ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

丸一 @名古屋市熱田区・日比野

2024年10月15日 | 名古屋(熱田区・中川区)

熱田区の日比野駅至近にある団地の1階テナント(日比野商店街)に入っている麺類食堂「丸一」へ。店の前にちゃんと店舗用の駐車場も用意されている。店に入るとテーブル席6つは全て満席の盛況ぶり。年配のご夫婦と手伝い2人でやっていらっしゃる様子。幸い席が1つすぐ空いたので一番奥に座らせてもらった。昼はセットメニューが豊富で、先客も麺類と丼物を並べている人が多い。自分が注文したのは「あいもり」。うどんとそばでお願いした。麺類は全て手打ちだそう。

しばらくして「あいもり」が登場。四角い枡2つにうどんとそばが盛られている。猪口に入ったつゆも2つ付いていて、それぞれ薬味がすり生姜とねりわさび、そして刻みネギ。ネギもケチらず量は倍(笑)。麺には揉み海苔がかけられている。うどんは麺線が長く、切りの太さはまちまちのものも。少し透けた象牙のような色合い。漆黒のつゆに漬けて啜ると、しっかりとした張りがあって喉越しも良く、何とも旨い。つゆは古の麺類食堂タイプだが甘さは強くない。次はそば。蕎麦粉は信州産だそう。これが趣味蕎麦と見紛う出来の細切りで麺類食堂ではなかなか無いタイプ。口当たりも喉越しも良く、これまた旨い。ちなみにつゆは全く同じもののよう。これはきしめんや煮込みうどんの麺も味わってみたくなる。こちら酒はもちろん、つまみになる一品物も豊富。それらで一杯やって締めにこの旨い麺類。近くの人が羨ましいナ。(勘定は¥950)

 

 

手打めん処 丸一

愛知県名古屋市熱田区中出町2-22

 

( 名古屋 なごや 日比野 ひびの まるいち 手打ち 手打 饂飩 蕎麦 きしめん 味噌煮込 日比野商店街 )

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虎屋 @岐阜県関市 (3)

2024年10月14日 | 岐阜県(中濃・老舗)

「そろそろ虎屋の鮎菓子が終わっちゃうねー。」と妻が言う。妻の言う”虎屋の鮎菓子”は岐阜県関市の本町商店街にある「虎屋」の「小瀬(おぜ)の若鮎」。妻の大好物なのだ。色々な鮎菓子を買って帰って食べているが、妻はこちらの品が一番好みなのだとか。以前よく訪れた毎年恒例の「刃物まつり」に行った時に、店頭で皮を焼いて販売しているのを食べてからこちらの贔屓。ハイ、買ってきます(苦笑)。ある日の夕方、もう閉店に近い時間に店に寄った。以前から狭い商店街で駐車場が難儀な店だったが、近くの更地が駐車場になって楽ちん。こんな時間でも買い求める客が数組。購入したのは件の「小瀬の若鮎」と「梅ゼリー」という看板商品2つ。

さっそく持ち帰って妻に進呈。「コレコレ。」と言いつつ満面の笑顔で食べ始めた。自分も久しぶりだったが、”若鮎”だからかちょっと頼りないくらい皮が軟らかい。ここまでしっとり軟らかかったかな。焼き上がった時間によっても差が出るのかも。甘さはかなり控えめで確かに旨い(自分の好みド真ん中ではないが)。「梅ゼリー」は丸っと梅の実が入った赤いゼリー。ビニールに包まれているので皿に移していただく。甘酸っぱくて美味しい。定番2つの菓子をいただいて満足。(勘定は¥1,000程)

以前の記事はこちら (1)(2

 

和菓子処 関市 虎屋

岐阜県関市本町7-25

 

( 岐阜 ぎふ 関 せき とらや 関市虎屋 虎屋菓子舗 和菓子 あゆ菓子 老舗 おぜのわかあゆ 上生菓子 日本刀アイス うめゼリー 蕨餅 )

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肉の横関 @名古屋市西区・浄心

2024年10月14日 | 名古屋(中村区・西区)

