今日は、30度の真夏日になりました。
外は、蒸し暑くて… ビルへ入れば クーラーが冷たく…冷えます!
いよいよ、受難の季節になりました。
クーラーによる足腰の冷えが、辛くなります!
出掛ける日だったので、(私は、夏だけスカートをはきます。でも、スカートは
スース―して冷えますから、冷え対策に、厚手の冬にはくタイツを履いて正解でした。
電車もデパートも病院(お見舞いの)もどこも冷え冷えだった)
昨日の歩容の続きです。
2012年5月の記事をリメークしました。読んでください。
『横揺れ歩行』の原因と対策
股関節症の私たち患者の歩行で、最もよくみられるのが上体の横揺れです。
歩行時に肩が左右に大きく動くことが特徴です。
歩行周期の中で、片足で支える時に
支えきれずに、上体が支えている足の側に傾く現象です。
その原因は、
1.痛み
2.筋力不足
3.可動域制限
4.脚長差 です。
対策としては、
1.杖を上手に使う
2.外転筋を強化
3.内転の可動域を改善する
4.脚長差の補高
1、は説明は要らないですね。
2.外転筋の強化 は、骨盤の水平に保つために股関節の外転筋が働きます。
痛みの為に働かなくなった外転筋の筋力が低下して横揺れ歩行になります。
こうなった場合、まず痛みを何とかしなければ、筋力をつける運動は、
かえって悪化させる
場合があります。
この横揺れ歩行状態のときに、杖なしで痛みを堪えて長距離歩くことは、
やめましょう。
ますます、症状を悪化させますので、杖を使って上体が左右に揺れないように
したいものです。
外転筋を強化させる運動をされる時は、
あくまでも、痛みをなるべく除いてから、行ってください。
無理に運動すると、本当に股関節が傷みます。
☆股関節外転筋群の筋力強化法
軽い運動から、始めましょう。
仰向けやうつ伏せで、両足の開閉を行うだけでも、筋肉は働きます。
回数は、アバウト。無理の無い範囲で行ってください。
よく、本に20~30回、と書いてあると、痛みが出ているのに…
止めないで続けてがんばる人がいます。
ナンセンスです!! 止めて下さい。
★股関節内転筋群は、比較的筋力が保たれている筋肉なので、
とくに重点をおいて筋力強化はしなくてもよいようです。
☆筋力は、それぞれ各々違います。
ご自分の筋力に見合った運動をお勧めします。
目安としては、その運動をして筋肉が少し疲れると感じる程度がよいでしょう。
その運動をして筋肉や関節が痛い場合は、その運動は強すぎます。
間違った運動方法は、危険を伴いますので、無理をせず必ず自分に合った運動
をするようにしてください。
どういうふうに運動をどんなことをしたらよいのか?
知りたいときには、ぜひ、「きらら体操教室」へお越しください!
きららのお仲間と楽しく一緒に体操して、ランチして、情報交換すれば
不安や悩みや疎外感、なくなります!!
季節柄、皆様ご自愛くださいね~
『変形性股関節症に負けないでね!』