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岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

アムネスティ・インターナショナルの記事を読む。日本は再開国しなくては。

2010-12-22 02:33:29 | 世界のなかま



アムネスティは、人権擁護団体としてとても有名。
今まで、ホームページを見ることはなかった。

上記ホームページは日本支部ですが、とてもよくできています。
感心しました。

このHPを見ようと思ったのは、朝日新聞「グローブ」の記事からです。
「グローブ」は、月2回、本紙差し込みの8p特集号です。
すでに53号になりますが、保存して読みたくなります。
本日、HPがあることがわかり、バックナンバーも読むことができることがわかりました。

「グローブ」の記事には、国際的な情報が多く掲載されています。
今夜読んでいたのは、アムネスティ・インターナショナル事務局長サシル・シェティさんの記事です。

サシル・シェティさんの「日本人の印象」についての感想は、よく理解できます。

日本の若者は他者とのネットワークづくりへの関心が強いように思う(ツイッターやフェイスブック)。
日本政府についても、国連を重視していると。

「それなのに、今年40周年を迎えたアムネスティ日本支部は、90年代の半ば以降、会員数が減少し続けている。
アジア太平洋地域のいくつかの支部の成長は著しい。韓国、ネパール、オーストラリアの三つの支部は10年ほど前、
日本と同じような規模だった。今や、韓国の会員数は日本の倍近くの13000人に増えた。ネパールですら、日本より
活動が活発だ」

※日本人は自信を失い、内向きになっていることは確かだ。

「アムネスティが取り上げる『人権』の概念も広がった。人権には政治的な権利だけでなく、経済権、社会権、市民権など
様々な権利がある。どれかが他より優先するわけではない。すべてを一緒に擁護しなければならない」
「アムネスティは2001年に経済権、社会権の擁護も活動の対象とし、05年には『フル・スペクトラム(あらゆる人権)』を
対象とした。活動の幅が広がったは、いろいろな地域に支部が増え、開発途上国の存在感が増したためである」

このような現状と、日本との間に落差がありすぎる。
日本人や日本政府は、その潜在能力を発揮してほしいとサシル・シェティさんは話す。

本当にそうだと思う。

「ガラパゴス化」は、携帯の話だけではない。
「再開国」をしなくてはならないぞ。

※写真は総合グランドの夕日





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