岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

【濃尾大震災】石井十次 その三

2005-02-08 20:04:07 | 石井十次
孤児救済を文字通り天職と信じている十次に、 それを確信する出来事が起こった。 1891年(明治24)の濃尾大震災である。 死者7200人。阪神淡路大震災に匹敵する規模である。 十次が救済に奔走するのは当然ではあるが、他の 心ある人々も行動を起こす。 阪神淡路大震災がボランティア元年といわれるように この濃尾大震災は、孤児救済元年といってよいかも しれない。 これを契機として、児童福祉に取り組む . . . 本文を読む