ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

みづの @愛知県瀬戸市

2023年07月16日 | 愛知県(尾張)

愛知県瀬戸市でちょっと軽く腹に入れようと訪れたのは東本町という少し外れた所にあるうどん屋「みづの」。細い道の雰囲気のある坂を上がって道を挟んだ向かいの駐車場にバイクを入れると看板に「角松屋・駐車場」とあったので、以前は屋号が違ったようだ(店名変更か居抜きかは不明)。暖簾をくぐって中に入るとなかなか渋いコの字のカウンターがあり、土間には他にテーブル席が3つ、小上がり席も2つほどある。品書きは壁に貼られた紙短冊のみ。品数も少なく絞られている様子。日差しが強くてバイクで汗もかくぐらいだったので(訪問6月)「天ころうどん」をお願いした。

ご高齢の主人が奥で調理。しばらくして出された「天ころうどん」は大きめな鉢で出てきた。天ぷらは立派な海老が2本とししとう。大根おろしと刻みネギ、擦り生姜、胡麻がのっている。麺は多めでつゆも多め。さっそくうどんを手繰る。うどんは強いコシのあるタイプではないが、”やや冷え”ぐらいの締め加減でいい感じ。旨いうどんだ。麺線がかなり長いのにびっくり。製麺会社はこんな長い麺は作らないだろうから手打ちなのかも。つゆはあっさりとしている。海老の天ぷらは胡麻油を使ってあるようなコクが衣にあって、海老も立派。旨い。つゆを吸った後の衣もいい感じ。この海老天で丼も食べてみたいなァ。何でも以前の店から「いもうどん」という山芋を使ったうどんが有名なのだとか(芋の種類は不明)。季節があるようなのでその時期に合わせて訪れてみたいナ。(勘定は¥1,200)

 

 


 

↓ 宮脇町にある「せとっ子ファミリー交流館(旧・中央公民館)」(昭和44年・1969・建造)。ちょっと気になった建物。さすが焼物の町だけあって壁面はタイルで埋められている。ファサードもかっこいい。近づこうかと思ったが、この日は何か活動をしている様子だったので敷地内には入らず。

 

 


 

 

うどん みづの

愛知県瀬戸市東本町2-9

 

( 瀬戸 せと みづの うどん かどまつや いもうどん 芋うどん ころうどん 天ころ 手打ち 手打 海老天 えび天 天婦羅 天麩羅 てんぷら )

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Esseintial / The Who

2023年07月15日 | クラシック・ロック

Esseintial / The Who (2020)

2020年に発売されたザ・フー(The Who)の3枚組コンピレーション盤(3枚目はライヴ音源集)。手を変え品を変え発売されるフーの編集盤だが、こちらは「The Best Of 」とか「Greatest Hits」とかは謳っておらず「Essential(絶対不可欠な、必須の)」というタイトル。自分はオリジナル・アルバム全部はもちろん、様々なライヴや編集盤もほとんど所有しているので、ここに収録してある曲の中で持っていない曲やヴァージョンは1曲も無い(はず)。なのにどうして買っているかというと、自分がコンピ盤好きなこともあるが、選曲がなかなか興味深いから。一般的に代名詞となっている有名曲や、グレイテスト・ヒッツだったら収録される曲以外に、下記のような到底普通では選ばれないだろう曲が収録されているのがミソ。

1-04 The Ox
1-05 The Good's Gone
1-06 Much Too Much
1-07 Circles
1-08 Whiskey Man
1-12 Armenia City In The Sky
1-14 Call Me Lightning
1-15 Rael (Pt 1 & 2)
2-02 Here For More
2-05 Getting In Tune
2-07 I'm One
2-11 However Much I Booze
2-14 Trick Of The Light
2-17 It's Not Enough

こうやって聴いてみると、どういう基準で曲を選んだのかは選者のみ知るってところだけれど、確かにちょっと詳しいファンにとってはザ・フーの”らしさ”(キースのオカズが目立つ曲、いわゆるロックとは言い難いヴォードヴィルっぽい曲、ジョンのヴォーカル曲、ロック・オペラの萌芽etc...)が感じられる曲が有名曲に混じっていて、とても新鮮に聴くことが出来た。こういうのこそコンピ盤の醍醐味だ。

