岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

「大不正」と「大不公平」

2005-07-09 11:27:31 | 日本の仲間
「大不正」は兵庫労働局。
裏金5億8千万円!処分者214人。

この2つの数字には驚かされる。
桁が違うぞ。ということはこの公務員の感覚がマヒしてのだ。
「日本病」の典型である。

処分者214人。兵庫労働局って何人働いているの。
214人でも多いと思うけれど、全員が処分されることも
ないから、この数倍の職員がいるのだろうね。
そしてどのくらいの金額を扱っているのだろうか。

裏金が5年で5億8千万円ということは、1年1億2千万円程度。
事務費、施工費などから誤魔化していたのだろうから、
仮に2%誤魔化していたとしたら60億円!の経費である。
とんでもない無駄使いが行なわれていたと思われる。

これは兵庫労働局だけの問題とはとても思えない。。

「大不公平」

これは国民健康保険料の話。
一人あたりの国民健康保険料の地域格差を知って驚いた。
もっとも高い市町村は羅臼町(北海道)11万5162円。
もっとも安い市町村は十島村(鹿児島)2万1260円。
(02年度厚生労働省調査 毎日新聞より)

高い市町村ベストテンに北海道が6町村入っている
また、低い町村ベストテンでは、鹿児島と沖縄で8町村である。

これは何か制度設計に偏りがあると思わなくては
説明がつかない。
それとも、羅臼村の人は十島村の人より5倍以上病弱という
のだろうか。

北海道の方々、健康保険の明細を調べてみてください。
他の地方の人はそんなに払っていませんよ。

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