ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

エイトリィ @岐阜県岐阜市(2)

2022年03月16日 | 岐阜県(岐阜)

岐阜市の桜通にある創業昭和26年(1951)というドイツ菓子の「エイトリィ」。以前にも伺ったことがあるが、その後2017年の5月に閉店。閉店理由は何だったか忘れてしまったが、最近になって復活したと聞いて寄ってみる。ただ何度店の前を通っても閉まっていたので、一度車を停めて店の扉に貼ってある小さな貼紙を読むと長期の休みを取っていたようだ。日を改めて訪問。店の横の駐車場に停めていいか分からないので、店の前の路上でハザードを点灯して店に向かう。ガラスショーケースの中には生ケーキ、横には焼菓子が並んでいる。目当てはオーストリア名物「ザッハトルテ」。でも残念、ザッハトルテと書かれたトレイは空。売り切れてしまったようだ。そこで妻の好物の焼菓子をいくつか選んでみる。なるべくドイツ、あるいは周辺国のものと思われる菓子を選んだつもりだが、持ち帰ったのは「アラバシュニット」「リンツサブレ」「ヒンベルン」、そして以前にも買ったことがある「エンガ―ディナーヌストルテ」はホールで(写真下)。

「アラバシュニット」はアーモンドを使った菓子。照りがあったのでヌガーが軟らかいのかなと思ったらザクザクの食感。「リンツサブレ」はベリーのジャムを挟んだサブレ。サブレは甘さ控えめでシナモンの風味がある。中のジャムはしっとり。「ヒンベルン」はラズベリーのジャムがたっぷりのったクッキー。「エンガ―ディナーヌストルテ」にナイフを入れて分けっこ。硬めのクッキー生地の中にナッツがたっぷりのヌガーが挟んである。ヌガーは歯にくっつくような軟らかさではなく歯切れがいい。少々重めだが甘過ぎず、苦いコーヒーにもピッタリ。旨いなァ。日持ちが長いのもいい。あっという間に半分食べてしまいそうなので半分を3つにカットして日を分けて戴いた。次こそ「ザッハトルテ」を。(勘定は¥1,800程)

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ドイツ菓子 エイトリィ(Eightree)

岐阜県岐阜市桜通3-7

 

( 岐阜 ぎふ エイトリイ ドイツ菓子 洋菓子 焼菓子 ケーキ 生ケーキ オーストリア デメル 復活 再開 )

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あけわ @岐阜県多治見市

2022年03月15日 | 岐阜県(東濃)

岐阜県多治見市の市街地から外れた北部にあるたこ焼きの「あけわ」に寄ってみた。この辺りには美濃焼の工業団地があり、子供が小さい頃に「こども陶器博物館」に何度か来た覚えがある。店は他に店舗が見当たらない住宅団地の中にあった。駐車場は2台分ほどあったが塞がっていたのでちょっとだけ道路端に車を寄せる。店では主人が1人で焼いているが、こんな場所でも次から次へと車が停まって買い求める客で大忙しといった感じだ。人気あるんだなァ。「たこ焼」「たい焼」「お好み焼き」があるようだが、「お好み焼き」は現在販売していない様子。主人に「8個、”しょうゆ”でお願いします」と声をかけた。焼き台で焼けたものから主人が透明パックに入れ、ビニール袋に入れて渡してくれた。

すぐに車を出して広い場所を探し、早速熱々をいただくことに。主人が包んでくれている所を見ていたが、こちらのたこ焼は下が平らなタイプ。この形のたこ焼で今まで気に入ったためしが無いので、実は食べる前からちょっとがっかりしていた。上から鰹節のみかけられている。箸を取り出し、ひとつ摘む。お、このタイプでは珍しく軟らかいし粉っぽいところが無い。生地には出汁の風味がしっかりあって、とろっとした口当たり。旨い。醤油は後から塗られたものだったと思うが生地の風味とも合って、8個あっという間に食べ切ってしまった。この形のたこ焼で初めて気に入った店かも。人気なのも納得。次はソース味でも食べてみようっと。(勘定は¥400)

 


 

↓ 国道19号線の北側、弁天町にある「らーめん木精(こだま)」(建築詳細不明)。大正時代の建物をリノヴェーションしてあるそうだ。まだ昨年末に開店したばかりの鶏白湯ラーメンの店だが、コロナ禍でもう休業中となっていた。再開したらラーメンはともかく、是非中に入ってみたい。

 

 

 


 

あけわ

岐阜県多治見市明和町4-5-578

 

