ノーベル賞受賞スピーチを聴きました。
日本政府に対する怒りが厳しい言葉で吐露されていました。
私もこの小山美砂さんの『「黒い雨」訴訟』を読んで国の被爆者に対する冷淡さを強く感じました。
この本は本当に素晴らしい。ぜひ一読を!
小山さんは、1994年大阪生まれ、2017年に毎日新聞社入社、広島支局を希望して被爆者や原発訴訟取材に取り組んできた。
2019年秋から原爆報道キャップとなる。
同年秋から当事者の証言や思いを伝える連載「区域外の被爆者を訪ねて『黒い雨』は訴える」を開始。
以降、100人近くへの取材を通じて被爆者援護の課題を発信してきた。
2022年大阪社会部在籍と著書プロフィールにあります。
その後、退職しフリーの立場で「黒い雨」訴訟の取材を続けれておられる。
※「黒い雨」岡山訴訟を支援する会総会で記念講演をする小山美砂さん。
すばらしいですね。
活動も、著作も。
著作の『「黒い雨」訴訟』は圧倒的です。新書版サイズですが、250頁びっしり、内容も濃く、『「黒い雨」訴訟』全体像を知ることができます。
支援者にとってはバイブル的な書籍になっています。
「射込まれた矢」という言葉があります。
「使命、天命を射込まれた人」ということですが、著者は被爆者援護を射込まれたのだと思います。
お読みいただきありがとうございました。
ウクライナと中東に平和を!