日本棋院で行われていた第27期女流本因坊戦挑戦手合五番勝負第2局は、 謝依旻女流本因坊が鈴木歩挑戦者に白番中押し勝ちし、対戦成績を1勝1敗のタイとした。
鈴木にとっては、連勝して初の女流本因坊に大きく近づくチャンスだったが、石が伸びず、白番の謝が一勝を返して五番勝負は一勝一敗のタイにもつれ込んだ。第3局は10月29日に日本棋院で行われる。
(日本棋院HP、週刊碁より抜粋)
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序盤は謝さんの打ちにくい形勢のようでしたが、鈴木さんの楽観気味の緩着で一気に流れは謝さんに傾いたようです。
謝さんの戦闘力は迫力がありますね。眼光鋭い女流剣士のイメージでしょうか。
一方敗れた鈴木さん、棋理の明るさは定評がありますが慎重さが仇になったようです。熱血派の謝さんに対して、鈴木さんは理性派というところでしょうか。
それにしても女流碁界は多士済々、活気がありますね。