私たちの関心はもっぱら南海トラフだった。
しかし、最近では経験のない揺れの震源地は、鳥取だった。
在災害の心を忘れないようにしなくては。
日本海側の人々との連携協定は進んでいない。
急ぎ進める必要がある。
以下,転載です。
■□□□ AMDAメールマガジン ─ 救える命があればどこへでも
2016年10月24日■□□□
AMDA速報2 鳥取地震被災者緊急支援活動
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10月24日、橋本看護師と大西調整員はAMDA本部を出発し、岡山駅にて山河
看護師と合流した。一行は北に向けて出発し、11時30分頃鳥取県倉吉市に
到着した。
倉吉市に設置されていた鳥取県中部地域対策本部に行き、そこで倉吉市の
保健所長と面会した。倉吉市内の避難所は計18か所、そのうち看護師が常
駐しているのは1か所のみと伺った。また、物資は足りており、病院機関
は本日よりすべて通常通り再開されるとのこと。
チームは鳥取県庁でご挨拶をした後、湯梨浜町と北栄町の災害対策本部へ
行った。それぞれの町の避難所の状況を聞き取りした。
再び倉吉市に戻り、40人以上の避難者がいる避難所6~8か所を回り、保健
師や看護師の所在の有無や、現場のニーズを調査することにした。まずは
最も避難者数の多い上灘小学校へ入り、避難所内の状況を見た。昼間は70
名ほどの避難者がいたが、夜間は120名ほどになるとのこと。マットや段
ボールベッドなどが配布されていた。
その後、明倫小学校避難所へ入った。そこで市役所の方から、胸が痛いと
訴えている高齢者2名を診てほしいと要請を受けた。
AMDA看護師が血圧測定したところ、数値が非常に高いことが判明した。
話を伺うと、薬を2,3日飲めていないようだったので、きちんと飲むよう
に促した。余震が続いており不安で眠れず、また避難所には仕切りもなく
床に寝ており、緊張状態が続いているようだった。
その方からは、「診てもらって本当に良かった」と感謝のお言葉をいただ
いた。
AMDAチームは明日、倉吉市の保健所長に報告に上がる予定。さらに、引き
続き倉吉市内の避難所での調査を行う。
■AMDAからの派遣者プロフィール
山河 城春(やまかわ しろはる)42歳/看護師/AMDA
ERネットワーク登録メンバー
橋本 千明(はしもと ちあき)36歳/看護師/AMDA本部職員
大西 彰(おおにし あきら)48歳/調整員/AMDA本部職員
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