岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

母の介護をしていると自分の行く末がわ・か・る。

2016-04-11 21:09:54 | ケアラーのために

親と子は1世代違う。

大体25年。

親の姿は25年後の私の姿と思って間違いない。

その歳まで生きての話だけれど。

両親との認知症を発症しているからまず私も同じようになるだろう。

私は認知症は足腰が衰えるように脳も衰えることと考えている。

予防すれば少しは時期が遅れるかもしれないが、どちらにしろ寿命が後なら認知症が先となる。

ひとすべてではないかもしれないが、私は認知症になる自信がある。

変な話に聞こえるかもしれないけれど...

 

歳をとるというということは、すべてを受け入れるということ。

病気を友とし、持つものに価値がなくなり、やがて一人になる。

もちろん、認知症も友となる。

そのようなことを、受け入れることができる自分になりたいという欲望はある。

この欲だけは、許される欲だと思いたい。


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1 コメント

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受け入れるということ (ぱぺっと)
2016-04-13 13:54:50
はじめてコメントさせていただきます。

わたしも自分の母を看ていて、受け入れることで自分自身にも平穏が訪れるということだと思いました。
とても難しいことではあるものの、そうでありたい…物言えぬ母がわたしに教えてくれているものです。
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