぶ餡。甘さもしっかりめ。どれも旨い。熱いお茶と一緒にいただいた。(勘定は¥500程)

※閉店されカフェになっているようです(令和5年2月現在)

 

 


 

↓ 神楽町の路地にある欄干のある長屋(建築詳細不明)。こういう建物のある光景が路地の奥にふっと現れるのが多治見の街のいいところ。

 

↓ 市街から少し南に外れた滝呂町の五叉路にあった下見板張りの建物(建築詳細不明)。玄関先を見ると何かの事務所だったような感じ。

 

 

 


 

御菓子処 とらや (虎屋菓子舗)

岐阜県多治見市広小路2-56

 

( 多治見 たじみ とらや菓子舗 虎屋 和菓子 まんじゅう 草もち 桜もち 近代建築 銭湯 たじみ温泉 色街 花街 近代建築 閉店 廃業 COTORA COFFEE )

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福田屋 @名古屋市千種区・池下

2020年03月19日 | 名古屋(千種区・守山区)

千種区丸山町にある麺類食堂「福田屋」。店は一方通行ばかりの細い路地の中にあり、車で到達するのには難儀するが、店の向かいには駐車場があるのが有難い。日曜も営業していて、午前の早い時間から開いているので朝食代わりに寄ってみた。暖簾をくぐって店に入るとテーブルが4つと小上がり席が3つ。給仕の女将さんと、厨房には年配の男性が2人(たぶんどちらかが主人)。やや雑多な店内のテーブル席に座らせてもらい、壁に貼られた品書きを眺める。定食以外にも色々なセット物が豊富。早い時間だったので麺類がまだ用意できないと言われたが、とん汁はあるようなので「豚汁セット」をお願いした。テレビを見ながら出来上がりを待つ。

しばらくして運ばれた「豚汁セット」は、豚汁、おにぎり、海老フライ、小鉢、サラダのセット。これが「定食」になるとおにぎりでなくご飯、そして揚げ物はコロッケと串カツになるのだそう。豚汁は大きめの陶器の碗に注がれている。中に白菜が入っているのが珍しい。もちろん豚肉もたっぷりだ。旨いなァ。おにぎりの具材はほぐした鮭。エビフライはなかなか立派な大きさで、タルタルソースとレモン、そしてカットしたパイナップルが添えてある。小鉢は豆と牛蒡の煮物。なんて豪勢な朝食。熱々の豚汁をすすりながらおかずの数々を平らげた。この日はもらわなかったがおでん鍋もあったので、おでんで一杯やってから「カツ丼」「天丼」「オムライス」あたりを食べられたらいいだろうなァ。今度は駅から歩いて来よう。(勘定は¥720)

この後の記事はこちら (2

 

食事処 福田屋

愛知県名古屋市千種区丸山町3-47

 

( 名古屋 なごや 池下 いけした 覚王山 かくおうざん ふくだや 麺類食堂 大衆食堂 中華そば ラーメン 定食 朝食 洋食 うどん とん汁 豚汁 )

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わっか @岐阜県岐阜市

2020年03月18日 | 岐阜県(岐阜)

岐阜市茜部の「岐阜市中央卸売市場」近くにある天ぷら店「わっか」へ。後から知ったが以前は居酒屋だったらしい。近くの駐車場に車を停め、店に入るとカウンター席とテーブル席があった。主人と女性店員(奥様?)の2人。口開けの時間だったが既に先客が3組も。人気あるんだなァ。1人だったのでカウンター席に案内され、メニューを眺める。”おすすめランチ”として天ぷらの定食、麺とのセット、天丼などがあったが、”おすすめっ!限定10食”という「おまかせわっかランチ」というのをお願いしてみた。ドリンクが付くということなので(渋々)ウーロン茶で。

しばらくして運ばれた「おまかせわっかランチ」は、盆の上に刺身、天ぷら、小鉢3種盛、ご飯、味噌汁、漬物、ミニサラダ、それにデザートという豪華な内容。小鉢3種盛はいわし煮、切り干し大根、豆ひじき煮。ミニサラダにはコブサラダドレッシングがかかっていた。メニューにはたれ等は全て自家製と書いてあったのでこれも手作りなのかな。刺身はまぐろ、ブリ、きびなご、サーモン、わかめというラインナップ。どの品の質も良く旨い。呑みたくなっちゃうなァ。天ぷらは海老が2本、きす、かぼちゃ、茄子、玉ねぎ。天つゆでいただく。軽い口当たりでこちらもなかなか。ご飯の量は成人男子だとやや少ないくらい。自分も普段は白米の量を控えているがちょっと足りないくらいだった(←ちょうどいいという事だ)。最後はいちご味のアイスクリーム(これは蛇足)。酒も揃っていて夜も良さそうだが、場所が場所だけにドライバーを調達しないと…。次は大海老を2本使うという天丼の「極」というのを食べてみよう。(勘定は¥1,050)

