起きたら青森は17度で雨、少し肌寒い。一方鎌倉は晴れで28度。すでに10度の気温差。予想最高気温も20度と32度。それでも、東京も37度とかの尋常でない暑さにはならないみたいでホッとしている。ねぶた祭りが見たいからと青森の親戚の家に妻と二人、泊めてもらい随分助かった。この時期の青森の宿の心配をせずに済んで良かった。
ねぶた祭りの前に、三内丸山遺跡まで案内してもらい、縄文時代に思いを馳せた。先日たまたまNHKでの特集を見ていたおかげもあって、興味深く見学することができた。
北東北、道南の遺跡群をまとめて世界遺産登録を目指しているそうだ。鎌倉は断念したけど、こちらは頑張ってくださいと案内の人に声をかけた(こんなところだろう・・・鎌倉世界文化遺産「不登録」 2013年05月01日)。
青森ねぶた祭りは、それはすごい人出でびっくりしたけど、鎌倉花火大会ほどではなく、十分歩くことができてそれほど問題はなかった。
弘前のねぷたで驚いていたけど、青森のねぶたはもっとすごくて驚いた。町中が太鼓の音で満たされている。
ただまあ、跳人は2時間も続けて跳ねているわけにもいかないようで、適当に休んでいた。ちょうど私たちの座っていた前あたりが休憩ポイントだったようで、そのあたりは今ひとつだったような気がする。
大雨が続いていたこともあって、山車には透明なビニールで覆いがかけられていたのは少し残念だったけど、どれもとても美しかった。
山車を一台出すのに2000万円かかるそうで、”出陣”している企業も全国規模の大企業か市役所・県庁。山車にはたくさんの宣伝が入っていて、商業主義の感が強かったけど、この祭を維持していくには仕方のないことなのだろう。
今日は午後から仕事。朝早い新幹線で帰ったら十分時間はある。便利になったものだ。それにしても、あっという間に夏休みが終わってしまった。働き方を変えたくても、今のところ病理医の全体数からしたら難しい。新幹線を降りたらまた真夏の暑さ。青森の夏は短いようだけど、関東地方の夏はまだまだ続く。
青森の滞在で、妻も暑気あたりから回復したようでよかった。
熱中症に気をつけよう!