3枚目はライヴ集。年代が違うがどれも既発の有名な音源ばかり。しっかりと調べてはいないが、この中に初出の音源は入っていないはず。これは聴いていても正直あまり面白くない。それこそ「Essential」というのだから、もう少し面白味のある音源、例えば公式ではあまり多くが発表されていない3-09みたいな70年代中期とか、解散前の82年とか、大々的に復活した89年とかも使ってライヴ・ヒストリーに編集しても良かったんじゃないかな。

ネット・オークションにて購入(¥710)

  • Label ‏ : ‎ Umc
  • ASIN ‏ : ‎ B08FNJK5NH
  • Disc ‏ : ‎ 3
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

プチ @岐阜県美濃加茂市

2023年07月15日 | 岐阜県(中濃)

以前に店の裏手の小さいカウンター・スペースで中華そばを頂いた岐阜県美濃加茂市の喫茶店「プチ」。この日は喫茶店側に昼食目当てで伺った。午後1時も過ぎていなかったけれど、主人はもう”中華そば”の暖簾を下ろしているところ。店内は赤い色のビニール・ソファのテーブル席が並ぶ。年配の女性(女将と手伝い?)がやっていらっしゃる。メニューは卓上には無く、壁に掲示されたもののみ。定食、丼物、軽食が並んでいる。「冷やし中華」なんてのも。手書きの紙には「朝のランチどうですか?」と書いてある(笑)。朝から食事が出来るという意味かな。店名を冠した「プチ定食」は豚ロース厚切りしょうゆ味付けと書いてあった。それと迷ったが、この日は最初から「スパゲッティ」を頂こうと決めていた。

紙ナプキンを巻いたフォークが用意され、さほどかからず「スパゲッティ」が登場。この地方定番の鉄板スパゲティ・タイプ。鉄板は丸く、一応玉子敷きではあるが量が少ないので玉子1個分かも。もちろん時間からして茹で置きのスパゲッティをフライパンで炒める標準調理だろう。スパゲッティはごく普通の太さ(1.6㎜くらい?)。ケチャップがたっぷりでちょっと酸っぱいくらい。口の周りはケチャップでべっとりだ。使われている具材は赤ウインナーを縦に切ったもの、玉ねぎ、ピーマン。もちろんタバスコと粉チーズも用意されているので、それらも使いながら綺麗に平らげた。こういうベタな味を求めていたので満足。注ぎ足してくれた水を飲み干し勘定してもらう。次は「カツ丼」か「プチ定食」にしてみよう。(勘定は¥650)

「中華そば プチ」の記事はこちら

CAFE REST プチ (PUCHI)

岐阜県美濃加茂市太田町611-4

 

( 美濃加茂 みのかも 喫茶プチ 喫茶レスト 喫茶レストラン スパゲッティ― 鉄板スパゲッティー イタリアン ナポリタン 鉄板スパ )

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

和泉庄 @長野県飯田市

2023年07月14日 | 長野県

南信州、長野県飯田市内を散策。少し汗ばむぐらいの陽気の中、歩いて近代建築を訪れたりして歩く(訪問5月末)。アーケードのある商店街にある和菓子の「和泉庄」へ。創業は文政元年(1818)という200年を超える凄い歴史のある店だ。現在は8代目だとのこと。こちらの名物は暖簾にも大書きされている「大きんつば」。店内のガラス・ショーケースを覗くと他にも色々な菓子が並んでいるが、購入したのはもちろん「名代大きんつば」。包んでもらったが、包装に”要冷蔵”とあったので、車を停めてある市営駐車場まで戻り、用意した保冷ケースに入れておいた。