 

市場の天ぷら専門店 わっか

岐阜県岐阜市茜部新所1-139

 

( 岐阜 ぎふ あかなべ わっか WAKKA てんぷら 天婦羅 天麩羅 てんどん 定食 ランチ 居酒屋 岐阜中央卸売市場 )

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We Will Rock Rio : The Legendary Broadcasts / Queen

2020年03月17日 | クラシック・ロック

 

We Will Rock Rio: The Legendary Broadcasts   / Queen (2018)

クイーン(Queen)のライヴ4公演を集めたCD4枚組。タイトルのようにラジオやテレビで放送された音源を基にしていると思われ、それぞれ完全収録ではなく編集がされている。そもそもこれオフィシャルで発売されたCDではない。じゃブートレグ(海賊盤)かというと微妙なところで、以前ならともかく現在は”ハーフ・オフィシャル”などとへんてこな位置付けがされ、アマゾンなどでも容易に手に入る。権利関係がどうなっているのかよく分からないが、何年か前からこういったCDが乱造乱発されて通販市場では普通に購入できるようになってしまっている。あれほど世界的に規制や摘発が厳しくて、故に西新宿には世界中のファンのみならず当のアーティスト本人までブートレグを求めて集まっていたというのに…。ファンからすればどんなものでも聴いてみたいのが本音だが、自分のように何十年も前からそういう物に慣れ親しんだ人間はまだしも、善良な市民(笑)がオフィシャルと勘違いして粗製乱造された音源を購入し、”ガッカリ”するのはあまりよろしくない状況だとも思う(←矛盾は承知・笑)。それはさておき、収録された公演は以下の通り。

  1.  Rock In Rio, Rio De Janerio 1985
  2.  The Summit, Houston 1977
  3.  Estadio Jose Amalfitani, Buenos 1981
  4.  Morumbistadium, Saopaulo 1981

1は南米最大のロック・フェス「ロック・イン・リオ」。25万人の観衆があったといわれているビッグ・イヴェントの第1回目。1985年はこの公演の後に最後の来日となった日本公演もあった(自分は愛知県体育館で観た)。そして伝説のライヴ・エイドとなる(大ヒットした映画「Bohemian Rhapsody」ではライヴ・エイドが何年かぶりのステージかのように演出されていたが実際は違う)。2はアルバム「News Of The World」発表後のアメリカ・ツアーでの演奏。アルバムにはかの有名な「We Will Rock You」「We Are The Chanpion」が収録されているので、これらのライヴ演奏としては最初期に当たるはず。3と4は「The Game」発表後の初の南米ツアーの2公演。

どれも放送されただけに音はサウンドボード(⇔オーディエンス録音)でそこそこ聴けるが、ヴィデオ音源特有の音域だったり、それ故に観客の歓声がオフ気味だったりと、オフィシャル並の音質という訳ではなく臨場感にもやや欠ける。どれも過去に何度もブート化された音源ばかりなので珍しいことは無いし、今の時代、ネットでフルサイズの映像が見られるのでCDでは”イマサラ”感が強い。自分も安くなかったら買わなかったと思うが、年代の違う4公演をサッと聴くには便利。ツアーによってアレンジが若干違ったりするのも聴き比べると面白いし、フレディ(Freddie Mercury)の声域の変化なども興味深い。意外と楽しめた。

オークションにて購入(¥721)

  • CD (2018/7/6)
  • Disc : 4
  • Format: Import
  • Label : Coda
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好和亭 @愛知県春日井市

2020年03月17日 | 愛知県(尾張)

通常料金の銭湯では過去最高に設備が充実していた「春日井温泉」でたっぷりと汗を流した後、空腹を満たしに寄ったのは銭湯からすぐ近くにある「好和亭」。”好”の文字が示すように名古屋特有の薬膳ラーメン”好来”の系統の店だ。創業は平成25年(2013)というから好来系としては一番新しいくらいかな。店に入ると中に3名ほどの待ちが出ていた。店員は男性2名でカウンターのみ。カウンターはL字だけれど1辺を閉じてI字の分だけ使っている。座って待っている間に注文を訊かれたので「快老麺」をお願いした。しばらくしてカウンター席に呼ばれる。4つに仕切られた大きなざるで麺を4人前茹でるのは系統の調理法と同じ。1人の店員は好来系の特徴である太いメンマを大量に炒めていた。