( 多治見 たじみ 明和 たこやき たこ焼き おこのみやき お好み焼 鯛焼 たい焼き 持ち帰り テイクアウト 近代建築 リノベーション らーめんこだま )

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Honky Tonk Heroes (UNCUT Magazine ) / Various Artists

2022年03月14日 | 雑誌付録CD

Honky Tonk Heroes (UNCUT Magazine ) / Various Artists (2013)

英音楽誌「UNCUT」の2013年1月号の付録CDは「Honky Tonk Heroes」というカントリー特集。副題に”The Music That Inspired Gram Parsons”とあり、バーズ(The Byrds)や、フライング・ブリトー・ブラザーズ(Flying Burirto Brothers)に在籍したグラム・パーソンズに影響を与えた音楽というくくりのようだ。1973年に早逝したグラム・パーソンズは、ストーンズ(The Rolling Stones)のキース(Keith Richards)らとの交流で知った。収録アーティストと曲は以下の通り。

01 Buck Owens & His Buckaroos - Close Up The Honky Tonks
02 George Jones - You're Still On My Mind
03 Porter Wagoner - A Satisfied Mind
04 The Louvin Brothers - The Angels Rejoiced Last Night
05 Faron Young - Sweet Dreams
06 Johnny Cash - I Still Miss Someone
07 Roy Orbison - Love Hurts
08 Ray Price - Crazy Arms
09 The Everly Brothers - Sleepless Nights
10 Hank Williams - You Win Again
11 Hank Thompson - A Broken Heart And A Glass Of Beer
12 Hank Snow - Miller's Cave
13 Hank Locklin - Please Help Me, I'm Falling
14 Ernest Tubb - Drivin' Nails In My Coffin
15 Carl & Pearl Butler - Don't Let Me Cross Over
16 Flatt & Scruggs - Dim Lights Thick Smoke

カントリーに明るくない自分でも知っている大御所アーティストがずらり。ただカントリーのアーティスト一辺倒ではなく、07や09なども取り上げられている。馬の歩くリズムのような牧歌的でベタなカントリー・ソングは正直苦手だけれど、そうでないカントリー・ソングがあることを知ったのは、ストーンズらのカントリー・ルーツや、ここでも取り上げられているジョニー・キャッシュから。若い頃にアメリカの中西部で過ごしたことがあるが、当地でカントリー音楽は自分が思っていたほど老成した音楽ではなく、現役感バリバリで、人気アーティストだと若い観客も含めて大きな会場を満杯にするくらいの集客力があるのにビックリした。とはいえ未だに一部のアーティストを除いて、なかなかしっくりくるアーティストには出会えていないが…。

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マルモ食堂 @三重県四日市市

2022年03月14日 | 三重県

三重県四日市市で昼食を摂りに寄ったのは、交通量の多い23号線から1本北に入ったところにある「○モ食堂(マルモ食堂)」。23号線からもしっかり見える黄色いド派手な外観が目印。店の前の駐車場に車を停めて中へ。まだ開店したばかりの時間とあって、出ていらした女将さんが暖房を点けたりテレビを点けたり。土間にテーブル席が6つほどある。お茶や水は色々なグラスが置いてあってセルフで。品書きは壁に貼ってあり、麺類、定食、丼物、洋食、一品料理と何でもある。冷蔵庫にはセルフで取る小皿のおかずも用意してあるようだ。酒もあるので場所柄、仕事終わりの漁業関係者が寄ったりするのかな。選んだのは焼きそばの「デラックス(イカ・肉・玉子入り)」。調理は若いのがやっているようだ。

しばらくして運ばれた「焼きそば」は、上に目玉焼がのっていて量はさほど多くない。具材はイカ、豚肉の他、キャベツ、玉ねぎといったところ。上から青海苔がかけられ、紅生姜が添えてあった。さっそく手繰っていく。味付けはやや甘味のあるソースでしっかりめに。まずは目玉を潰さずにそばを味わう。途中で潰した目玉焼の黄身の具合良く、いい感じに黄身が麺に混ざった。するすると平らげて勘定してもらう。次は丼物かトンテキでもいただこうかな。(勘定は¥650)

 

マルモ食堂

三重県四日市市天カ須賀1-1-12

 

( 四日市 よっかいち まるもしょくどう ○モ食堂 大衆食堂 麺類食堂 やきそば 焼そば )

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さえ @岐阜県岐阜市

2022年03月13日 | 岐阜県(岐阜)