帰ってから体調が思わしくなくて一緒に来られなかった母に1つ渡し、自宅で妻と分けっこ。「名代大きんつば」は厚さが2㎝強ほどもあって、”大”の字に恥じないしっかりとした重量感がある。皮はごく薄く、ほとんどがつぶ餡といった感じだ。これで甘さが強いとさすがに持て余してしまうだろうが、食べてみると甘過ぎないちょうどいい塩梅で旨い。店にはビニール袋入りのきんつばの餡だけも売っていたけれど、無類のあんこ好きな妻にそれも買って帰れば良かったかな。(勘定は¥600)

 


 

↓ 日本画家の菱田春草の生誕地ということから「春草通り」と名付けられた通りを歩いていると古い建物に人が群がっている。何事かと覗いたのは仲ノ町の「安東邸」(大正末期頃・建造)。”空き家再生”と称して大学生がリノヴェーションを試みる為に一般公開をして清掃をしているのだとか。中も見せてもらったが50年程倉庫としてしか使われていなかったそう。中には昔のプラモデルの箱とか雑誌もそのまま置いてあった。貴重な物もあるんじゃないか?(笑)。そこに昔ここで間借りして住んでいたことがあるという年配の男性が現れてびっくり。

 

 

↓ 同じく仲ノ町の道を挟んだ向かいにある「飯田中央キリスト協会(旧・高野医院)」(昭和4年・1929・建造)。木造の擬洋風建築。かつては産婦人科医院だったのだとか。敷地内には別の洋館も建っているが、伸びた庭木で建物が見えづらいのが残念(写真下5、6枚目)。

 

 

 

↓ こちらも同じ通りにある「下伊那教育会館」(昭和13年・1938・建造、のち改修)。「下伊那教育会」の本拠地として戦前に建てられた建物。何といっても見ものは玄関扉上の「館會育教」(逆読み)と漢字で描かれたステンドグラス。国の登録有形文化財にも指定されている。

 

 

 

 

 


 

 

和泉庄本店

長野県飯田市銀座2-11

 

( 長野 ながの 飯田 いいだ 飯田銀座 いづしょう いづしょうほんてん 和菓子 金鍔 名代大きんつば 三国志 落雁 歌舞伎座 近代建築 国登録有形文化財 )

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

すゞ家 @名古屋市中区・新栄

2023年07月13日 | 名古屋(中区)

新栄のとんかつ屋「すゞ家」へ。新栄と言っても若宮大通に近い南の方の路地に店がある。もちろん屋号からいくと創業昭和22年(1947)の大須赤門の「すゞ家」の系列だろうと思うが(未確認)、特に「新栄店」という記述は見当たらなかった。建て直したようでまだ新しい建物。店内はテーブル席が7つ程。白を基調としていてちょっとハイソな感じ。たまたまかもしれないが客層もちょっとそんな感じが(笑)。給仕は大女将と女将。厨房の中の様子は見えないが、調理はご高齢の主人が1人でやっているのかな。歩き疲れてここまでやって来たので、何はなくともまず「ビール」を。あとは「ミックスフライ定食」をご飯半分でお願いした。

ビールはプレミアムモルツの中瓶。早々に出てきたのでまずはグイッと1杯。何か口取りが付くといいんだけれど何も無いのでフライが揚がるまでグッと我慢。先にソース、辛子、漬物が用意され「ミックスフライ定食」が運ばれた。フライはカットされたヒレカツ、海老にカニクリームを纏わせたフライが2つ。こんな海老フライは珍しい。付け合わせは千切りキャベツとポテサラ。ヒレカツはさすが「すゞ家」という感じで一等軟らかい食感。海老こそ大きくないが、海老+カニってほとんど反則(笑)。あちら(赤門)にこんなのあったかな。明るいうちに出来たてのフライでビールをやる幸せを噛みしめつつ、ビールを空けた後は御櫃型の飯椀のご飯としっかり出汁の効いた赤出汁をいただいて、ご馳走様。(勘定は¥2,500程)

 

とんかつ すゞ家 (新栄店)

 愛知県名古屋市中区新栄1-41-1

 

