一昨日(10/13)は日本棋院の群馬県支部対抗戦が行われ、運営スタッフとしてお手伝いをしてきました。
参加者は前年と同じ12チーム、60名(1チーム5名)で、優勝はアマ強豪の奈良昌利さん率いる桐生支部で昨年に続いての2連覇でした。
準優勝・前橋支部A、3位・前橋支部Cの順でした。
ハンディ戦ですので本当の実力No.1とはいえませんが、チームの結束力は優れているのでしょうね。
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アマの大会運営で問題になるのは対局時間です。
全国大会選抜戦などの公式戦は対局時計を使っているので問題はありませんが、親睦戦に近い大会となると時計の保有数や使い方に慣れていない人などの問題もあり、自主的に規定時間内に終局するようお願いしています。
しかし、規定時間を超えて長考する人がいます。初段~3段クラスの人が多いようですね。
高段者は規定時間を意識して対局していますし、級位者は長考と形勢は関係ないということでしょうか。
一部の長考者の影響で進行スケジュールが遅れ、多くの人が無駄な時間を費やすことになります。
大会の流れを意識して対局を楽しんでほしいものです。
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本大会の参加資格は日本棋院会員ですが、全国的に会員数の減少で厳しい状況といえます。
プロやアマの国際棋戦で日本は中韓に遅れをとっていますが、こうした地盤沈下の影響もあると思います。
支部関係者としても定期的な大会開催だけでなく、目新しいイベントを企画したいところですがスタッフの高齢化を考えると難題です。
若手スタッフ加入を進めたいところですが、対象者数も少なく多忙でこれまた難題です。
スローライフ的な囲碁は現代のスピードに乗り遅れているのでしょうか。