大江健三郎さんの作品を読んでいます。
初期の作品『芽むしり 仔撃ち』(1958年)を読みました。
しかし感想に関してはもう一度読んでからにということで。
とりあえず一言、「すごい」です。
今日は本の巻末の紹介です。お得意の裏口入学です。
講談社のミリオンブックス(新書版)です。
昭和35年発行です(初版)。西暦でいうと1960年。
今から60年以上前の発行です。
定価は180円!まだ高度成長期前ですから安価です。
では、どのような方の本がミリオンブックスから刊行されていたのでしょう。
懐かしい名前が並んでいます。
ご健在の方がおられるかな?
この中では、曽野綾子さんだけでしょうか。
若い時から人気があったのでしょうね。
注目は、右ページの下段中央の金素雲さんです。
歌手の沢知恵さんの祖父です。『アジアの四等船室』、読んでみたいですね。
こちらでご健在な方と言えば、右ページの下段の加藤秀俊さんですね。
「マス・コミュニケイション』、社会学の古典ですね。ずーと第一線を走られています。
こうしてみれば大江健三郎さんを失ったことの大きさが理解できます。
じっくり読み直していきたいと思います。
お読みいただきありがとうございました。
ウクライナに平和を!