金子教授といえば、日曜日の朝8時『サンデーモーニング』によく出演されている。
辛口先生だ。
今の主流経済学(竹中平蔵氏とか)から見れば、異端の人ではないだろうか。
先生、社会福祉にも詳しい。
岩清水は「天の邪鬼」だから、この人の発言は注目している。
もちろん、中央官庁からはお呼びがかからない先生でしょうね。
思い出したのは、YSさんという大阪大学の社会福祉の先生。
ある時、厚労省関係の講演会におよびがかかった。
珍しいことだと承諾して準備をしていたら,ドタキャンにあってしまった。
理由を厚労省の担当者に問いただしたが、謝るのみで理由を言わなかった。
実は、YS先生の夫君は国会議員。それも野党の福祉関係の急先鋒。
YS先生は業務上、旧姓を名乗っていた。
それを知らぬ若手の厚労省担当者は、講師に呼んでしまった。
たぶん、それを知った上司にコテンコテンに絞られたのだろう。
YS先生は政権が変わらないかぎり、大学の階段を上には上がれないでしょうね。
おっと、横道にそれた。金子先生だった。
金子先生は、この『閉塞経済』を2008年7月に出されている。
わずか、3か月前だが、今の事態はこの本を読めば理解できる。
いや、私の理解はとても及ばないが、事実の進行をみれば、
先生の説明がとても説得力があると感じる。
一般読者向けに書かれた「よくわかる金融資本主義」の本ではあるが、
私など、よほど精読しないと理解できない。
しかし、なんとか理解しなければ、今世界で何が起こっているのか、
「わかんない」状態のままだ。
これほど情けないことはない。
情報の波に飲み込まれながら、何もわからない。
これだけは避けねばならぬ。
家族が問いかける。
「世界で270兆円の資産が消えてしまったというけど、その金どこにいったの?」
この説明をしながら、自らの理解の浅さに唖然としたのであった。
※写真は、岡山市の西部にある関西高校から市内中心部を写した。
関西高校を「カンサイ」高校と呼んだら、職場の全員に「カンゼイ」と
つっこまれた。
忘れていたわけではないけれどね。
辛口先生だ。
今の主流経済学(竹中平蔵氏とか)から見れば、異端の人ではないだろうか。
先生、社会福祉にも詳しい。
岩清水は「天の邪鬼」だから、この人の発言は注目している。
もちろん、中央官庁からはお呼びがかからない先生でしょうね。
思い出したのは、YSさんという大阪大学の社会福祉の先生。
ある時、厚労省関係の講演会におよびがかかった。
珍しいことだと承諾して準備をしていたら,ドタキャンにあってしまった。
理由を厚労省の担当者に問いただしたが、謝るのみで理由を言わなかった。
実は、YS先生の夫君は国会議員。それも野党の福祉関係の急先鋒。
YS先生は業務上、旧姓を名乗っていた。
それを知らぬ若手の厚労省担当者は、講師に呼んでしまった。
たぶん、それを知った上司にコテンコテンに絞られたのだろう。
YS先生は政権が変わらないかぎり、大学の階段を上には上がれないでしょうね。
おっと、横道にそれた。金子先生だった。
金子先生は、この『閉塞経済』を2008年7月に出されている。
わずか、3か月前だが、今の事態はこの本を読めば理解できる。
いや、私の理解はとても及ばないが、事実の進行をみれば、
先生の説明がとても説得力があると感じる。
一般読者向けに書かれた「よくわかる金融資本主義」の本ではあるが、
私など、よほど精読しないと理解できない。
しかし、なんとか理解しなければ、今世界で何が起こっているのか、
「わかんない」状態のままだ。
これほど情けないことはない。
情報の波に飲み込まれながら、何もわからない。
これだけは避けねばならぬ。
家族が問いかける。
「世界で270兆円の資産が消えてしまったというけど、その金どこにいったの?」
この説明をしながら、自らの理解の浅さに唖然としたのであった。
※写真は、岡山市の西部にある関西高校から市内中心部を写した。
関西高校を「カンサイ」高校と呼んだら、職場の全員に「カンゼイ」と
つっこまれた。
忘れていたわけではないけれどね。
他方、大前研一さんは、お呼びがかかっても政府の委員会にはでていない。そのため、発言は自由にできるといっていた。
(委員を決める会合に出るほどえらくならずにやめているのでわかりませんが、・・)会議で誰か一人がNOといえばそれまでだ。どうしても消去法になりますね。
金子先生は、結構外を歩いておられる。「経済学」というよりは「政治経済学」という感じの学問手法と思われますが・・
『世界金融危機』を読みました。
(拙ブログ。10月29日付第1769号)