こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

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メールの整理は仕事か否か

2014年01月24日 | 電脳化社会
一昔前(20世紀の終わりごろ)まで、メールというのは、゛携帯メール゛というような私的なものが主だったように思う。そして、公的な仕事は紙媒体、すなわち手紙(郵便物)のやり取りかせいぜいFAXまでで行っていたように思う。

ところが近年、メールは私的なツールから完全に仕事になくてはならないものとなってしまった。その理由の一つに、数年前にラインが登場したというのもあるかもしれないが、理由はさておき、メールを使った仕事について。
私の場合、ほとんどすべての業務連絡はメールで配信される。PCの前に座ったらまずはメールを開くことになる。少なくとも朝、昼、夕方、帰る前。学会関連の連絡、コンサルテーション、などなど、ここで私がどのようにメールを使っているかを挙げたところで別に珍しいものではないのでやめておこう。

いずれにせよ、メールは“整理”するものではなく、メールを使って“仕事をする”、ということになっている。
と、ここまで書いて、バカバカしくなってきた。

゛電脳化社会゛というのは、私なりに考えた(もちろん、他の人も使っている)言葉だが、結局、メールにせよラインにせよ人が電気信号によってどんどん密接につながってきているということで、現実との境界がわからなくなってきている。

メールの整理はすでにれっきとした仕事の一部だが、仕事というのはいったいどのような形になっていくのだろう。
医療だって、どこまで電脳化が進んでいくのかなんてわからない。

そして、そのことを考えると、私はその進歩にどこまでついていけるか心配になる。


PCは使えませんが
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