岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

Kenko KF-3ycを使ってみる。

2007-11-05 18:57:59 | 日本の仲間
このようなマニュアル機を使うのは本当に久しぶりだ。
押すだけのカメラがどんなに簡単か、よくわかる。
車のマニュアルクラッチと比べてもカメラの方が大変だと思う。
中でも結構負担になるのが、フィルム入れと、巻き戻しだ。
フィルム入れがうまくいかないと、巻き戻し時にひどいことになる。
巻き上げが重くなり、何かの拍子に軽くなって終わったと思い
裏蓋を開けると、巻き戻しの途中だったりする。

そうそう、昔そんなことをよくやった。
もしひとつ、フィルム感度もよく間違えたものだ。
これも間違いやすい。
このようにとても不便だけど、これも味と思えるのが
うれしい。
ボディはかってのように、フルメタルではないが、
今のカメラになじんでいる身としては違和感はない。
シャッター音はとても大きい。
手ぶれしそうなくらい大きい。

しかし、写真を撮っているという気持ちにさせてくれる
シャッター音だ。
もとかく2万円ちょっとで、カールツァイスのレンズが
再び使えるのだ。
これほどうれしいことはない。
今のカメラレンズと比較にならないほど重たいレンズだが
まことに頼りがいのあるレンズだ。

写真の仕上がりをじっくりと待つ時間も味わうことができる。

そろそろ、レコードプレイヤーも買いたくなった。
置いたままになっているレコード。
どんな音が出るのだろう。

これも楽しみだ。

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