日曜休みなのでなかなか伺うことが出来なかった浄心の精肉店「肉の横関」。この日は平日で近くに居たので足を延ばしてみた。酷暑の中、駅から歩いて店へ。町の肉屋とは一線を画す大きな店舗。店の前は交通量の多い道路だが、何台も車が路駐して客が店内へ吸い込まれていく。店内は各種の生肉が平置きしてあり、肉の種類もかなり多い感じ。店員の数も多い。揚げ物のコーナーでは沢山まとめて注文している人も。暑いから自宅で揚げるよりここで買った方がいいもんね。自分はもちろん生肉は買って帰られないので、揚げ物コーナーの「手造りコロッケ」「ミンチカツ」「カレーコロッケ」を購入して家に持ち帰った。

「手造りコロッケ」は肉の風味がしっかり。衣は細目。中はとろっとした食感で下味は控えめ。ソースをかけたりしていただいた。「ミンチカツ」は厚みがあってずっしりと重い。ぎっしり肉が詰まっていて食感もしっかりしていて旨い。さすが肉屋のミンチカツ。「カレーコロッケ」はとろっとした食感でカレーの味わいは甘口。これにも少しソースをたらしていただいた。どれもビールやハイボールのツマミにぴったり。安過ぎるぐらいの値付けだし、揚げ物の種類はまだまだ豊富なのでまた寄ってみることにしよう。(勘定は¥226)

 

肉の横関

愛知県名古屋市西区花の木3-19-4

 

( 名古屋 なごや 浄心 じょうしん 肉のよこぜき よこぜき 横関 ミート・ショップ 精肉店 惣菜 総菜屋 持ち帰り テイクアウト )

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松川食堂 @岐阜県安八郡安八町 (2)

2024年10月13日 | 岐阜県(西濃)

久しぶりに岐阜県安八町にあるセルフ式の食堂「松川食堂」へ。昼には遅い時間帯だったが、先客は何組も。労働者が多いが、家族連れの姿も見える。こちら棚にある惣菜を自分で取って、ご飯や汁を注文するタイプの食堂だが、午後2時を過ぎると麺類や丼物などの単品を注文することが出来る。なのでカウンターに行って「チャーハン」と「豚汁・小」をお願いした。「持っていきますよ。」と言って下さったので席に着いて出来上がりを待つ。

しばらくして土間のテーブル席に運ばれた「チャーハン」は、八角の皿に盛られていて刻み海苔が振られている。ネギと玉子のシンプルなチャーハンで、パラパラの炒め具合。味付けは濃過ぎず、自分にはちょうどいい感じ。旨い。合わせ味噌の「豚汁」はこなれて小さくなった具材が入っている。ほのかに粕を使ったような風味もして旨い。ささっと平らげて盆を持って行き勘定してもらった(後払い)。次は「焼そば」か「かつ丼」にしてみようかな。(勘定は¥570)

以前の記事はこちら (1

 

 


 

↓ 店のすぐ裏手にある三洋電機(当時)が建造した太陽光発電施設 「ソーラーアーク」(平成14年・2002・建造)。デザインはKajima design。東海道新幹線や名神高速からも見える巨大な建造物は全長315mだとか。当時太陽光発電は最先端技術だったので、自分も中にあった「太陽電池科学館ソーラーラボ」を見学に行ったっけ。平成23年に企業体が変わって”SANYO”から”Panasonic”ロゴに。そして時代が移り変わって敷地工場が売却され、現在は筺体のみ残してもぬけの殻。この後どうなるんだろう。

 

 

 


 

 

松川食堂

岐阜県安八郡安八町大森419-1

 

( 岐阜 ぎふ あんぱち 安八町 まつかわ食堂 セルフ食堂 定食 丼物 食堂 大衆食堂 炒飯 チャーハン ソーラー・アーク SOLAR ARK )

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This Note's For You / Neil Young & The Bluenotes

2024年10月12日 | クラシック・ロック

This Note's For You / Neil Young & The Bluenotes (1988)