岐阜市日光町の住宅街の中にある”カフェレスト”「さえ」へ。付近の道は狭く幹線道路にも面していないのに人気がある店だと聞いていた。実は以前にも来たことがあるのだが、まだモーニング提供時間で食事が出来なかったので引き返したことがある。店は建物の1階部分のテナント。店の前の駐車場以外にも付近に専用駐車場がある。看板に”1977”とあったので昭和52年の創業だろうか。昼頃に着いたが、店内にはまだモーニングの残り客が居た。沢山のテーブルがあり、年配のご夫婦がやっていらっしゃるようだ。他にはアルバイトの若い女性が1人。メニューは盛り沢山。定食の他、丼物、スパゲッティー、お好み焼きまである。注文したのは「チキンカツ定食」。調理は女将さんがやられるのかな。

しばらくして運ばれた「チキンカツ定食」は盆に盛られていて、メインの平皿にご飯、味噌汁、漬物、熱いお茶が用意されている。チキンカツは平皿からはみ出るかなりの大きさ!。そこにさらっとしたタレがたっぷりかかっている。このタレが独特。一応味噌ダレだと思うのだがいわゆる豆味噌の風味は強くなく、とろみも無くて甘味が強い。量も多いのでもう”つゆ”と呼んでいいかも。後から調べてみると皆「味噌カツ」と呼んでいるようだが、自分の見たメニューにはただ”チキンカツ”とだけ書いてあった気が…(記憶曖昧)。大きなチキンはとても軟らかく仕上がっている。ザクザクに揚がった厚い衣もタレが滲みていくのでどんどん崩れていく。カツはサクサクでなきゃっていう人にはアレだが、なかなか面白い味だ。デカいカツを頬張りながらご飯を食べ進む。付け合わせはサウザンアイランド・ドレッシングがかかった千切りキャベツとトマト、レタス。全部食べ終わって満腹になる頃には平皿にたっぷりのタレが残った。次はスパゲッティーを食べてみようかな。(勘定失念)

 

 


 

↓ 地図アプリ上で見付けた「二代目忠節橋石碑」(明治31年・1898・建造、移設)。何度か架け替えられている「忠節橋」。”石碑”とあるがこれがどの部分だったのかは不明。2枚目の写真の向こうに見えるのが現・忠節橋。

 

↓ 以前にも観賞したこの場所の欄干は「岐阜特種提(特殊提)」(別名:畳提)と呼ばれる日本に3か所だけ現存する変わったもの。溝が切ってあり、長良川の水位が上がった時に畳を差し込めるように出来ている。実際に使ったことはあったのかな。今ではもう緊急時に畳を集めるのが難しいだろう。

 


 

 

CAFE & REST さえ

岐阜県岐阜市日光町7-7

 

( 岐阜 ぎふ 喫茶さえ カフェレストさえ SAE 定食 丼物 洋食 お好み焼き スパゲティー チキン味噌カツ 味噌チキンカツ モーニング 三業遺産 遺構 歴史的土木構造物 )

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I.C メイツ @名古屋市熱田区・熱田神宮

2022年03月12日 | 名古屋(熱田区・中川区)

ある晴れた寒い日、自転車で走り回った後に熱田神宮の近くにある喫茶店「I.C メイツ」で休憩。午後3時を回っていたので「4時までですけどよろしいですか?」と訊かれるが、長居しないので問題なし。店は高齢のご夫婦でやっていらっしゃる。創業はいつ頃か知らないが、店内でライヴも行ったりする文化人御用達の店なのだそうだ。半端な時間とあって先客は1人。テーブル席に腰掛けてメニューを眺める。外看板にもあったヨーグルトは、まだ一般的でなかった頃から出しているそうだが、そのメニュー名が”ロマンス”だの”ロストラブ”だのメルヘンチックなものが多い(笑)。いつもならコーヒーだが、乾燥注意報が出ているような中を自転車で走ってヘトヘトだったので冷たいものが飲みたかった。そこで選んだのは「モカフロステッド」。

「モカフロステッド」は細長いグラスで提供された。チョコレートミルクのようなのがクラッシュアイスに注がれており、その上に生クリームが浮いている。甘くて冷たくて、乾いた喉と疲れた体には最高に旨い。こういうドリンクって一瞬で終わってしまうので、ストローを使ってゆっくりと啜り時間を潰した。次は是非コーヒーとヨーグルトのデザートを(合うかな?)。(勘定は¥550)

 

 


 

↓ JRと名鉄の線路が交わる近くにある「(株)名古屋製作所」(建築詳細不明)。金属加工の会社らしいが背の高い塔屋がある。玄関先など、社屋も造りがちょっと古めかしいのでひょっとして創業の昭和39年(1964)の建物だろうか。

