正月から大揺れに揺れています。
土俵外での諍いまで起こっていますね。
情報発信力から言えばやはり首都が圧倒的でしょう。
でもテーマの重要性から言えば、どちらも大いに重要です。
ともにベースにマスメディアの課題とSNSの課題があります。
隆盛を誇ってきたマスメディアが凋落しつつあることは間違いありません。
それに拍車をかけたのがフジテレビの組織問題と対応力です。
テレビ局各社共通の問題でもありますが、フジテレビ固有の問題も露呈しています。
まず、フジテレビはエンタメ中心に動いており、役員や幹部クラスがエンタメ部門出身者で占められていること。
また関西テレビにも社長クラスが「派遣」されており、東西のエンタメに大きな影響力があります。
東の元ジャニーズ、西の吉本との関係も、わかったことだけでも強烈です。
いままさにマスメディアの記者の活動とSNS(特にYouTube)発信をしているフリーランスの記者の活動が時代の流れの象徴しています。
言い方を変えれば、高収入安定志向型の記者と組織的なバックを持たない低収入独立志向型のジャーナリストです。
マスメディアの記者は多くのことから心身をかすめ取られています。
フジテレビの社内説明会を聴いても、悲惨な状況であることがわかります(高収入なれど)。
記者の地域限定という視点からいえば、フリーランスの世界的な行動とマスメディア記者の地域限定的な行動が際立っています。
典型的な例が兵庫県知事選です。
国政選挙にも影響しかねない(民主主義にも)大問題という意味では、♬ニシ~立元彦ヤマ~♬に軍配が上がります。
兵庫県知事の記者会見で際立った質問をしているのはフリーランスの記者です。
最低週1回は関西に来て即時に発信しています。まったく忖度ありません。
対して在阪の記者は、組織に制約され経験も浅く(取材には若い記者が多い)、発信力に大きな差があります。
全国の人々はフリーランス記者の発信に頼るしかないのです。
※例としては、安部政権時代に加計問題で記者会見を迫られた加計理事長は、地元岡山で緊急に記者会見を開き収拾を図りました。
出席できたの地元の記者だけということになります(全国紙の支局はあります)。
姑息な手段です。
地元紙(山陽新聞)は地元政財界や教育界と密接な関係があり記者が取材しても紙面に反映することはできにくいのです。
私はコミュニティ紙だと思っています(祖父はその新聞社勤務だったけど)。
今朝はここまでです。
お読みいただきありがとうございました。
ウクライナと中東に平和を!
見出し画像は地域の小さな図書館です。