ニール・ヤング(Neil Young)が1988年にNeil Young & The Bluenotes名義で発表した18枚目のオリジナル・アルバム「This Note's For You」。ゲフィン・レコードから古巣のリプライズに復帰しての第1弾。この時のメンバーはブルーノーツというホーン・セクションを交えた面々で、後にこの時の面子でのライヴ音源が彼のアーカイヴから「Bluenote Café」として発表されている。自分はそちらを先に聴いてしまったので順序が逆になってしまった。自分は当時全くニール・ヤングを聴いていなかったので、タイトル曲のPVが話題になっていたとは知らなかった。当時ロック・アーティストが大手企業とタイアップしてCMを作ることが流行り(実際自分も向こうでよく見た)、バドワイザーの”This Bud's for You”という宣伝文句をもじって作られたのだとか。PVはそうしたCMのパロディになっている(ちなみに監督はジュリアン・テンプル)。さすが反骨心旺盛なニール。

アルバムはミディアム・テンポの曲が多く、リラックスして明るい雰囲気。ライヴ・アルバムでもそうだったがニールとホーン・セクションの相性はなかなか良く、どうして彼があまりホーンを使わないのかが不思議。ニールの音楽は所謂ブルーズに直接的に影響されたような曲は多くないが、ここではギターといい、モダン・ブルーズといった感じのギター・ソロも多く聴けるし、60年代のスタックス・ソウルのような雰囲気の曲もある。ただあまりファンからの評判は良いとは言えなかったらしく、このスタイルは早々に消えて元のニール節に戻って行ったらしい(→もちろんニールだけにそのスタイルは次々と変わっていくのだが)。

ネット・ショップにて購入(¥680)

  • Label‏ : ‎ Reprise / Wea
  • ASIN ‏ : ‎ B000002LE5
  • Disc ‏ : ‎ 1
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尾頭園 @名古屋市中川区・尾頭橋

2024年10月12日 | 名古屋(熱田区・中川区 老舗)

まだまだ暑い9月のある日に向かったのは尾頭橋にある茶屋「尾頭園」。創業は昭和22年(1947)だそう。こちら見た目も普通のお茶屋だが、抹茶を使ったアイス・クリームやかき氷で有名な店でもある。店は”尾頭橋”のアーチがかかる商店街から少し中に入った路地にある。店の横に1台分の駐車場があるのでそこに車を停めて中に入った。店内は茶葉や抹茶、それに茶道具を始め、色々な食料品も並べてある。小さいテーブルが5つ程並べてあり、そちらで甘味をいただくことが出来る。主人にお願いしたのは「グリーンティーフロート」。上にのるソフトクリームはミックスにしてもらった。

掲示された写真入りメニューにはプラカップに入ったものが載っていたがグラスで提供された「グリーンティーフロート」は、甘いグリーンティー・ドリンクの上に抹茶味とバニラ味のミックスのソフトクリーム。流石お茶屋さん、ドリンクの方は抹茶の味わいたっぷり。ソフトクリームの舌触りも良く、旨い。あっという間に平らげてしまった。ひと息ついていると温かい緑茶のサービスも。ちゃんと茶托で提供されるのが嬉しい。普通に出してくれたお茶もしっかり旨い。今度は抹茶(粉)を買いに来ようかな。(勘定は¥580)

 

 

お茶の尾頭園 本店

愛知県名古屋市中川区尾頭橋2-4-15

 

( 名古屋 なごや 尾頭橋 おとうばし おとうえん おちゃのおとうえん 茶舗 茶寮 喫茶 緑茶 スイーツ 抹茶アイス )

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らくらく亭 @岐阜県岐阜市

2024年10月11日 | 岐阜県(岐阜)

岐阜市柳津町にあるうどん屋「らくらく亭」へ。店は表通りに面していないので今まで全然知らなかった。ナビに導かれ細い道を入り店に到着。暖簾をくぐって中に入ると和風の意匠でテーブル席が5つ、小上がり席が2つ程ある。年配の主人が1人でやっていらっしゃる様子。店内の年季の入った木製看板に”らくらくうどん”とあるのでそんな品があるのかなと壁に掛けられた木札の品書きを見るも、そのものずばりの品は無い。「らくらくころ」とかがそうなるのかな。他にも壁に貼られたひらがなばかりの品書きがあるが、何がどうなのか分かり辛い。そこに”つめたーい”「はっちょううどん」というものがあったので頼んでみた。