 

 

 


 

ヨーグルトと珈琲の店 I.C メイツ

愛知県名古屋市熱田区神宮3-9-18 扇屋ビル

 

( 名古屋 なごや 熱田 あつた 熱田神宮 アイシー・メイツ アイシーメイツ I・Cメイツ I.Cメイツ I.C Mates ICメイツ 喫茶 喫茶店 純喫茶 珈琲 近代建築 )

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Live In London / Leonard Cohen

2022年03月11日 | ポップス・オールディーズ

Live In London / Leonard Cohen (2009)

最近好きになったカナダの吟遊詩人、レナード・コーエン(Leonard Cohen)の2009年のライヴを収録した2枚組CD。この時レナードは73歳だったそう。何でも当時、元マネージャーによる詐欺に遭って資産のほとんどを失っていたらしく、それらを再建するためにライヴ活動が必要だったとか。本人は動じていなかったそうだが(←さすが禅の修行者)、派手ではなくとも順調に活動してきたとばかり思っていたので意外だった。

ライヴ会場はロンドンのO2アリーナ。2万人も収容出来る会場に彼のようなアーティストは不釣り合いな感じもしなくもないが、同時に発売されたDVDの映像をネットで閲覧したら、年齢層に幅があるファンがぎっしりと詰めかけていて、彼の人気の高さと晩年の充実した音楽活動の一端が垣間見れた。今は良くも悪くも簡単に映像を探せてしまうのがアレだが、最近は仕事を終えて食事をしてから座ってゆっくり2時間もDVDを観るなんてこともなかなか出来なくなってしまったので(睡魔が…)、今のところ音だけで充分。CDを聴いて、ビシッとスーツで決めて低音囁きヴォイスを聴かせるレナードのダンディーな立ち居振る舞いを想像しているだけでもカッコイイ。それにしても男も惚れる素敵な歌声だ。

ネットオークションにて購入(¥678)

  • レーベル ‏ : ‎ Sony
  • ASIN ‏ : ‎ B001RTP3YQ
  • 原産国 ‏ : ‎ アメリカ合衆国
  • ディスク枚数 ‏ : ‎ 2
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寺本てんぷら店 @三重県四日市市

2022年03月11日 | 三重県

三重県四日市市の交通量の多い国道23号線を北に外れた富洲原地区へ。採貝漁業が盛んとあってこの辺りには漁港があり、その周辺は古い建物が散見出来る。戦災に遭っていないのだろう道路はかなり狭く、ノーズの長い自分の車では普通に右左折するのも困難な細い道が多い(→実際にある角では狭すぎて諦めてバックした)。ちょっと広い場所に車を停めて、歩いて目当ての建物を眺めていると、その向かいに「ん、これ店?」という建物が目に入った。柱の上の方に小さく「寺本てんぷら店」とある(写真下1枚目)。中を覗くとちゃんと揚がった種が並べられていた。引き戸を開けて声を掛けると、奥からかなりご高齢の主人が出ていらっしゃった。貼紙によるとコロッケなどは注文してから揚げてくれるようだが、車を停めたままなので出来上がった種をいくつか買っていくことに。選んだのは「シュマイ」〔ママ〕「肉ダンゴ」「玉子天」の3種類。包んでもらい、算盤で勘定してもらって車に戻る。

家に帰ってから、「シュマイ」は専用の蒸かし器で蒸し直し、他はガスコンロのグリルで”揚げ物温め直し”機能を使う。「シュマイ」はグリーンピースののったごく普通の肉焼売。ハイボールを呑みながら酢醤油+辛子でいただく。「肉ダンゴ」は串に3つ刺さっている。並べてある時は素のままで、包む前に主人がタレをかけてくれている。このタレがかなり甘い味付け。粒ひとつは小さいが肉はぎっしりだ。「玉子天」は半分に切った茹で玉子を、玉子、ピーマン、ウインナー、玉子の順で串に刺し、衣をつけて揚げてある。こちらは醤油を少したらしていただく。どれも素敵なつまみになった。次は是非コロッケも。(勘定は¥420)

 

 


 

↓ 店の向かいにある緑青を吹いた倉のある風情ある建物(建築詳細不明)。欄干の意匠も素晴らしい。この辺り、まだまだ古い建物が沢山残っているんじゃないかな。次は自転車で巡ってみよう。

 

 

 


 

 

寺本てんぷら店

三重県四日市市天カ須賀1-14-8

 