( 名古屋 なごや 新栄 しんさかえ すずや とんかつすずや すゞ家新栄店 すゞ家赤門店 洋食 洋食店 エビフライ カニクリームコロッケ )

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Absent Lovers: Live in Montreal / King Crimson

2023年07月12日 | プログレッシヴ・ロック

Absent Lovers: Live in Montreal / King Crimson (1998)

キング・クリムゾン(King Crimson)の1984年はモントリオールでのライヴを収録した2枚組CD。発売されたのは随分と遅く、1998年になってから。後追いで聴いているのでその辺の事情はよく知らないが、クリムゾンはこのライヴで一旦解散して約10年間はグループとしての活動はしていない。つまりこれがDiscipline期のクリムゾン(Robert Fripp, Adrian belew, Tony Levin, Bill Bruford の4人)の80年代最後のライヴということになる。

お馴染みのサウンドスケープから始まるライヴは終始メンバーのテンションが高く、最終公演ということもあってか各自の演奏もアンサンブルも極みに達しているといった感じさえする。録音状態もとても良く、80年代の音源にありがちだが今聴くと陳腐に聴こえてしまいがちなブルーフォードのシンセ・ドラムもここでは文句なしにかっこいい。エイドリアンのヴォーカルはさすがにこの時期だけあって通りも良く(時々勢い余って裏返るが・笑)聴いていて気持ちがいい。逆にフリップのギターやレヴィンのベース&スティックはあまり目立たなく感じるが、それほどバランスがいいということだろう。これが80年代クリムゾンの集大成と言っていいんじゃないか(←にわかの意見)。

中古店にて購入(¥1,120)

  • Label ‏ : ‎ ポニーキャニオン
  • ASIN ‏ : ‎ B00004VOXJ
  • Disc ‏ : ‎ 1
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ラコント @岐阜県岐阜市 (3)

2023年07月12日 | 岐阜県(岐阜)

昼食でイタリアンをいただいた後、車で立ち寄ったのはジェラートの店「RACCONTO(ラコント)」。何シーズンぶりだろうか。店に到着すると駐車場は車で一杯…。車が出て行くのを待つくらいの相変わらずの盛況ぶり。暑くなってきたからそりゃ食べたくなるわなァ(訪問5月末)。入口の行列に接続して入店を待つ。店内に入ってもガラス・ショーケースの前までは行けないので注文時にその場で決めなければいけない。もう何があるのかをいちいち確認するのは止めて、パッと目に付いた「プラリネ」「フルーツミックス」というフレーヴァーを「シングルコーン」でお願いした(←分かり難いが「シングル」でフレーヴァーを2つ選択する)。器用にコーンの上にフレーヴァーが2つ盛られ、手渡された。

店舗横のイートイン・スペースで食べることにする。「プラリネ」はキャラメルゼしたアーモンドって書いてあったっけな。中の香ばしいアーモンドの風味がいい感じ。「フルーツミックス」はミルク・ベースでフルーツの粒がいく種類も入ったもの。普段ならあまり頼まないようなフレーヴァーだが、これも旨かった。妻の頼んだのが何だったか忘れたが、少しだけ味見させてもらった。まだまだ次々と車が入ってくるので早々に退散。(勘定知らず)

以前の記事はこちら (1)(2

Gotoya Dolce RACCONTO (ラコント)

岐阜県岐阜市美園町2-11

 

( 岐阜 岐阜市 ぎふ ラコント 和風料理 後藤家 イタリアンジェラート stracciatella ストラッチャテーラ ジェラテリア GELATERIA 徹明町 )

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

巴屋 @愛知県瀬戸市

2023年07月11日 | 愛知県(尾張)

6月のある日曜日。この日は厚生労働省が定める「水道週間」期間中で、愛知県瀬戸市の「馬ヶ城浄水場」の1年に1回きりの一般開放日に当たっていた。それに気付いたのが昨年の公開日すぐ後だったので1年越しの待望の訪問。万難を排してバイクで瀬戸市へ(バイクのみ場内駐車可)。

