最近、飲食店でのオーダーにスマホやタブレット使用を勧められます。
選択肢の一つということ(口頭でも可能)ですが、この傾向はこれからますます強くなると考えられます。
私はお店に入ってまでも機械に従わなくてはならないことは嫌ですので、口頭で注文します。
ますます少数派になってしまうのでしょう。
保険証と同じです。
視覚障害者にとっては新たなハードルです。
ガラケーからスマホに替わっていった時はツルツルした画面での操作に困惑されていました。音声を利用してなんとか慣れてこられています。
ご自身のスマホに慣れることで習熟されていくことができるのだと思います。
ところがお店で注文する場合は店が使用する機種によって取り扱い方が違います。使い慣れるということができないのです。
結局のところ、同伴者かお店の人を頼るしかないのです。
バリアフリーにはならないのです。
もちろん、多くの高齢者にとってもいままでなかったバリアができるということです。
ネットでお店のオーダーシステムについて検索しました。
驚くほど多くのメーカーが参入しています。
メーカーへの売りは、表向きはオーダーミスを失くすことができる、人件費を節約できるなどですが、
他にもPOSレジと同じような機能があります。例えばこちら
お客にITを使わせることでIT推進事業に資することにもなります。
売上管理、顧客管理、材料の発注管理など、経営者にはいいことばかりに見えます。
そうです。セルフレジと同じです。お客が店に変わって「人手」になるのです。
ならば顧客(お客)にもメリットがあってよさそうですが微々たるものです。
私たちは「人のいいお手伝いさん」です。
これでは大切なお店の人との会話がなくなってしまいます。
オーダーシステムは驚くほど多くのメーカーが参入していますから「仕組み」はさまざまです。
これでは顧客は困惑してしまいます。
価格が安くなるわけでもありません。
国や企業はこんな会話のない世界を作るつもりなのですか。
納得できませんね。
小池氏はオンライン記者会見をしたそうです。
本来、オンラインにする必要のないものまでオンラインにしています。
彼女の未来が見えましたね。
お読みいただきありがとうございました。
ガザに平和を!
ウクライナに平和を!