しばらくして運ばれた「はっちょううどん」(※ファイルの品書きには「八丁」とあった)は大きな鉢に盛られている。味噌奴と市販のプリン付き。麺は冷たく絞めてあるが味はついておらず、小さな甕のような形の器に味噌だれがたっぷり用意されている。麺の上には、殻付きの茹で海老、玉子焼、ハム、レタス、ワカメ、刻みネギ、紅生姜と、まるで冷し中華の具材のような感じ。これは漬けて食べるのか、かけてたべるのか。取り敢えず麺を手繰ってたれに漬けてみた。たれは八丁味噌を使った酢味噌だれ。この辺りでは”ぬた”に使うような味わい。麺を啜ってみるとしっかり酢が効いていてむせるほど。濃いなァ。濃くて甘くて酸っぱい。おまけに白いワイシャツにハネが…(涙)。途中からは鉢の麺の上に少しづつかけて混ぜながらいただいた。麺は切りが長く少しエッジが出ているもの。強いコシがある訳ではないが、これはこれでなかなかいい。面白い味わい。麺量もたっぷりあってお腹もいっぱいになった。次は涼しくなってから温かいうどんをいただきに寄ってみよう。(勘定は¥900)

 

らくらく亭

岐阜県岐阜市柳津町東塚4-22-3

 

( 岐阜 ぎふ やないづ らくらくてい うどん そば 饂飩 蕎麦 らくらくうどん 八丁うどん )

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ヨコイ @名古屋市西区・浄心

2024年10月10日 | 名古屋(中村区・西区)

ある晩に立ち寄ったのは浄心の弁天通商店街にある鉄板焼の「ヨコイ」。平日の夜にこの辺りに居ることはあまりないのでなかなか機会が無かった。暖簾をくぐると鉄板を前にしたL字のカウンター席には先客が数組。年配の主人が1人でやっていらっしゃる。カウンター席の短辺が空いていたので座らせてもらった。先客の注文の調理で忙しい主人に「酎ハイ」と「長いもバター焼」をお願いする。

「酎ハイ」はレモンスライスの入ったグラスに。炭酸は弱め。ここまで駅から歩いて来るだけで汗をたっぷりかいているので冷たいのをグイッと。「長いもバター焼」は鉄板で調理。バター醤油での味付け。他の調理で忙しそうな主人の機を見て「ビンビール(中ビン)」(アサヒ・スーパードライ)と「焼そば・肉玉」を追加。調理の様子を見ていると茶色の蒸し麺を使っている。焼き上がった焼そばに追いソースをかけて完成。皿に盛られて供された。目玉焼き、刻み紅生姜添え。ぼそっとした独特の食感で旨いが、追加した分ソースが多過ぎて下に溜まってしまうほど。麺を寄せ、皿を傾けてからいただいた。次はもう少し落ち着いて呑んでみようっと。(勘定は¥2,000程)

 

 


 

↓ 浄心の辺りも色々変化が。お気に入りのケーキ屋「グルッペ」は最近ずっとシャッターが降りたまま。主人がご高齢だから心配だ。前を通るとつい写真を撮ってしまう旅館「大和」(建築詳細不明)。薄桃色のタイル壁に書かれた文字や、木戸のガラスに書かれた筆文字がいい感じ。中の間取りがどうなっているか興味が沸くが、いつ頃まで営業していらっしゃったんだろう。

 

 


 

 

お好み・鉄板焼 ヨコイ

愛知県名古屋市西区城西4-26-15

 

( 名古屋 なごや 浄心 じょうしん 弁天通商店街 べんてんどおりしょうてんがい ヨコイ おこのみやき お好み焼き やきそば 焼きそば 居酒屋 酒場 )

