岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

「思考の結晶たち」を覗き見る。

2010-05-10 20:45:10 | 


覗き見たい本たちを並べてみました。

左から:
1.『ダーヴィンと進化思想ー人間論からのアプローチ』  入江重吉 著(1947年生れ) 昭和堂
2.『風景の裂け目 沖縄、占領の今』             田仲康博 著(1954年生れ) せりか書房
3.『社会の思考―リスクと監視と個人化』          三上剛史 著(1952年生れ) 学文社    
4.『越境する精神と学際的思考』                熊本大学文学部 編       熊本出版文化会館
5.『ルカーチ入門ーマルクス・ルネッサンス』         石塚省二 著(1951年生れ) いなほ書房

アトランダムに手に取った書籍の一覧です。
もちろん、すべての本を読む力はありません。
理解出来る部分のみ読んでいくことになります。

一応、読むつもりの章を書いてみます。

1.では、第4章 善悪と進化 
  ・社会性本能と共感 ・道徳性の進化

2.では、読みやすい本なのですべて読みたいが、現実的には以下の章
  第1章 占領の文化、文化の占領
  第7章 まなざしの政治学 ・空間と身体の管理 ・日常という虚構

3.では、第3章 リスクと連帯 第5章 監視社会
※2と密接な関係があると思われる。

4.では、 異郷化する世界 ―映画『ホテル・ルワンダ』から考えるー
※映画も観なければなりません。

5.では、序章 ルカーチの生涯と思想 
※19世紀末から20世紀初頭の東欧・ブタペストの「知的高揚」

注目されるのは、著者の生年。
長期に渡る思考が、ここに結晶となる。

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