ある日曜、名古屋港手前の築地口近くの和菓子屋を目当てに車を走らせるも、調べていなかったのであえなく定休日に当たってしまった…。こんな遠くまで来たのに何たる無計画か。昼はこの辺りで済ませることにして車をコインパーキングに入れ、付近を散策。いくつか候補はあったが大通りに面した中華料理の「天津楼」に入ってみることに。もちろんボンボンの「天津楼」とは無関係だろう。
開け放した入口から中にはいるといくつかのテーブル席は先客で埋まり、カウンター席にも数名の客が。昼間からどの客も例外なくビール瓶を置いている。近くに鉄火場があるから呑み客が多いのかも。店は年配のご夫婦でやっていらっしゃるようだ。カウンター席に腰かけ品定め。壁に掲げてあるメニューとは他に紙に書いたセットが貼ってあった。そこから「ワンタン+炒飯」を選んでお願いする。主人がはきはきと答えてくれた。
炒飯の調理は女将さんが行うようだ。ある程度下処理して冷蔵してあったご飯を炒める感じかな。出来上がった「炒飯」は楕円の鉢に盛られていて、具材は玉子、葱、叉焼片とシンプル。しっとりを通り越して”やわ”な出来上がりだったけれど、それはそれで旨い。ただ紅生姜ぐらい添えてあると色味もいいのにな。「ワンタン」はラーメン鉢に。スープはたっぷりで、ワンタンは7つ程。刻みネギが沢山散らしてあり、醤油味のスープはやや濃いめ。ワンタンの皮はトゥルントゥルンの口当たりで旨い。炒飯を途中で止めてワンタンに注力し、また炒飯に戻るを繰り返して平らげた。後客もみんなビール。是非次は自分もビールを…。(勘定は¥880)
中華飯店 天津楼
愛知県名古屋市港区名港1-19-15
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