天声人碁

剣正28号が「囲碁」を中心に雑感、独り言を随時書き込みしていきます。
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第67期本因坊戦第3局/道吾が初勝利!

2012-06-11 22:11:20 | プロ棋戦

第67期本因坊戦七番勝負第3局が6月5日、6日に福島県会津若松市で行われた。白番の道吾が中押し勝ちを収めシリーズ初勝利をあげた。道吾1勝、井山2勝で迎える第4局は6月18日、19日(月、火)に北海道札幌市で行われる。
大乱戦を制した本因坊道吾が1勝目。本因坊・名人として碁界のセンターを簡単には譲れない。
粘りをみせた井山だったが及ばず。4月初めからの連勝は10でストップ。
   (日本棋院HPより抜粋)

「山下起動、井山破り会津から反撃の狼煙」 「井山、闇試合も逆転はなし」
   (週刊碁見出しより)

    ◇   ◇

山下・本因坊が乱戦を制し、1勝を返しました。ホッと一息というところでしょうか。
中盤での劣勢から勝負手を繰り出す井山・天元でしたが、最後は力尽きたという感じでした。

BSの解説は小林覚・九段。中盤のフリカワリ(120手)で「井山さん投了でしょうか」と言ってましたが、その後、270手まで打たれ黒投了となりました。ちょっと結論を急ぎ過ぎたようで・・・。

    ◇   ◇

今回の対局地は福島県会津若松市の東山温泉「今昔亭」。
会津若松は来年の大河ドラマ「八重の桜」の舞台にもなるようです。楽しみですね。

会津潘には「什(じゅう)の掟」というのがあって、その最後の一節に「ならぬことはならぬものです」というのがあります。

週1回、伊勢崎名和小学校で囲碁クラブの指導していますが、その教室にこの「ならぬことはならぬものです」という標語が貼ってありました。
この標語に対し、生徒たちはどんな思いで見ているのでしょう・・・。

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伊勢崎こども囲碁アカデミー(6/9)

2012-06-09 19:03:25 | プロ棋士

今日の午前中は囲碁教室「伊勢崎こども囲碁アカデミー」の指導スタッフです。

教室には、兄弟姉妹で通ってくる生徒も結構います。
ただ、仲よく囲碁の勉強をするケースは少ないようです。特に男子の場合は・・・。

年長の兄姉の方が棋力の伸びは速く、弟妹は負けるケースが多くなり嫌気につながることもあります。
保護者や指導者は、その辺りの機微を考慮する必要がありますね。

    ◇  ◇

プロ棋士にも兄弟姉妹がいますが、弟妹の方が上位にいくケースが多いようです。
山田・三兄弟の末弟(山田規三生・九段)、小林・四姉弟の末弟(小林覚・九段)、向井・三姉妹の末妹(向井千瑛・五段)等々。

同時期に囲碁を始めた場合、最初は兄姉が優勢で弟妹の方が悔しい思いをするでしょう。そこで、その悔しさをバネに弟妹が発奮するのかも知れませんね・・・。

ライバルが身近にいるのは恵まれているようですが、競争意識をうまくコントロールしないと・・・。

    ◇  ◇

明日は「小・中学校囲碁団体戦・群馬県大会」です。
今年から混成チームによる親睦戦も行われることになり、参加者も増えています。

兄弟姉妹で参加するチームもありますが、力を合わせて実力を発揮してほしいですね。

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ブログ「天声人碁」、アクセス数トップ10

2012-06-07 21:06:21 | 日記・エッセイ・コラム

ここ90日間(3/10~6/7)、当ブログ「天声人碁」のアクセス数トップ10(個別タイトル)

