1000本の文章。

２００４年１１月４日。岩清水日記を書き始めた。
丁度、３年前である。

「ケリーが敗北した日に始めることになりました」。
私の第１回のブログの文章だ。

ブッシュ再選の日だった。
米国がゴアを選んでいたら、ケリーを選んでいたら
世界の政治は変わっていただろう。
特に中近東情勢は変わったに違いない。

ブログを書いて３年。１０００本に積み重ねて、やっとこさ
ブロガーといってもよいかなと自分でも思っている。
３年１０００本は、ひとつの目標だった。
年月と数が必要だろうと思った。
内容に関しては、自信などないが、いい加減に書いてきたつもりは
ない。

さて、これからもブログは続けていくつもりだ。
気負わず、日頃気になったことを書いていこうと思う。
世の中、一寸先は闇である。
今日の小沢氏の辞任表明を聞いて、一層その思いは強い。
３年間で印象的な事件はといえば、
やはりＪＲ福知山線事故だ。
事故と同時に書き始めて、府立図書館で資料を集めた。
ＪＲ西日本が、会社の都合を優先していることが
よく理解できた。
今日、信楽に行って、信楽鉄道事故の現場を通った。
鉄道の安全を強く願っているのは、被害者側だった。
被害者が事実を追う力を強く感じた。

政治では、「小泉大勝と安倍大敗」。
セットで語られるべき、今まで見たこともない選挙の凄さを
見た。
政治は変わる。政権も替わる。
ということが現実になってきた。
安定から不安定へ変わったのだ。
そして、不安定を楽しむことが処世術となった。
不安定が楽しめるとしたら、根底のところで安定していると
いえる。

食足りて、不安定を楽しむ。
今日、小沢「不安定化」の日に、これからは
「不安定」を楽しんでいこうと書く。

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