天声人碁

剣正28号が「囲碁」を中心に雑感、独り言を随時書き込みしていきます。
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ネット囲碁アマチュア選手権(結果)

2008-10-11 21:51:50 | アマ棋戦

今日はネット対局の大会、3回戦行い1勝(不戦勝)2敗と不甲斐ない成績で終わりました。

◎1回戦(白番):間に合わせの手を追求され、押し切られました。実力的にも相手の方が一枚上のようでした。
◎2回戦:不戦勝、都合が悪くなったのでしょうか。
◎3回戦(白番):乱戦でこちらにもチャンスがありましたが、大事なところで間違えて投了。

連敗するとは思っていませんでした。この悔しさは今年一番ですね。
敗因としては「間に合わせの手」が多かったようです。それも形勢判断に自信がないからでしょうね。
もっと本格的な着手ができないとダメだと痛感しました。そのためには研鑽・・・ですね。

今回は本戦リーグ進出なりませんでしたが、次回は雪辱を果たしたいと思っています。

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ネット囲碁アマチュア選手権

2008-10-09 22:05:39 | アマ棋戦

明後日、私が加入しているネット囲碁対局サイトの「クラス別最強戦」に参戦の予定です。
1ヵ月半ほど前にこの大会の要領を確認しようとクリックしたところ、「参加申込みが完了しました」とのメッセージが返ってきて、自動的に参加が決まってしまいました。
それほど積極的に参戦の意思はなかったのですが、参加する以上はそれなりの成績を上げたいと思っています。

明後日の予選リーグは4名で3局を戦い、上位2名が本戦リーグに進出する方式となっています。
実力的にはほとんど同じくらいですので、「コンディション」や「気持の持ち方」を整えて本番に臨もうと思っています。

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第27期女流本因坊戦第1局/挑戦者の鈴木が先勝

2008-10-07 23:07:27 | プロ棋戦

 囲碁の謝依旻(しぇいいみん)女流本因坊(18)に鈴木歩四段(25)が挑戦している第27期女流本因坊戦5番勝負の第1局は10月1日、花巻市の花巻温泉で行われ、白番の鈴木四段が中押し勝ちした。第2局は10月8日、東京都千代田区の日本棋院会館で打たれる。

 鈴木四段が序盤から優位に進めて押し切った。謝女流本因坊は布石の立ち遅れたのを感じて勝負にいったが、的確に受けられた。

 立会人の淡路修三・九段は「謝さんは持ち味を封印された。鈴木さんは我慢強く自分の碁をしっかり打った」と評した。

<鈴木歩四段の話>
 初めての地方対局で不安があったが、ホッとしている。勝利することができ、うれしい。一局一局頑張っていきたい。

          (岩手日報社より抜粋)

       ◇  ◇  ◇  ◇

女流碁界の実力者同士の対戦、第1局は鈴木四段が謝女流本因坊の強打を封じて完勝のようでした。

敗れた謝さん、9/27に行われた「第2回ネット囲碁レディース」決勝では、小林泉美六段を破ってネット女王になりましたが、本局では強手が空回り、鈴木さんにうまく立ち回られてしまいました。

昨年の女流本因坊戦では謝さんが矢代さん(前女流本因坊)に破竹の3連勝でタイトルを奪取しましたが、今期はどうでしょうか。第2局に注目です。

       ◇  ◇  ◇  ◇

今回の対局地は岩手県花巻市の花巻温泉。女流本因坊戦にふさわしい場所のような印象です。
岩手の著名人というと宮沢賢治、石川啄木、新渡戸稲造などが有名ですが、最近では小沢一郎(民主党代表)でしょうか。

小沢氏は囲碁の実力も相当な打ち手のようですが、棋風は豪腕というよりバランス重視のようです。
総選挙を控え自民・民主の政治決戦も熱くなっていますが、結果はいかに・・・。

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RT囲碁部/懇親碁会(2008/10)

2008-10-05 21:35:24 | ルネサス/囲碁部

昨日(10/4)はRT高崎囲碁部の碁会。マレーシアに赴任しているO氏が出張で帰国するのに合わせての懇親碁会です。
参加者は6名、運動会などの行事と重なった人も多いようでした。
私も町内の月例会と重なっていましたが、O氏にはマレーシア旅行でお世話になっており、外すわけにはいきません。

