今日、県立図書館からの帰り、いつも通る旭川堤防上の道から外れ、旧街道を走っていました。
あれ、こんな民家があったっけ。
早速、訪問することにした。
岡山の人ならご存じなのでしょうね。
アートスペース油亀です。
このホームページにはブログもあって、お店=アートスペースがどのような活動をされているか、一目瞭然です。
陶器などの写真も見事。
私がこのブログで語ることはありません。
「アートスペース油亀」の内容は、ホームページやブログを見ていただくことにしましょう。
「アートスペース油亀」の建物は旧商家(油屋)です。
京風のウナギの寝床型です。
家の中心に坪庭があります。
京都の町屋のスタイルです。
実は、同じような商家(畳屋)を障がい者の小規模授産施設に改装することを手伝ったことがあります。
石清水八幡宮のお抱え畳屋でしたからそれは素晴らしい商家でした。
この油亀はスケールは少し小さいのですが、見事です。
そして、30年前まで営業していたという生活感が十分残っています。
建物は明治初年(1880年頃)の建築ということですから築後130年です。
この当時の建築物ではまったく問題ない年数です。
私の実家は80年になりますが、びくともしていません。
このような建物は日本中にいっぱいあったのですが、日本全土を襲った空襲で焼かれてしまいました。
岡山も同様に大空襲を受け市内の7割を焼失してしまいました。
そして、焼失を免れた古い建物もその多くは戦後60数年で消えました。
「アートスペース油亀」がある街道筋(出石町)と、下級武士の町(番町)界隈は戦災を免れて、
ところどころに古い建物が残っています。
もちろん、もっと郊外に行けばまだまだ古い農家は残っていますが。
それでは、写真を見ていきましょう。
平屋で一見慎ましい商家です。商家は表向きは大人しいものです。
でも間口は広いですね。
向かって右側が油を造っていたスペースで、その奥は住まいになっていたのではないかと思います。
左側が売り場であり商談場です。
軒先のトタン屋根はいつごろものでしょうね。戦後でしょうね。
表の道路から3段ほど下がっていますが、かつては道路と同じ高さだったそうです。
道路ってどんどん高くなるものなのですね。
階段を下りて店に入るって、いいものです。隠れ家に潜るみたいです。
普通は上がります。水はけのためですね。
売り場、商談スペースです。店の表側から見てみました。
左奥に坪庭が見えます。
右側奥は油作り場所(エキスペラー式圧搾法という方法だったのかもしれません)。
ブリキで仕切っています。油が飛ぶのですね。
天井は再生時に抜いています。
今日はここまでです。
あれ、こんな民家があったっけ。
早速、訪問することにした。
岡山の人ならご存じなのでしょうね。
アートスペース油亀です。
このホームページにはブログもあって、お店=アートスペースがどのような活動をされているか、一目瞭然です。
陶器などの写真も見事。
私がこのブログで語ることはありません。
「アートスペース油亀」の内容は、ホームページやブログを見ていただくことにしましょう。
「アートスペース油亀」の建物は旧商家(油屋)です。
京風のウナギの寝床型です。
家の中心に坪庭があります。
京都の町屋のスタイルです。
実は、同じような商家(畳屋)を障がい者の小規模授産施設に改装することを手伝ったことがあります。
石清水八幡宮のお抱え畳屋でしたからそれは素晴らしい商家でした。
この油亀はスケールは少し小さいのですが、見事です。
そして、30年前まで営業していたという生活感が十分残っています。
建物は明治初年(1880年頃)の建築ということですから築後130年です。
この当時の建築物ではまったく問題ない年数です。
私の実家は80年になりますが、びくともしていません。
このような建物は日本中にいっぱいあったのですが、日本全土を襲った空襲で焼かれてしまいました。
岡山も同様に大空襲を受け市内の7割を焼失してしまいました。
そして、焼失を免れた古い建物もその多くは戦後60数年で消えました。
「アートスペース油亀」がある街道筋(出石町)と、下級武士の町(番町)界隈は戦災を免れて、
ところどころに古い建物が残っています。
もちろん、もっと郊外に行けばまだまだ古い農家は残っていますが。
それでは、写真を見ていきましょう。
平屋で一見慎ましい商家です。商家は表向きは大人しいものです。
でも間口は広いですね。
向かって右側が油を造っていたスペースで、その奥は住まいになっていたのではないかと思います。
左側が売り場であり商談場です。
軒先のトタン屋根はいつごろものでしょうね。戦後でしょうね。
表の道路から3段ほど下がっていますが、かつては道路と同じ高さだったそうです。
道路ってどんどん高くなるものなのですね。
階段を下りて店に入るって、いいものです。隠れ家に潜るみたいです。
普通は上がります。水はけのためですね。
売り場、商談スペースです。店の表側から見てみました。
左奥に坪庭が見えます。
右側奥は油作り場所(エキスペラー式圧搾法という方法だったのかもしれません)。
ブリキで仕切っています。油が飛ぶのですね。
天井は再生時に抜いています。
今日はここまでです。