昨夜は群馬県北部に位置する四万温泉に泊まってきました。
結婚式で愛知県から訪れた兄弟家族に合流しての温泉旅行です。
宿泊したのは積善館という歴史を感じさせる和風旅館でした。
温泉地の宿泊施設も昨今は近代的なホテルや、客数限定の高級旅館など多様化していますが、今回は昔からの懐かしい雰囲気で、ゆったりと落ち着ける宿でした。
群馬県の上毛カルタに「世のちり洗う四万温泉」という一節がありましたが、まさにその通りでしたね。
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日本の囲碁界は伝統文化の一面を持ちながら現在に至ってきましたが、ここ10年ほどは中韓の勢いに押されているのが現状です。
中韓の短時間の中でいかに効率よく戦うかを競うスタイルに対し、日本の伝統的な和のスタイルが遅れたということでしょうか。
宿泊施設と同じように囲碁界も多様なスタイルがあってもよい思います。単に勝ち負けを競うだけでなく、日本の囲碁は精神性や美意識を忘れてほしくないと思っています。