昨日(9/9)は定例の「風鈴会」の日、前回(8/26)は夏バテ気味で欠席でした。
今回の出席状況はいつもよりやや少なめでしたが、やはり夏バテでしょうか。
今年の暑さはハンパではなかったですね。本当にまいりました。
今回の講座は「トッププロの好プレー珍プレー」。
好プレーは最近の棋譜より「趙治勲十段のサバキの好局」と「三村智保九段の必殺パンチの妙手」。
解説を聞くととナルホドと感心しますが、ザル碁党のレベルでは思いもつかない着想に驚嘆するのみです。
この発想は読みというより「感覚」に近いと思います。この感覚が棋士の個性でしょうか。
珍プレーの方は「故加藤正夫名誉王座が本因坊戦(対林海峰名誉天元)で死活を見損じ、2日制の碁を一日目で投了した一局」と「藤沢秀行名誉棋聖が本因坊戦(対坂田栄男23世本因坊)で死活を誤り逆転負けの一局」。
どちらもポカミスですが、こちらも私などのレベルではミスと判断するのは難しい内容でした。
トッププロの技の切れ味に驚嘆するのも一興ですが、ミスで奈落に落ち込む一流棋士の姿も人間味のあるドラマだと思います。