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山中伸弥教授がニューヨークタイムズの記事を読み解きます。
転載します。
日本では感染者が再増加し、第2波と呼ぶべき状況になりつつあります。
一方、他の国を見ると第2波の到来を抑え込んでいところもあります。
日本との違いを検討することにより、今後の対策のヒントが得られるかもしれません。
まずは第1波を抑え込み、その後の社会経済の再開に成功しているニュージーランドを取り上げます。
一方で、すぐ横のオーストラリアは最近になり第2波に襲われています(冒頭)
2つの国の大きな違いは、社会経済活動制限の程度です。
ニュージーランドでは90%近い制限が2カ月近く継続され、その後、制限が一気に解除されました。
一方、オーストラリアではピーク時でも50%弱の活動制限にとどまりました。
東京は緊急事態宣言中は60%程度の活動自粛でした。
もう一つの重要な対策は検査による感染者の同定と隔離です。
この図を見ると、ニュージーランドとオーストラリアは、日本よりもかなり多い検査を行っていることがわかります。
転載終わります。
この図をみると日本のPCR検査の少なさが際立っています。
なぜ、検査が多くできないのか。世界でも不思議がられています。
もしかすると、どんどんガラパゴス状態になってしまっているのかもしれません。
先進国というのは昔の話というのは理解していますが…
お読みいただきありがとうございました。