(1)NHK朝ドラ/梅ちゃん先生

(2)天声人語、書き写しノート

(3)囲碁プログラム「Zen」、武宮に4子で勝利

(4)木部夏生さん、プロデビュー

(5)NHK囲碁講座「13路盤でめざせ初段」

(6)週刊碁/新初段シリーズ、木部夏生・初段

(7)NHK-BS時代劇/陽だまりの樹

(8)第67期本因坊戦第2局/解説会in熊谷

(9)小中学校囲碁団体戦/2007

(10)天地明察/コミック版

当ブログは「囲碁」の記事を中心に書いていますが、1位、2位、7位は「囲碁」以外の記事になっています。
テレビの影響は大きいですね。見ている人が多いから当然かもしれませんが・・・。
9位の「小中学校囲碁団体戦/2007」は5年ほど前の記事です。

今後は地域(群馬)、囲碁普及などの情報を充実できればと思っています。

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第7回応氏杯世界選手権/日本勢は準々決勝敗退

2012-06-05 21:02:42 | プロ棋戦

台湾台北市で行われている第7期応氏杯世界選手権の準々決勝が5月27日に行われた。 日本からは趙治勲九段が、また中華台北代表として張栩九段が出場したが、いずれも敗れ準決勝進出はならなかった。 趙は韓国の朴廷桓に敗れ、張栩も韓国の李昌鎬に敗れた。
   (日本棋院HPより抜粋)

「日本ベスト4ならず、治勲&張8強で・・・」 「残るは中国2、韓国2」
   (週刊碁見出しより)

    ◇   ◇

本棋戦は4年に1度のオリンピックイヤーに開催されるんですね。
出場選手は24名で、日本からは張栩九段(台湾代表)、趙治勲九段、羽根直樹九段、高尾九段、結城聡九段が出場。羽根、高尾、結城は1回戦で敗退でした。

2回戦にシードの趙治勲九段と張栩九段はともに勝ち上がって準々決勝進出したもののベスト4には至りませんでした。

    ◇   ◇

このところ国際棋戦における日本勢は元気がありませんね。
敗因はいろいろあるのでしょうが、一つは国民の関心度が中韓に比べて低いということでしょうか。
しばらくは雌伏の期間ということで、これ以上離されずにいればチャンスも巡って来るのでは・・・。

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玉村町月例囲碁大会(2012/6月)

2012-06-03 19:43:09 | 囲碁

Tama5 昨日午後は「玉村町囲碁会」の6月度月例大会、参加者は24名でした。
むし暑い中、よく集まると思いますね。

月例会の優勝は萩原保さん、準優勝は門川さんでした。
優勝の萩原さんは今年になって初めての大会参加、効率のよい優勝ですね。
準優勝の門川さんは慎重派、毎回安定した成績を残しています。

私の成績は○●●○の2勝2敗、かろうじて5割キープでした。暑くて後半は集中力が・・・。
私より先輩方が暑さに負けじと頑張っています。若輩者が弱音を吐いては・・・ですね。

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伊勢崎こども囲碁アカデミー(6/2)

2012-06-02 21:10:37 | 伊勢崎こども囲碁アカデミー

今日の午前中は囲碁教室「伊勢崎こども囲碁アカデミー」の指導スタッフです。
来週6/10(日)は「小・中学校囲碁団体戦」の県予選で、この教室からも19路盤で打てる生徒はほとんど参加します。他流試合で腕を磨いてほしいものです。

「夏休み囲碁合宿」の参加募集も始めました。昨年同様、多数の生徒が参加してほしいと思っています。
スタッフとしては準備など大変ですが、非日常的の活動は新鮮なものがありますね。

    ◇   ◇

教室にはいろいろな生徒が来ています。自分から強くなりたいと前向きな生徒、親からすすめられて義務感に近い気持ちで来ている生徒、遊びのつもりで来ている生徒等々。

動機は様々でしょうが、困るのは教室の雰囲気をを乱す生徒です。「朱に交われば赤くなる」と言いますが、対応に苦慮します。

緊張感のある教室にするためには、保護者の理解・協力でしょうね。

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