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月2回発行のグローブ第61号は、原発特集です。
各国の原発政策について知ることができる。
総発電量の国別データをみると、
米国43億GWh,中国35億GWh。
日本10億GWh、ロシア10億GWh。
インド8.3億GWh、ドイツ6.3億GWh。
フランス5.7億GWh、韓国4.4億GWh
米国と中国が突出している。
(温暖化政策に反対するわけだ)
米国は原発を104基稼働させているが、発電量比では、19.3%と日本より低い。
日本は54基と米国の半分以上の原発を持っているが、発電量は4分の1程度。
米国の1基あたりの発電量が大きいことになる。
フランスも日本とほぼ同数の原発があるが、発電量は倍ほどになる。
日本の原発は広報されているほど経済効率がよいとは思えない数字だ。
日本の電源別発電コストデータにみる原発の安さを私は眉に唾つけてみている。
また、世界各国が原発に発電を頼ってきたのは、1990年がピークで17%。
2008年では13.5%と落ちている。
もちろん、原発の新規計画は多い。
原発が総発電量に占める割合が高くなると思われていた矢先の事故である。
新規計画の多くはストップするに違いない。
世界の自然エネルギー発電はこの10年で2倍以上の発電力を得ている。
2008年では総発電量の4.4%となった。
この自然エネルギーの増加と省エネの徹底しか私たちには道がないことを知るべきだろう。
※そうだ、桜は日本の象徴でもあった。