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岡山では江田五月さんの当選です。
江田さんは参議院議長ですから、
今度の国会運営は大変ですね。
腕の見せどころでしょう。
民主党は大きな風呂敷を広げて、昨年の衆議院選に勝ちました。
もちろん、大風呂敷は広げなければ、選挙に勝てませんから、
大風呂敷は必要です。
今回の選挙だって、各党ともできないことを言っていますよ。
しかし、政権を運営すれば、大風呂敷通りには行きません。
1年後にこのような結果が出るのは致し方ないのです。
その中で何か成し遂げようとしている人なら、この結果は甘んじて受け入れるべきです。
そこで、今度は国民が考える番です。
自分たちは何を求めているのか。
政治家は嫌いと言いながら、政治家に任せようとする。
とっても無責任です。
政治や社会や経済を政治家任せにして、上手くいくと考えてはいないでしょ。
ならば、いまさら政治家の責任というべきではありません。
国民の責任です。
もちろん、マスコミは大事な読者を批判するようなことはできません。
バッシングしやすい政治家を攻めます。
政治家はたたきやすい公務員を攻めます。
そして、選挙が終わったら終わりです。
今回もそうなるでしょう。
「自民党が一番」というキャッチフレーズ。
「政権交代!」というフレーズは使いたくとも使えません。
次の総選挙で使えますか?
さてさて、このような結果がでた今回の選挙ですが、「ねじれ国会」の進行をみて
国民は何というでしょう。
「また国会でなにも決まらない。政治家なにをやっているんや」
もうそのセリフはないでしょう。
2年前に見た景色です。
選挙の結果責任は国民が負うのは当たり前。
人の責任にしてはなりませんぞ。
裸の王様は、やはり国民ですね(もちろん私を筆頭に)。
議会制民主主義は大変手間がかかるので
中国のスピードにかないません。
が、それでいいのだ、と自信を持って言えます。
※岡山は大雨後の晴天ですぞ。