こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

みんなに助けてもらってるのに

2014年01月30日 | 生き方について考える
生きていて、忘れてしまいがちなことというのはたくさんある。

不肖コロ健、最近物忘れがひどくなってきて、少なくとも若いテレビタレントの名前は覚えられないし、中堅どころのベテラン俳優の名前も出てこない。これは、加齢による変化でありある程度は仕方の無いところもある。一方で、忘れてはいけないのに忘れてしまうことがある。自分の名前や家を忘れたら、これは病気だから、すぐに医者にかかる必要がある。

といったような記銘力に関することではなく、ここでいいたいのは、生きていく上で忘れてはいけないことのことであり、その一つの自分の周りの人への感謝の思いというものだ。



先日、仕事で臨床の先生達にいろいろ相談することがあった。どの先生も快く相談に乗ってくれて大変助かった。病理診断科内でも同僚達がみんなでああでもない、こうでもないといろいろな意見を出してくれて大いに助かった。この間、病理診断科では改装などがあり、そういったことは技師さんが引き受けてくれて、私はその仕事に集中することができた。

その仕事、私にとって、結構しんどいものだったのだけど、そんな周りの協力もあって、無事乗り切ることができた。

と、よかったのだけど、私にとって心残りのことがある。というのは、その間、仕事に夢中、というか気をとられていてその都度感謝の念を表すことが足りなかったような気がするのだ。

落ち着いて考えてみれば、みんなに助けてもらっているということなんて明らかなのに、そのことを忘れてしまう。

どうして、こうだらしがないのだろう、と思ってしまうのだが、気が付いたときは後の祭りである。
どうにかしないといけない。

もちろん家族にも
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