岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

涼しくなりました。日も短くなりました。

2011-09-07 15:55:38 | 岡山
秋ですね。
日の出もゆっくり、日の入り早くなりました。

昨夜の競技場の風景です。
競技場を去る前に整列して一礼する学生さんです。

世界陸上でもスタジアムに一礼して去る日本人選手を見ました。

柔道、剣道、相撲など格闘技は、礼で始まり礼で終わるのがかたちです。
しかし、その精神は他国で発達したスポーツでも受け継がれています。

指導者や先輩の方々が築きあげてきた伝統なのでしょう。

スタジアムが、畳であり土俵なのです。

これは多神教の国、日本ならではでしょう。
神々はあらゆる場に存在します。



人も神様に昇格します。
カンコースタジアムの前に立つ人見絹枝嬢は、彼らの女神として復活しています。
隣に銅像として立つ現代の女神、有森裕子さんが彼女を称えて蘇りました。

神々の黄昏に包まれる。

木々も神々しい時間です。


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