見学後に昼食をいただいたのは以前から一度と思っていた五位塚町の「巴屋」。市街地から離れた住宅地への入口にあり、幹線道路(248号線)沿いには共同駐車場がある。ただ店舗といっても小さく擦れた街路灯看板ぐらいで、建物はどう見てもごく普通の1軒家。入口がどこかさえ分かり辛い。建物と流れるせせらぎの間の駐車場(写真下左)から進入すると小さな”営業中”の札があった(写真上)。車の奥には暖簾がテキトーに掛かっている(写真下右・笑)。

 

奥には焼き場があり、年配の主人が1人。そちらに声を掛け、品書きから「並 うなぎ丼」を注文した。ドアの向こうに小さなテーブル席が3つのみのスペースがある。川のせせらぎが間近に聞こえ、窓からは濃い緑が目に入る。座っていると主人が盆にのった急須と湯吞を持って来てくれた。他に客は勝手知ったるといった感じの常連客2名と、自分と同じでホントにここでいいの?と訝った感じで入って来たロードバイクの男性1人。ちょうど調理する主人が見える席だったので眺めながら待つ。延々と炭火を団扇で扇ぐ主人は汗だくだろう。大変だ。30分程経った頃に「並丼」が運ばれた。丼には椎茸などが入った吸物と、守口漬としば漬け、キュウリの浅漬けが付いている。

「並」なのでうなぎは3切れ。ごはんはやや多めかな。うなぎはこんがりと焼けていて堪らない香りを放っている。もちろん地焼きで厚過ぎず薄過ぎずの大きさ。香ばしいタレの味加減も自分の好みにあっていい感じ。旨い。たれの量も昨今の店のように多過ぎず適量。それでいて価格は他の店と比較して割安なのだから嬉しい。あっという間に平らげて席を立ち、「待たせてゴメンねー。」と声をかけてくれた忙しい主人に勘定してもらった。また来ようっと。(勘定は¥1,800)

 


 

↓ 「馬ヶ城浄水場」(昭和8年・1933・建造)。1年越しの念願の場所に初訪問。係員に誘導され場内を散策。「緩速濾過池」には洋風な意匠の建屋「観測小屋」が3つ並んでいる。

 

 

 

↓ 奥に進むと「瀬戸市水源地」と札の掛かったクラシックな板張りの「管理棟」(事務所)がある。片側の1部屋は展示室になっていた。

 

 

 

 

↓ そしてこちらが貯水池から流れ出る堰堤。これが見たかった! 緩やかにカーブを描いて流れ出る水の波紋が何とも美しい。涼しげな音や周りの緑が綺麗な事もあって、訪れる人々から「うわぁ。」とため息が漏れ出る。これも沢山の雨が降った後でないと見れないというから貴重だ(ちなみに前日は大雨)。ここが1年に1度しか観られないなんて、何だか勿体無いなァ。

 

 

 

 


 

 

うなぎ 巴屋

愛知県瀬戸市五位塚町12-1

 

( 瀬戸 せと ともえや うなぎ うなぎ丼 鰻丼 うなどん 馬ヶ城 うまがじょう 馬ヶ城ダム 馬ヶ城貯水場 馬ヶ城の水 SETO WATER 近代化遺産 近代建築 )

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

三河家 @長野県飯田市

2023年07月10日 | 長野県

早朝から家を出て南信州の飯田市までドライブ。本当は老母を連れて行く予定だったが早くに電話があり、体の調子が悪いので見合わせるとのこと。どうしようか迷ったが晴天なのは分かっていたので1人で出掛けることに。中央高速を走って飯田へ。郊外の「杵原學校」を観賞した後、市街地へ。市営駐車場に車を入れて、近代建築を探しながら歩く。何も食べていなかったので、まず軽く腹に入れようと常磐町の麺類食堂「三河家」へ。正確な創業年は分からないが120年の歴史があるとのこと。現在5代目だとか。

