岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

イブイブは大阪H.シュッツ室内合唱団のクリスマスコンサート

2006-12-23 23:40:23 | 世界のなかま


今日は久しぶりに大阪に繰り出して ルーテル大阪教会でコンサートを
聞いてきました。素晴らしかった。
小品を十数曲演奏してくれるのだからもうたまらない。
それも最高の合唱と器楽演奏を教会という小さな空間で聴くという贅沢。
そべてよかった。でもあえていえば コルレリ合奏協奏曲「クリスマス」。
400年の時を超えて 合奏の精緻な突合を聴かせてくれた。

バッハ=グノーのアベマリア。カッチーニ:アベマリア。
さだまさし「遥かなクリスマス」
シュッツ室内合唱団を聞き始めたのは20世紀末だからもう10年になる。
小さな教会で月に一度午後7時からコンサートがあった。
会社を6時過ぎに飛び出し 教会に向かった。仕事仕様の頭が 
教会の中で浄化していくのがよくわかった。
シュッツ室内合唱団員と器楽演奏者を合わせると当然数十人規模の
人々が小さな教会で演奏し 聴く客はその数に届かないこともあった。

客からいえばとても贅沢なことだけど 演奏者にとってはうれしい
はずはない。
長い歳月の間には、こちらも右往左往し なかなか聴きにいくことが
できないが久しぶりに聴かしてもらうと レベルが上がっているのが
よくわかる。
日本が世界に誇るこの合唱団が今後もますます活躍されんことを祈る。

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