岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

高松城水攻め堤跡

2010-01-10 14:07:14 | 岡山
今朝は3時間ほどサイク&クライムをしました。
日本三大の一つ高松稲荷神社に、ひと山手前の馬屋の村から山越えしていきました。
(車道は今日も大渋滞なので山道が安全です)

この峠の上にはお寺跡がある。
地元の人が掃除に来られていたので話をお聞きした。
「この寺跡は、高松稲荷の奥の院だったが現在の場所に移設したんじゃ」
初めて聞いた。
一乗寺というとのこと。

今では上人様のお墓が残っているのみです。
馬屋の人々は今でもこの峠を越えて初詣に行く人が多いという。
「夜は真っ暗で懐中電灯がなくては行けん」
それはそうだ。
大晦日の深夜、かつては提灯を持って越えた峠なんだな。


峠を慎重に自転車で降る。
高松稲荷を遠くから遙拝する。
(つまり、はしょったということです)

渋滞した道を岡山へ走る。

途中、小道に入っていくと目の前に「高松城水攻め堤跡」が現れる。
実は初めて訪れた。
やはり来てみるものだ。
秀吉と毛利の布陣がよくわかる。
水攻めの全貌もよくわかった。

その後、岡山に車道脇を走っていくと、乗用車が2台事故を起こしていた。
大破はしていない。
乗っていた人が3名、車脇で座っていた。
事故直後らしくまだ救急車が来ていない。

女性が目に見える怪我をしている。
頭部から出血をしている。
傷口を探してみる。ひどくはなさそう。
名前も答えられる。

電信柱に助手席側から当たったらしい。
シートは変形しヘッドレストが赤く染まっていた。
衝突直後はかなり出血していたのだろう。

救急車が来ない。
参拝客の車が多く、道が開かないので時間がかかるのだろう。
最初に来たのは、消防車だった。
たぶん、近くにいたのだろう。
消防署では、消防隊は「赤組」、救急は「白組」と呼ばれてる。
赤組でも、ある程度対応できる。

赤組は、まずけが人の様子をみてから、車のボンネットを開けバッテリーの接続を
遮断した。
車両火災を防ぐためだろう。

その後10分くらいで、やっと救急車が来た。
もちろんてきぱきと救急作業を進めていく。

後はおまかせして現場を去った。
(女性は腰も強打していたようすで自分では立ち上がれなかった)

救急車はもう一台必要だが遅れていた。
現場を離れて10数分後に抜け道で出会った。

神社のお参りに行く途中の事故とは、本当にお気の毒なことだ。
怪我が軽いことを祈る。

※帰宅後、手を十分洗った。他者の血液を触った場合の決まりごとだ。

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