    ◇   ◇   ◇

会場は勤務先近くのE碁会所。ほとんど開店休業の状態ですが、勤務先の碁会がある場合は利用させてもらっています。10年ほど前までは結構来客も多く、私も常連でしたが高齢化の影響で残念ながら休眠状態です。

碁会終了後のひと時は団塊前後世代の雑談会。参加者の出身地は山形、福島、東京、愛知、京都、和歌山など様々です。
ここの席亭はもう80歳になるそうですが、近日中にフィリピン旅行に行くと元気に語っていました。また戦時中に苦労した話も何度も聞いています。
いつになったらこの世から戦争がなくなるのでしょう。戦いは盤上のみにしてほしいものです。

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「ひとごと」を変えよう/デーモン小暮

2008-10-03 21:34:25 | 囲碁

少し前の朝日新聞記事「私の視点」でロック・アーティスト/デーモン小暮さんが大相撲の不祥事、人気低下について語っていました。
デーモンさんは自他共に認める大の相撲ファンとして有名だそうです。

記事の中で「大相撲」の衰退を嘆いていましたが、同様のことが日本の「囲碁」界にも云えそうで興味を持ちました。

    ◇   ◇   ◇

--以下、記事の後半部分を抜粋--

◆大相撲 みんな「ひとごと」を変えよう

~業界関係者への提言文に続き~

 ファンにもひとこと。街頭インタビューで、「国技なんだから、強い日本人力士がいないと困る」と答える人が多いが、そう言うのなら、「親類や知人の中で、身体能力に優れる人がいたら推薦しなさいよ」と、吾輩は言いたくなる。

 国技、国技とうるさく叫ぶ割には、自分では何も行動せず、起こっていることに文句を言うだけの人が多すぎる。
政治を批判するのとまったく同じで、「日本人だな」と思ってしまう。国技と言うのなら、みんなで参加する意識を持ってもらいたい。いっそ、参加を国民の義務にしてしまえば良いのだ。

    ◇   ◇   ◇

囲碁の場合は国技といえませんが、日本の伝統文化であることは間違いないと思います。
ここ10年ほどの国際棋戦は韓国・中国に押されっぱなしの状況で、棋院やプロ棋士に対する風当たりも激しいものがあります。

そこで前述のデーモンさんの意見と重なるのですが、日本の囲碁界を活性化するには批判だけでは前進しないということです。
棋院やプロ棋士の熱意はもちろん必要ですが、それ以上に一般市民の参加・支援(競技人口の拡大、囲碁イベント参加など)が大切でしょう。
日本囲碁界の発展を願う囲碁ファンは「ひとごと」ではなく、自ら行動することが活性化につながるように思います。

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第33期新人王戦/内田、連勝で新人王獲得!

2008-10-02 16:17:20 | プロ棋戦

 第33期新人王戦決勝三番勝負の第2局は、9月22日東京・市ヶ谷の日本棋院会館で行われ、黒番の内田修平二段が河英一四段に勝ち、2連勝で優勝した。内田は山梨県出身の19歳。大淵盛人九段門下。河の敗退で、関西棋院勢の15年ぶりの優勝はならなかった。

    (毎日新聞より抜粋)

     ◇   ◇   ◇

内田二段、見事新人王タイトル獲得。二段での新人王は初めてだそうです。(今までは五段が低段優勝記録)
参加資格が33期より「25歳以下、六段以下」と変更の影響もあるかもしれませんが、立派なものです。
前評判でもあまり注目されていなかったようですが、かえって幸いだったかもしれません。
本戦では林漢傑六段、安藤和繁三段、首藤瞬六段、三谷哲也五段と強豪を破っての決勝進出でした。

内田二段は大淵盛人九段門下。同門には奥田あや二段、関達也初段、堀本満成初段、田尻悠人初段、大淵浩太郎初段とフレッシュな人材が揃っており、今後の活躍が期待されています。

一方惜しくもタイトルを逃した河四段、関西棋院の期待を背負っての決勝。
本戦では望月研一六段、志田達哉二段、李沂修四段、孔令文六段を破っての決勝進出でしたが残念でした。

     ◇   ◇   ◇

昨年の新人王は現在、名人戦七番勝負を戦っている井山裕太八段。(一昨年は準優勝)
この棋戦をステップアップに、一流棋士に駆け上った若手も少なくありません。
中韓の若手に比べると力不足の感じもしますが、引き離されないようがんばってほしいものです。

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