💛ウクライナに平和を💛
あと2日間で大団円です。
『カムカム・エヴリバティ』を半年間見続けられたことには感謝しかありません。
シナリオ書かれた藤本有紀さんをはじめスタッフの皆さん。そして出演者の皆さん、ありがとうございました。
私にとっても朝ドラを全編観たのは初めてのことです。正確には毎日2回は観ました。
舞台となったのは、岡山、大阪、京都です。3つの街すべてに所縁があります。
ロケ現場に立ち会うこともありました。
本日のアニーさん激走のシーンの場所はすべてわかりました。ただ最後の神社は岡山ではないですね。
距離にすれば7kmはあるのではないでしょうか。
78歳設定のアニーには大変な激走ですが、鍛えておれば不可能ではありません。
私の知人にも78歳の方がおられますがフルマラソンを走られます。
若いけれど鍛えていないひなたが追い付けないのはありえないことではないのです。
さてさて、本題です。(ブログを長く書いているとマトメておくことが習慣になってしまっています)
このドラマは1925年に安子が生まれたから100年の物語です。
今週は2003年から2025年までとなっています。
2025年って未来ですよね。
この100年の設定では、過去・現在・未来があるということです。
未来が100年の中に入っているということは、近未来ドラマでもあるのですね。
当然、話は飛躍します。その飛躍が実は『カムカム・エヴリバティ』全編にも共通していると考えられるのです。
過去のリアリティの積み重ねの上にかすかに飛翔するという風に考えてもいいかと思います。
ですからネットでは「ありえない設定だ」という声も上がっていますが、あり得ないことを内包したドラマなのだと思います。
このドラマのテーマはなんども呪文のように繰り返されています。
・おいしゅうなれ、おいしゅうなれ、時計を見るな、小豆の声を聴け。
・日々の鍛錬を怠るな。(いつまでも学ぶことができる、いつまでも鍛錬せよ)。
この声が人々を未来まで繋いでいくのだと。
そして今現在の私たちまで命を繋いでくれた人々の思いをしっかり受け止めよと。
NHKには、ファミリーヒストリーというまさに100年物語があります。
著名人の代わりにNHKが家族の過去に連なる人々を探していきます。
実はこの番組、あまり好きではないです。それは家系の中にこんなすごい人がいたという自慢話に収れんされやすいからです。
そうではなく、一人一人がひなたの道を地道に歩いて助け合ってきたことを番組にすればよいと思いますが、それでは視聴率は稼げません。
私があまり観ない理由です。
橘家や大月家は地道に家業を営んでいる普通の家族です。周りにはスターがゴロゴロとでてきますが、あくまで脇役です。
例外は虚無蔵さんです。ハリウッド映画に抜擢されてもいまだ大部屋俳優です。
(いったい幾つになったのでしょう。仙人には歳は関係ありませんね)
最後に、岡山、大阪、京都、岡山と繋いできた物語。
大阪編が少し短くウエイトが低いのではと思われませんか、ところが後2回でがぜん大阪編が注目されることになるのです。
あー、これは私の希望的な観測です。
あと2回です。
2回しか楽しめませんので貴重です。
お読みいただきありがとうございました。
💛ウクライナに平和を💛
見出し画像は、アニーとひなたが激走した表町商店街です。