岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

幹部ら5人起訴に道筋、兵庫県警 尼崎JR脱線  神戸新聞

2008-09-05 22:05:02 | JR西福知山線脱線転覆事故&安全
神戸新聞WEB版
 尼崎JR脱線事故を捜査してきた兵庫県警は、山崎正夫社長ら幹部、元幹部五人に起訴の可能性を残す厳しい意見をつける方針だ。大規模被害を招いた過去の鉄道事故をみると、刑事責任が問われたのは、運転士をはじめとする事故現場にいた社員らが多く、専門家は兵庫県警の捜査を「過去の事故と比べ、幹部に対し踏み込んだ判断をした」とみている。

まず、尼崎JR脱線事故ではない。
「JR西福知山線脱線転覆事故」である。
社名の間違い。尼崎ではない、福知山線。そして脱線ではない。
脱線転覆である。
このようなことが3年の月日で起こる。
だからこそ、捜査に3年もかけてはならない。
なにゆえに3年もかかるのか。
まったく納得できない。

それゆえ、遺族への説明という行為も評価できない。

なぜこんなに時間がかかるのか。
明確な説明を求めたい。

※このブログでは、JR西福知山線脱線転覆事故の経緯について、
事故当日から継続して記事にしています。
カテゴリー「JR西福知山線脱線転覆事故」です。

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2 コメント

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忘れない精神 (bonn1979)
2008-09-07 13:45:25
前から岩清水日記にとっては重要なテーマとは気がついていたのですが
今日の記事をきっかけに
2005年4月からの記事を拝見しました。
ご自分の体験を重ね合わせての
迫真の描写。

この事故を
日本社会の持つ「事故の体質」の一例として経営幹部の責任を追っていかれるスタンスに敬服した次第です。
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忘れていました。 (岩清水)
2008-09-08 20:48:18
コメントありがとうございます。
事故の記事をよんでいただきありがとうございます。
コメントを読ましていただきまで、私自身の事故体験を書いていたことを忘れていました。
すなわち、記事を書く動機を忘れていました。
私がいつまでも、事故のことを書き続けるのは、自分自身の体験があったからだと改めて思いました。ありがとうございました。
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