店内はまだ新しい感じなので建て直しているだろう。カウンター席の他、テーブル席が4つに小上がり席もある。正面には古い壁掛時計の振り子がちゃんと動いていた。晴天で歩いて周ると暑いくらいだったし、まだ”朝食”なので(笑)軽くと「冷やしたぬきそば」をお願いした。自分の後にも次々と地元の客が入ってくる盛況ぶり。

しばらくして木製の塗り鉢に盛られた「冷やしたぬきそば」が運ばれた。そばの上の具材は、天玉、刻みネギ、大根おろし、刻み海苔。鉢の縁にはわさびが付けてある。そばは細打ち。さすが信州、麺類食堂で出てくるそばの域を超えてなかなかのもの。冷たいつゆと一緒に喉を通るそばが気持ちいい。つゆはすっきりとした味わい。そばともよく合っていて旨かった。他の客に運ばれた丼物も旨そうだったし、酒の肴になりそうな一品物も、地元の名物料理も色々あるようだ。次に機会があったらそういうので一杯やってみたいナ。(勘定は¥800)

 


 

↓ 多分初めて訪れた南信州の飯田市内。高い位置にあるので街中からでもこんな感じで素晴らしい眺望。彼方に見えるのが南アルプスの山々。

↓ 「銀座通り」にあった店舗を3つに分け合った建物(建築詳細不明)。軒部分や柱部分はモザイクタイルで装飾されている。

 

↓ 同じ銀座通りの印章店「北澤信陽堂」(建築詳細不明)。こちらも建物の特徴的な上部もモザイクタイルで装飾されている。「自慢の深彫」の文字が力強い。

 

↓ 商店街の外れの消防詰所の敷地にあった蒸気機関車「D-51 402号機」。傷みが激しく、塗装もちょっとみすぼらしい状態になっていて残念。全国的にそのようだが、展示機関車の維持って大変なんだなァ。

 

↓ 飯田市内に入る前に郊外の木造校舎「杵原学校(旧・山本中学校)」(昭和24年・1949・建造)。廃校になったのは昭和60年。廃校(統合)にあたっては地域で諍いが生じたらしく20年間も手つかずだったのだとか。現在はしっかり整備されていて状態も良く、校舎内も極力当時のままで維持されている様子。国の登録有形文化財に指定されている。訪れた時には校舎周りやグラウンドでクラフト・マーケットが開催されていて盛況だった。

 

 

 

 

 

 

 


 

 

三河家

長野県飯田市常盤町1

 

( 飯田 いいだ 三河家食堂 みかわや みかわやしょくどう 大衆食堂 麺類食堂 うどん 蕎麦 そば うなぎ 近代建築 デゴイチ きねはら 国登録有形文化財 )

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Nocturnal Koreans / Wire

2023年07月09日 | パンク・ニューウェーヴ

Nocturnal Koreans / Wire (2016)

2016年に発売されたワイヤー(Wire)の15枚目のオリジナル・アルバム。若いギタリスト(Matthew Simms)が参加してからコンスタントにアルバムをリリースし続けるワイヤー。こちらは何でも2015年にリリースされたセルフ・タイトルのアルバム「Wire」の為に録音された楽曲が中心なのだとか。8曲収録で30分に満たないミニ・アルバムという位置づけ。「Wire」から漏れてしまったがお蔵入りさせるには惜しいといった感じだろうか。アルバム・タイトルの「夜行性の韓国人」っていうのは何を意味するんだろう?

もちろん楽曲の雰囲気も「Wire」と似ていて、コリン・ニューマン(Colin Newman)のヴォーカルは呟くようにクール。前半の曲は劇的な展開はあまりなく、深く静かに潜航していくといった感じ。これは近年のワイヤーの楽曲の傾向でもあるので特に驚きはない。でも後半はちょっとハードな感じの曲もあって、05なんかの少しアッパーな曲を聴くと”らしさ”満開なので、やっぱりちょっと嬉しくなってしまうのは古いファンの性(さが)か。

ネット・オークションにて購入(¥880)

  • Label ‏ : ‎ Pinkflag
  • ASIN ‏ : ‎ B01C789XKA
  • Disc ‏ : ‎ 1
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする