変形性股関節症に負けない『心と身体』を目指して -運動指導士 彦坂惠子-

踊りが命と舞台と指導に明け暮れていた私が突然変形性股関節症と言われ、手術をし引退したが現在運動指導士として活躍中

矢野先生をしのぶ

2020-12-26 11:30:31 | 私の身体

今年最後の体の調整、先日、東保先生受けてきました。
約6ヶ月と3週間目
とても順調で、かなりの回復力と誉められ、(未術足も来年6月に予約
したこともお話して、反対の脚も手術したらもっともっと良くなり、
私が危惧していた足の開き開閉も未術足の屈曲も 人工骨にすることによって
本来の筋肉の働きをすることになり、楽になりますよ~、
それは、実は、術後の6ヶ月間あまりハードに筋トレなど、股関節に
負荷をかけるという動作をなるべくしなかったことが 功を奏した!

今までの30年以上の股関節症の方々の保存療法と人工後のリハビリの
様子を見て、早期に会社へ戻りたいがために 無理をされて 却って
回復が遅れた方々や自主レンを頑張りすぎて 筋肉痛の酷い状態に
まで、筋肉とスジ 腱 を傷めた多くの患者さんを看てきたからこその
お言葉でした。

そして、これからも股関節患者さんにいろんなことを発信して
いきましょうと、、
励ましていただきました。


その日の初めに、東保先生とあり日日の矢野先生のを悼みました。
東保先生は、30年に渡り富士温泉病院で股関節外来(月2回の土曜日の)
で、先生につきっきりで対応されていた 理学療法士として。
矢野先生は、股関節患者さんのお1人お1人の話を根気強く・・・
実に丁寧に優しく笑顔を絶やさず、最高で
朝の9時~ 夜の7時まで お話を聞き患者さんに接していらした、と

東保先生も根気強い

私は、数回 矢野先生の診察を山梨と東京で受けています。
ただ、一人ひとりの時間が長すぎて、予約の時間はいつもいつも
数時間遅れて…

介護している私は、気が気ではなく・・・
最後は涙が 待ちすぎて 悲しくなり 涙が出ましたっけ。
それからは、足も遠のいて 自由診療に・・・
そして、自由診療は、果てしなく お金が飛んでいきます。。
それも今は、かなしいーー


話変わります、
矢野先生からいろんなことを東保先生は、学んだそうです。

これからの時代、どんどん科学も医療も進むでしょう
が、人間の肉体は、そうそう進化していけません。

2005年の私の股関節唇切除の時
神奈川リハビリテーション病院では、人工関節術の人は、6週間入院
骨切りの人は 12週間入院
私は、母の認知症が進んだので 8週間で両松葉杖で退院しました。

今は、1週間 2週間 3週間 4週間の入院
とどんどん短くなっていきます。
私は、9日

昔、入院が長かったのは、、
かなり我慢してからの手術の人が多かったからだと 察します。

今は、我慢する人も少なくなり
40代でする人も多くなり 入院日数も短くなっている。

前記.初期の症状の方は、回復の予後もよく ハコウも残りません。
しかし、末期(末期といってもピンからキリ)
脚長差があったり ハコウする時間(保存で頑張りすぎ5年~10年と)
があまりに長いと
背中が湾曲していたり 滑り症だったり 圧迫骨折だったり
骨粗しょう症だったり ハコウの癖 体の使い方の癖 が
あまりに沁みつき・・・

保存を頑張りすぎた方々の 術後のリハビリは
そうそう簡単ではありません。
ながーー目で リハビリをしないと いけません。
ハコウも残りますし、片足立ちもできません。
急性期の病院の医師もPTも 手術さえすれば 簡単に
何でもできるようになるよ と手術を勧めます。

が、、そんなのは、嘘です。
1年以上 ビッコひいて 体傾けていたのに 簡単に
戻りません。
ですから、2ヶ月やそこいらで、普通に歩けるようには
ならない、
2ヶ月経っても まだまだ、
焦る クサル 心折れる の繰り返し に。。

それでも、負けないで ゆっくりゆっくり、
一進一退
3歩進んで2歩下がる でいいじゃん
でも、あきらめない、ハコウはいつか直せる
時間がかかるけれど
せっかく手術したのだから 痛みが取れただけじゃ と
思ったりもしますが、、

手術したのに まったく 効果が ない、、という事態もあり

難しいんです。
かといって、、何もしないことが もっと悪いので
体を動かし 癖 を知り、自分の体股関節の状態を把握することは
一番 重要だと 思います。

矢野先生をしのび…
保存療法の光の道
をさし示してくれた功績に感謝したい と思いました。

私は、保存派 でも 手術派でもありません。
股関節患者さんの多くの方々に お話しできることは、、
まずは、保存でできるだけのことは やってみることに越したことは
ありません。
でも、手術のしどき を誤らないように ということは、
頭の隅に置いていてほしいと心から 思います。

全国から股関節患者さんが富士温泉病院の 保存療法 矢野英雄先生
の元に 通われていました。
多くの股関節患者さんと共に たくさんの感謝を矢野先生へ
捧げます!!!

誠にありがとうございました!!




          『変形性股関節症に負けないでね』

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