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正扇 @岐阜県羽島市

2024年10月09日 | 岐阜県(西濃)

岐阜県羽島市の文化センター近くにある食事処「正扇(しょうせん)」へ。こちら近くにあった「竹扇」(※令和元年閉店)の分店だとのこと。広い駐車場に車を停め、暖簾をくぐる。店内は広いフロアーにテーブル席が4つ。奥には座敷もある様子。年配のご夫婦と給仕女性でやっていらっしゃる。「竹扇」と同じく蓮根料理が名物。県内の蓮根の6割は羽島市で生産されているのだそう。メニューに”オススメ!”とあった「れんこんよくばりセット」をお願いした。自分の後には多人数の家族グループ客も奥に通され盛況。

しばらくして盆に盛られた「れんこんよくばりセット」が運ばれた。「れんこんカツ丼」「蒲焼」「梅酢れんこん」、それにかぼちゃの煮付、味噌汁、つぼ漬け、水菓子(すいか)という盛り沢山な内容。「れんこんカツ丼」は浅い丼に盛られていて衣を付けて揚げられたれんこんが玉子でとじられている。真ん中に紅生姜がのって色合いがいい。れんこんは厚く切って揚げてあり半分にカットされている。つゆの味わいはあっさり。それがれんこんカツにぴったり。旨い。遠い記憶だが本店と同じ仕様に違いない。「蒲焼」は1切れ。れんこんを擦ったものを板海苔の上に敷いて焼き上げてあるのかな。蒲焼ではあるが意外に味付けは薄め。「梅酢れんこん」はその名の通り梅酢で漬けてあるれんこん。さっぱりとした箸休め。自分はれんこんが大好きなので、どれも美味しくいただいた。(勘定は¥1,150)

※閉店した「竹扇」の記事はこちら

 

 

和食処・れんこん料理 正扇

岐阜県羽島市竹鼻町丸の内11-91

 

( 羽島 はしま しょうせん 蓮根料理 レンコン料理 和食 レンコンかつ丼 かば焼き 蒲焼き レンコン )

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浅野屋 @愛知県清須市 (2)

2024年10月08日 | 愛知県(尾張・老舗)

久しぶりに愛知県清須市の麺類食堂「浅野屋」へ。創業は戦前らしいので80年以上の歴史がある。駐車場は無いので近くの公園の駐車場に停め、歩いて店へ。テーブル席が4つとこじんまりとした店内。すでに先客が1人食事をしていた。手前の席に腰掛けると白衣を着た高齢の主人がやかんに入ったお茶を持って来てくれた。壁の品書きを見ると「うなぎ」「ねぎとろ」「冷し中華」などが消されている(訪問8月中旬)。品数を絞っているのかな。お願いしたのは「天丼」。実は東海地方の絶滅危惧丼「天南丼」の店を探っているうちにネット上の写真でこちらの天丼がまさに「天南丼」のようだったので確かめに訪れたのだ。奥から出汁の香りが漂ってくる。途中から厨房の手伝いに入ったのは娘さんかな(未確認)。

しばらくして運ばれた「天丼」は海老天が2本のったシンプルなもの。わかめの味噌汁としば漬けが付いている。南蛮(ネギ)は使っていないので「天南丼」ではない。自分が見た写真はセット物の小さいサイズのものだったかな。海老天は中サイズ。海老の揚げ加減良く、旨い。昔は専門店以外の丼は揚げ置きの天ぷらを使うのが普通だったと思うが、しっかり揚げ立て。つゆの加減も甘過ぎず辛過ぎず、量もご飯の下に少し溜まる程度でいい感じ。あっさりとした味噌汁を挟みながら綺麗に平らげた。次は「ざるそば・天丼セット」にしてみようかな。天南丼は現れるだろうか。(勘定は¥800)

以前の記事はこちら (1

 

浅野屋

愛知県清須市清洲509

 

( 清須 きよす あさの屋 あさのや 麺類食堂 大衆食堂 食堂 うどん そば 丼物 天丼 天南丼 てんなん丼 )

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