昨日の『100歳までウォーキング』は、さながら、保存療法決起集会のような
盛り上がりでした。
富士温泉病院・矢野先生の患者さんだけでなく、医療従事者、医療装具の方、
ノルディックウォーク指導者の方、などなど、(人工股関節術をなされた方も含め)
150人近くの方が集結しました。
お話の内容は、4年前の「100歳までウォーキング」の講演会も参加しておりますので
だいたいこんな内容だろう、と想像できましたが、、内容はもちろんですが…
同じ時間を同じ想いを持った人々と共有することの大切さを…
昨日は、感じました!
ご一緒できた皆様、ありがとうございました。
元気が出ました!!
天地まりさんではありませんが…
「一人じゃないってステキなことねーー」です。へへへ。。
さっそく、ラベンダーさんのブログに昨日のことが書かれておりました。
http://sky-lavender.cocolog-nifty.com/
ラベンダーさんが超がつくような多忙な毎日をこなされていられるので…
私は、介護がたいへんといっても暇なので、頭の体操と思い今回の
レポート作りは、とてもよい材料です。。上手くかけるか分かりませんが…
後日、書かせていただきます。
お手伝いなされていた、ラベンダーさん、meemaさん、
ご一緒できたレドリーさん、ポチさん、Fさん、
お会いできてとても嬉しかったです。
ありがとうございました!!
今日は、忘却する前に皆さんにご紹介したいと思った記事がありましたので
そちらを書きたいと思います。
3/22日付け 東京新聞より
『自分で自分をだませる人』 香山リカ(精神科医)
「耳がまったく聞こえない」という重い障害を装っていた作曲家が、謝罪の
記者会見を開いて大きな話題となった。
いや、「作曲家」といっても自分で作品を作っていたわけではなく、専門家に
代作を依頼していたというのだからあきれてしまう。
実は私も、その作品を演奏するコンサートに出かけ、演奏終了後に、
杖をつきサングラス姿で登場したその人に大きな拍手を送ってしまった。
聴衆の喝采に何度も頭を下げる姿は、“障害と闘いながら創作を続ける
アーティスト”そのものに見えたが、私もすっかりだまされていたという
ことだ。
私は、精神科医という仕事についているので、よくまわりから
「人のウソも見抜けるでしょう?」と言われるが、
それはまったく違う。
診察室にやってくる人達は、誰もが率直に自分の悩みやつらさを
語ってくれるのでこちらも理解できるだけであって、
「だましてやろう」と思っている人の正体などまったくわからない。
それにしても、大きなウソをつく人はなぜ平気な顔でいられるのだろう。
日常の中で小さなウソをついているだけでも、ふつうは、
「いつバレるだろう」と落ち着かない気持ちになり、たいていは自分から
真実を告白してしまう。
一方、今回のニセモノの作曲家のように、長い年月、まわりの人たちを
だまし続けたまま暮らせる人もいる。
おそらく決め手は、「自分で自分をだませるか」
ということだと思う。
「私は世のため人のためになることをしているんだ」
と言い聞かせているうちに、次第に「本当に自分で作曲している」という
気持ちになれるのだ。
それもひとつの才能かもしれないが、まわりの人たちにたいへんな迷惑や
被害を与える。
やっぱり、「ウソをついてもすぐ顔に出てしまう」というくらいで
ちょうどよいのだろう。
「ウソも方便」で、明るい気持ちや嬉しくなるようなウソでしたら、まぁー
許されるとも思いますが…
人に被害や迷惑がかかるようなウソは、最悪ですね~。
「自分で自分をだませる人」
マジシャン、ピッチャーなどは、顔色にでませんよね。
「私、変形性股関節症ではない」「私の足は私の腰は痛くなーーーい」
「私は、若い」「私は、かわいい」
なーーーんて、だませると嬉しいのですが…ホホホホヘヘヘヘ。。
がんばりましょう!!
『変形性股関節症に負けないでね!』