AMDAのメールマガジンの転載です。9月12日に現地入りした派遣者からの報告です。
■□□□ AMDAメールマガジン ─ 救える命があればどこへでも
2017年9月14日■□□□
AMDA速報4 メキシコ沖地震緊急支援活動
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日本時間の8日午後2時前にメキシコ沖を震源とする地震が発生した。AMDAは
翌日、メキシコ沖地震被災者に対する緊急支援を行うことを決定。日本時間
9月12日に予定通りメキシコ入りした派遣者2名は、天理教メキシコ出張所と
現地コーディネータから被災地の状況を共有いただいた。被災地では食料・
医薬品ともに不足しているため物資と医薬品をメキシコシティで調達し、翌
13日に空路にて被災地に近いオアハカ(Oaxaca)州ウワトゥルコ(Huatulco)へ
現地コーディネータと天理教メキシコ出張所協力者2名とともに移動。
日本時間9月14日に一番被害の大きかったオアハカ州フチタン(Juchit?n)の
ラ・キンタ(La Quinta)地区とラ・セプティマ(La Septima)地区で巡回診療を
行ったAMDAチームは各拠点で19名と28名、計47名の被災者を診療。緊急を要
するような重症患者はおらず、感冒、胃腸炎などの感染症に加え血圧の心配
をされている方、肩こりなどの症状を訴える人が大半であった。中には「地
震の後から食欲がなくなった」「特に体調は悪くはないが、地震が怖いので
受診した」などのストレスと考えられる方もいた。
現地からの情報によると、途中立ち寄った、フチタンまで50~60kmのとこ
ろに位置する都市サリナ クルス(Salina Cruz)ではライフラインも問題なく、
普段通りの生活が営まれているものの、被害の大きいフチタンにいったん入
ると建物被害も大きく物資不足が深刻。電気や水道はすでに復旧したが、被
災者の道端などでの避難生活は6日目を迎えている。
明日も引き続き被害の大きかったオアハカ州フチタンでAMDAチームはメキシ
コ人医師と合流し、医療支援活動を継続する予定である。
【皆様からの募金を受け付けております】
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ご寄付指定いただいた緊急救援活動の寄付総額が、その活動の支出経費を
超えた場合には、他の緊急救援活動に充当させていただくことがあります。
ご了承をお願いいたします。
【お問い合わせ】
認定特定非営利活動法人AMDA 事務局
〒700-0013 岡山市北区伊福町3-31-1
TEL:086-252-7700 FAX:086-252-7717
E-mail: member@amda.or.jp http://www.amda.or.j
※画像は香川・豊島 海に開けた棚田脇の車道を駆け下りる。