こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

そんなとこから見ていたの?・・失くし物がみつかった

2014年01月28日 | 日々思うこと、考えること
先日より行方不明だったペリカンの万年筆がみつかった。
医局の私のところだったのだが、机の上でもなく、床に落ちていたわけでもなかった。なんと、その間にあったのだ。昼休みに医局に戻って椅子に座ろうとしたとき、視界の片隅に光るものが見えた。

見れば私のペリカンの万年筆。

どういう落とし方をしたら、こんなところに納まることができるのだろう。くずかごの横、処分しようと床に置いておいた本の上。

これはもう、万年筆が自分で隠れていたとしか思えない。といいたくなるほど見事な場所だ。

これでは、机の上をいくら探しても出てこないし、床を隅から隅まで見渡しても出てこないのは当たり前だ。その中間に引っかかっていられては見つけようがない。

もっと驚くのは、医局の私のブースであれば、人が入ってくることはまずないので、誰かに拾われる危険性もない。



Facebookに一昨日の記事を載せたら、「いいね」を30以上いただいた。
中には心配してコメントをくださった方もいて、
「・・・先生の万年筆も焼き餅を焼いたのではありませんか。」というのがあった。
不肖コロ健、
「・・・万年筆はほかに父から譲ってもらったモンブランとパーカーも使っているのですが、それらの方を若干大事にしていたのがまずかったのかもしれませんね。」
とお返事させていただいた。

先週の水曜か木曜にいなくなり、週末にブログでもFacebookでも大騒ぎをしていたら、月曜になってパッと現れた。
それも、到底あり得ない場所で。作り話でもこんなところ、思いつかない。

ここからなら、私は目の前にいる。ずっと私がどんなふうに心配して、どうするかを見ていたのだろうか。

「万年筆も淋しがっているよ」というコメントもあったけれど、淋しかったのは私だけのようだ。


私は、万年筆に試されていたのかと思ってしまう。

手元に戻ってきたらネームを入れようかと思ったが、二度と落とすことはないし、この調子なら私から離れることもないのだろうから、その必要はあるまい。

コロ健、女性にモテなくなって久しいが、ペンにはモテるようだ。大切に使っていきたい。

おみくじには、失くし物 案ずるなすぐみつかる、とあったに違いない。

もう心配させないでね
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