こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

それぞれの立場でやっていけばいいさ

2014年01月12日 | 日々思うこと、考えること
学会とか、研究会での懇親会。まあ、いってみれば打ち上げである。病理関係のそういったたぐいのものは、当然のことながら製薬会社からの援助は一切無く、自腹である。
さて、そういった会でざっくばらんに話していると普段一緒に仕事をしていない人でもその人となりがある程度推測することができる。アルコールが入っているのがいいのかもしれないが、けっこう本音を聞くことができる。

先日の某研究会の懇親会にて、わかったことのひとつに、病理医とひとことでいっても、いろいろな適正があるということだった。

病理医の適正のうち、一番重要なことに、“一日中顕微鏡の前に座っていて平気であること”というのがあるとわたしは思っている。これだけで、きわめて特殊であると思うのだが、そういう特殊な技能を持った人の中でも違いがあったのだ。

それを三つに分けてみると、全体をまとめるのが好きな人、個別の案件をまとめるのが好きな人、その間をまとめるのが好きなひと、となり、それぞれのポジションの人が大切である。

ちなみに不肖コロ健は、“その間をまとめる”のが好きである。
で、今日は、全体をまとめるのが好きな人がいて、あと、私が居た。
ちなみに、個別の案件をまとめるのが好きな人は壇上で発表していた。
こういう人がバランスよくいると、その組織は発展するに違いない。

自分に無いものを持っている人のことをねたんだり、うらやましく思うのはあまりいいことではない。
どの立場の人がエラいとかエラくないということではなく、それぞれの立場の人がプライドを持って、それぞれの仕事に当たること、そのことがとても大切なことだ。

十人十色
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