( 四日市 よっかいち てらもとてんぷら店 天ぷら 天婦羅 天麩羅 持ち帰り テイクアウト 焼売 シューマイ かき揚げ 海老天 エビフライ 近代建築 ろくしょう  )

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チェルシー @愛知県春日井市

2022年03月10日 | 愛知県(尾張)

愛知県春日井市で休憩に選んだのは、何年か前に閉店してしまった「ヒレカツ・ハンバーグの店・」があった並びにある喫茶店「チェルシー」。以前から1度入ってみようと思っていた。訪れたのは朝にはちょっと遅く、昼には少し早い微妙な時間帯。喫茶店によっては”モーニング・サービス”を提供する店、しない店がある時間だ。自分はモーニング・サービスにはあまり執着しないので、あれば頂戴するし無ければコーヒーだけで全然構わない。店の横の駐車場に車を停めて入口へ。店先のテントに小さく書かれた店名のフォントは”あの”お菓子と同じフォント(笑)。店内には先客が3人程。みな高齢の男性だ。蝶ネクタイ姿の主人と奥様でやっていらっしゃる。ウッディな店内にはペンダントライトが下がり、観葉植物がある落ち着いた雰囲気。カウンター奥の主人の後ろにあるガラスの埋込棚が洒落ている。奥様に「ホットを(ホット・コーヒーの意)」とお願いした。東海地方の喫茶店ではここで「モーニングは付けますか?」と訊かれることもあるし、言わずとも勝手に出てくる店もある。ここでは訊かれなかったが、さてどうだろう。

主人が雪平鍋からカップに移し、コーヒーが白いカップとソーサーで供された。あられとピーナッツ付き。すでにモーニング・サービスは付かない時間帯だったようだ。熱々のコーヒーが注がれた厚口のカップに口をつける。色も濃く、苦味の強いコーヒー。旨い。あられとピーナッツをポリポリやり、テレビの北京オリンピック中継をぼんやりと眺めながらコーヒーを啜った(訪問2月)。カウンター上には食事メニューがいくつも貼り出してある。スパゲティ、ピラフ、ハヤシライスなど。中でもハヤシは「ハヤシカツ」やら「ハヤシバーグ」やらとヴァリエーションが多いので中心メニューなのかも。次はそれで。(勘定は¥330!)

 

喫茶・軽食 チェルシー

愛知県春日井市旭町4-16

 

( 春日井 かすがい 喫茶チェルシー 軽食 スパゲッティー ハヤシライス ハヤシバーグ ハヤシカツ 珈琲 喫茶 喫茶店 純喫茶 )

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胡蝶庵 仙波 (2) @岐阜県岐阜市

2022年03月09日 | 岐阜県(岐阜)

久しぶりに岐阜市日光町にある蕎麦の「胡蝶庵・仙波」へ。最近はあまり来ていなかったが、昼営業開始の時間に合わせて店に到着。暖簾をくぐって中に入ると、今まで入ったことの無かった入って右側の板間のカウンター席に案内された。靴を脱いで上がる。こちらからは少し厨房が見え、若いのが働いているのが分かる。給仕女性は数名。品書きを眺め、温かい蕎麦の種物では一番好きな「花巻蕎麦」をお願いした。忠節にあった頃から通っている店だが、温かい蕎麦だけ頼むのは初めてかも。

さほど時間がかからす「花巻蕎麦」が供された。もちろん蓋付きなので、ゆっくりと蓋を開けてふわっと漂う海苔の香りを楽しむ。海苔は4~5枚入っているが、箸を動かすとすぐにつゆに馴染んで溶けていく。他には三つ葉のみ。山葵と刻みネギは別皿で用意されている。まずは丼を持ちあげて海苔が溶け始めたつゆを啜る。淡い色をしたつゆに磯の香りが溶け込んで極上のつゆに。すぐに箸を取り蕎麦を手繰る。温かいつゆに負けることのないしっかりと張りのある蕎麦。海苔も巻き込んで旨いなァ。少しだけ箸先に山葵を付けたりして手繰っていった。蕎麦もつゆも量はそう多くないのであっという間に胃の腑に収まっていく。結局刻みネギは使わず。つゆは全部飲み干して勘定してもらった。(勘定は¥1,100)

以前の記事はこちら

 

 

胡蝶庵 仙波

岐阜県岐阜市日光町3-26

 

( 岐阜 ぎふ 胡蝶庵仙波 こちょうあん こちょうあんせんば 蕎麦 そばきり 花巻そば はなまきそば )

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