しばらくしてカウンター越しに「快老麺」が渡された。「快老麺」はこちらの通常のラーメン「松(並)」にとろろ昆布と海苔が加わったもの。ふわっと香る昆布や海苔のやさしい香り。濁ったスープをひと口。強く主張することはなくガツンと”来ない”いい塩梅。板状のとろろ昆布はすぐにスープに溶けていく。とろっとした所を箸で掴んで麺と一緒に手繰っていく。太いメンマやチャーシューも旨い。あくまで口当たり優しく、しみじみと旨い。途中で卓上の調味料を使って味を変えるのも定番。メーカー品のコショウやガーリック・パウダーもあったがそれらは使わず、瓶に入った「高麗人参酢」を少しづつレンゲに垂らしてスープや麺と一緒に啜った。そういえばいつも「竹(メンマ多し)」を頼もうと思うが、飽きそうで結局頼んだことが無い。次こそはやってみようか。(勘定は¥700)

「総本家・好来道場」(本店)の記事はこちら

 


 

↓ 高温湯、薬湯、こども風呂、水風呂2種、サウナ2種、露天風呂、ジェットに電気に、滝の流れる庭と錦鯉の泳ぐ池、と至れり尽くせりの「春日井温泉」。通常料金(¥440)で入れる銭湯としては過去最高に設備が充実していた(サウナは+¥100)。

 


 

らーめん 好和亭

愛知県春日井市貴船町17

 

( 春日井 かすがい こうわてい ラーメン 中華そば 薬膳ラーメン こうらい こうらいけい 好来本店 松 竹 メンマ めんま かいろう麺 公衆浴場 )

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クッキングハウスA @岐阜県多治見市

2020年03月16日 | 岐阜県(東濃)

岐阜県多治見市での昼食に選んだのは宝町にある洋食屋「クッキングハウスA」。実はこの近くにあったラーメン屋「瀛客山(えいきゃくざん)」に向かったのだが、知らないうちに閉店廃業していたのでこちらに変更したのだった(あんなに流行っていた店なのになぜ…)。こちら「A」は19号線沿いにあるのだが国道には面しておらず、少し外れた川端にあるので知っていないとなかなか分からない場所にある。開店時間に店に向かうとパステルグリーンに塗られた建物の前に駐車場。入口の黒板には「おすすめランチ(日替わりランチ)」の内容が掲示されていた。店のマークに”SINCE 1984”とあったので昭和59年の創業なのだろう。中はカウンター席が少しとテーブル席。カウンター席に腰掛けメニューを見せてもらう。どう考えたって表にあった4品も付くという「おすすめランチ」が値打ちなのだろうが、品の中に初見の洋食屋で味わってみたいデミグラス・ソースを使ってあるだろうものが無かったので、”自家製デミグラスソース”と書いてあった「ミンチカツ定食」をお願いした。すぐに続々と後客が入ってきたが、「おすすめランチ」率100%(笑)。みんな異口同音に「ランチ!」と告げている。

厨房は見えないが、聞こえてくる音で想像しながら調理を待つ。しばらくして運ばれた「ミンチカツ定食」はライスと赤だし、漬物が付く(午前中に小さいとはいえ五平餅を5本も食べたのでライスは少なめでお願いした)。カツの平皿にはマカロニサラダと千切りキャベツが添えられている。大きなミンチカツはカットされ、デミグラスソースが手前半分くらいからたっぷりとかけられている。デミグラスソースはやや酸味もあって中濃ソースっぽい風味のもの。カツは牛肉と黒豚肉の合挽だそうで、ふわっとした口当たり。蓄えた肉汁とデミソースが相まって、旨い。次々とつまみ上げ、たっぷりとデミソースを纏わせていただいた。当然ライスは足りないがこの位にしておかないとナ…。他の客に運ばれていく「おすすめランチ」を横目で見ると、平皿におかずがてんこ盛り。ライスも平皿で結構な量だ。人気があるのも頷ける。次はやっぱり「おすすめランチ」か、それともメニューで気になった「ジャンボコロッケ定食」か。(勘定は¥1,070)

 

 


 

↓ 窯町の立派なお屋敷の敷地の中にちらっと見えたタイル壁の建物(建築詳細不明)。もちろん門扉まで行って覗くことは出来なかったが、玄関扉も年季が入っているようだった。三菱のマークの入った小さい看板が見えたので会社の事務所として使われていたようだ。

 

↓ 多治見に来る度に写真を撮ってしまう「みの周」(建築詳細不明)。この辺りの通りは随分とすっきりとした印象。それはそれで古い建物好きには心配の種でもあるのだが。

 

↓ 多治見駅方面のながせ通りに面した、かつての商店(建築詳細不明)。店頭に残る立派なショーケースには何が飾られていたんだろう。そういえばこの建物向かいの立ち呑み(角打ち)が出来た酒屋「大米屋酒店」は廃業してしまっていた。いつか入ってみたいと思っていたんだけどな…。

 

 

 


 

 

クッキングハウスA (Cooking House A)

岐阜県多治見市宝町1-49

 

( 多治見 たじみ エー A クッキング・ハウスA 洋食 洋食店 ランチ ドミグラスソース メンチカツ 定食 鉄板スパ 鉄板スパゲティー イタリアン 近代建築 )

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