ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

Gimme Danger (Music From The Motion Picture) / Various Artists

2022年03月17日 | サウンドトラック

Gimme Danger (Music From The Motion Picture) / Various Artists (2017)

2017年に発売された映画「Gimme Danger」のサントラ。映画は副題が”The Story Of The Stooges”で、あのジム・ジャームッシュ(Jim Jarmusch)が監督したイギー(Iggy Pop)とストゥージズの伝記映画。選曲もジム・ジャームッシュとイギーが担当しているようだ。全14曲中、ストゥージズ名義が8曲、イギー&ストゥージズ名義が3曲、後はイギーがストゥージズ結成前にドラマーとして参加していた貴重なThe IguanasとThe Prime Moversがそれぞれ1曲づつ。同郷のMC5が1曲という内容。うちストゥージズに関しては未発表曲(テイク)が計4曲収録されている。映画は名古屋でも公開されたが、平日の夜で仕事終わりでは間に合わず断念した。

1曲目はイギー&ストゥージズ名義の表題曲。わざわざ”Bowie Mix”としてあるのは、ボウイ(David Bowie)がミックスしたオリジナル・ヴァージョンだから。自分もこれをアナログで所有しているが、どういう意図があったのか各楽器が変わったバランスのサウンドで、名盤とされているにも関わらず長年不評だった。これをイギー自身がリミックスし1997年に発売。この新しいミックスはサウンドの一体感が増し、当時は自分も諸手を挙げて賛成だった。でも後から色々な事が分かってくると、この新しいミックスもイギーがわざと音を歪ませたり色々と改変を加えていたらしく、だんだんファンの評価にも変化が出て「いや、ボウイのミックスも悪くなかったんじゃない?」っていうことになり(笑)、今もって評価が分かれている。ストゥージズ結成以前の2曲はしっかり聴くのは初めて。時代が時代だけに演奏はシンプルだが、イギーがすでにイギー(笑)なのが興味深い。映画のことはすっかり忘れていたが、DVDでも買って観てみないと。

ネット・オークションにて購入(¥708)

  • Label : ‎ RHINO
  • ASIN ‏ : ‎ B01N1YR8IE
  • Disc ‏ : ‎ 1

 

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コロッケ屋みね @名古屋市北区・大杉

2022年03月17日 | 名古屋(東区・北区)

北区のある店に昼飯を喰いに行く途中で自転車で通りがかった「コロッケ屋みね」。古い長屋(築87年だそう)を改造した店舗が気になったので自転車を停めて中に入ってみた。外観は古いまま。内装は手作りな感じでカウンターが造ってあり、中には若い女性が2人。帰ってから調べてみたら、ずっとドイツでコロッケ屋をやっていて(!)、コロナ禍で帰国して店を開いたのだとか。まだ店を始めて半年程度で、金・土・日曜日だけの営業だそう。カウンター横の黒板にコロッケが4種類くらい書き出されていた。そのうち上から2つ、「バタコロ」と「オマコロ」の2つをお願いした(残念ながら「メンチカツ」は金曜だけとあった)。小さな紙袋に入れてくれ、勘定してもらう。

自転車に戻って、熱いうちにとその場でまず「バタコロ」を食べてみる。ひと口サイズの小さい丸型で真ん中にバターが埋めてあるのだそう。サクッとした細目の薄衣。もちろんバターは溶けてイモに吸われている。バターの風味と香りが口に拡がって旨い。次は「オマコロ」。どういう意味か知らないが説明には”昔ながらの肉のコロッケ”と書かれていたはず。こちらは小判型で一般的な大きさ。こちらも薄衣。齧ると中には挽き肉が入っていて、少し生姜の風味がするので下味に入れてあるのかな。揚げ立てだから当たり前だが、こちらも何も付けずとも旨い。次に寄ったら季節のコロッケを食べてみよう。(勘定は¥300)

 

 

コロッケ屋みね

愛知県名古屋市北区大杉3-20-9

 

( 名古屋 なごや ころっけやみね コロッケ メンチカツ kitchen MINE 持ち帰り テイクアウト リノヴェーション )

コメント (2)
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